ワイヤー式壁面緑化工法

アルティマ壁面緑化システム (PAT.P)

様々な張りパターン(ストライプ、チェッククロス、ダイヤクロス)と納まり(Lアングル、ボルト支柱等)、さらにターンバックルを使用したロングスパン張りにも対応!
緑化用ワイヤー【スパイラルワイヤー】と景観美に優れた【アルミ製緑化レール】を採用した

ワイヤー式壁面緑化システム!



④ オプションを自由に組み合わせ

一歩先行く高付加価値。緑化と共に建物全体の価値を高めます

緑化レールシステムには緑化の納まり以外にも設置ニーズに合わせ、オプションを自由に組合せることで多彩に用途が拡大します。
汎用性に優れ、多様な機能を自由に組み合わせる緑化を設置することで建物の付加価値を高めます。

また従来は個別対応していた施工をシステムとして組み込むことで、工程管理を一元化でき施工をスムーズにします。


■ 自動点滴潅水装置

自動点滴式潅水装置を用いた緑化レールシステムのイメージ

- 緑化システムと潅水装置が一体化。植栽育成と共に周辺気温上昇を抑制 -

 

潅水型緑化レール内には専用の点滴式潅水装置の組込が可能です。

緑化レール内に給水チューブを通し、上段緑化レールに接続するワイヤー端部バネ内に組込んだ給水ドリッパーから水を点滴式に垂らし落し、上段緑化レールよりスパイラルワイヤーを伝い落ちながら降下式に潅水を行います。

上段緑化レールより降下式に潅水することで、スパイラルワイヤーの

ら旋に沿って水が伝い落ち、やがて遠心力により水が拡散し、

植物の葉の表面にも水が行き渡ります。

潅水された水は地上またはプランターへと落ちて行きます。

従来の潅水方法はプランター内または地上面に設置し、植物の根の部分だけが主流でしたが、上部からの潅水を組合せることで土壌の潅水と共に植物の葉全体に水が行き渡り、健やかな植物の成長を手助けします。

また水と接する植物の表面積が大きくなることから,葉から出る水分の

蒸散作用と潅水からの水の蒸発による気化熱により周辺気温を抑え

温暖化防止に貢献します。

給水チューブは地上高さ10m程度(緑化レール3段程度)まで取付可能です。また横方向は10m程度の範囲で取付可能です。

水の供給源は水道タンクまたは雨水タンクに対応します。


■ 自動点滴式潅水図

水は潅水コントローラーから給水チューブへと伝わり、上段緑化レールへと送られます。
上部ワイヤー端部各バネ内に給水ドリッパーが内蔵され、ドリッパーでは適度な水圧(0.1~0.5㎏)により一定量の水を給水します。


上部ワイヤーバネ内から給水される水は、スパイラルワイヤーのら旋に沿って伝い落ちていきます。
さらに水は遠心力により少しづつ拡散し、植物の葉や全体へと散水されます。

 植物全体に水が散水されることで、「植物の健やかな成長」と「日射しによる熱枯れ」を防ぎます。
また植物の葉から出る水分の蒸散作用と水の蒸発による気化熱により周辺気温を抑える効果が期待できます。


■ 収まり詳細図