ワイヤー調整止め金具

ULG (ULTIMA LINE GRIP) PAT.P,PAT

ここからアルティマの歴史は始まった・・・独自開発のワンタッチワイヤー調整止め金具

 

アルティマが独自に開発した(PAT.P、PAT)ワイヤーなどの線材用調整止め金具です。

重いものに対応するだけではなく、「衝撃」や「揺れ」など現実の使用条件をより大きな安全率の中で吸収し、

安心してご使用いただけるよう設計されています。

 

Uグリップはワイヤーの着脱、位置調整が簡便なため、産業機械部品や工事用部品として様々な分野で利用されています。

特に、ロックが強い、強度が高い、組み込みやすい形状など、他に見ない使い勝手の良さで評価をいただいています。



製品特徴

 


ワイヤーの「長さ調整」や「位置固定」に用いるグリップは、機構上、面固定か点固定かに大別されます。

面固定はシュー型グリップと呼称される構造で、当社の独自開発によるもので当社製品の機構に使用しています。

 

一方、点固定は既製のベアリングを組み込んだベアリング型グリップで、すでに複数の会社で製品化がされています。
双方の固定法には各々に長所短所(下図参照)があり、ワイヤーグリップ市場は用途や特長に合わせて面固定か点固定かの使い分けがされてきました。

当社製品に使用されているワイヤーグリップは設立以来、業界要求に合わせ、そのニーズに適したグリップを提案してきました。

各々のグリップの把持力と耐衝撃性は高い評価を得て、産業機器におけるワイヤーの検査具、建築設備業界、家具転倒防止金具など幅広い分野で採用され続けています。

アルティマ製グリップ:シュー型

 

シュー型 (面接点)は、ワイヤーを面で挟む事で荷重を分散させ、

ワイヤーへの負担を軽減出来ます。ワイヤー本来の強度を維持出来ます。

シュー型グリップは、アルティマ独自の技術です。

他社製グリップ:ベアリング型

 

ベアリング型 (点接点)は、力が1点に集中する為に制動力が弱く、

ワイヤーが損傷しやすい


 

当社 (シュー型)

他社 (ベアリング型)

安全

強度が高く、安全率を高く取れるため工業品で活用されている 

強度を要求されないディスプレイやインテリアに活用されることが多い 

強度

面接触のためグリップ力が強く、特に振動に強い

※SUS304φ1.5mm(7*7)ワイヤー試験値による

 JIS規格ワイヤー破断荷重170kgの90~100%

点接触のためグリップ力は低い。衝撃や振動にも弱い

※SUS304φ1.5mm(7*7)ワイヤー試験値による

 JIS規格ワイヤー破断荷重170kgの50~70%

解除

グリップ力が強いため、手(指)での解除がしずらい

※グリップ力が解除がしずらいという欠点を解消した

ハイブリット機構(pat.p)のご用意もありますのでご相談下さい

グリップ力が低いため、手(指)での解除は容易

ワイヤーへの

負担

面固定による分散荷重のため負担が少ない

素線切れやささくれなどの破損・圧痕が少ない

点固定による集中荷重のため負担がかかる

素線切れやささくれなどの破損・圧痕は避けられず、

ワイヤーのメンテナンスが必要

生産

既製品では無いオリジナル設計のため、他社は容易製造出来ない
(同等品を製造しにくい) 

既製品のベアリングを使用しているため容易に製造出来る

ワイヤー線径 Φ0.3~φ0.81、φ1.2、φ1.5、φ2.5
許容荷重

 

600g 以内~150kg 以内

※ワイヤーの線径により、許容荷重値は異なります ※許容荷重値は、最大静荷重値の約1/3の安全率でみています

 

主な用途例 照明の吊り下げ、設備の固定、店舗演出、検査冶具など
主な納入先 銀行、ホテル、空港、駅、病院、大学、各電設資材企業、各照明設備企業  その他多数

主な納入実績

 

 

使用現場
IBM新潟オフィス
全日空川崎ビル
ツムラ本社ビル
全日空情報システムセンター 
NTT関東各局
JTB各店 
新日鉄本社ビル
産経新聞浦安工場
ホンダ栃木工場
日本電気本社ビル
長崎電気ビル
日東東雲ビル
近畿三菱
日新火災海上名古屋
チノン諏訪工場
三菱重工横浜ビル
NTT三鷹データセンター
学習院女子部
岡山国際ホテル
虎ノ門農林会館パストラル
ホテル新潟
岡山ロイヤルホテル
三井アーバンホテル

 

使用現場
東京ガス南千住
富士養鱒場
群馬トヨタ
日産ニスモ各店
大阪東部下水道事務所
新交通ゆりかもめ各駅 
ロシア領事館 
航空宇宙研究所
東海TV
北陸銀行各店
長銀名古屋支店他
横浜銀行横浜駅前店他 
静岡銀行新宿他
常陽銀行研究学園
都市店他
茨城労働金庫取手店他
京葉銀行船橋駅前店他
横浜平安閣浦安ベイヒルトンホテル
石川グランドホテル
和歌山マリーナシティ
神戸ハーバーランド
下関港国際ターミナル

 

使用現場
豊橋住金幸店他 
東和銀行鴻巣店他 
新潟労働金庫本店他
浜松郵便局
大分労働金庫三重店他
別府信用金庫中央店他
新井信用金庫北支店他
伊勢崎信用金庫新田店他 
石川中央病院
東京衛生病院
国立がんセンター東病院
都立小平高校
札幌光星高校
女子美術大学
多摩美術大学
武蔵野美術大学
横浜市立中学各学校
センチュリータワービル
関西国際空港ターミナル
羽田空港イルミネーション
八ヶ岳高原音楽堂
NHK衛星放送スタジオ

 

他多数



グリップ強度

 

最大静荷重値と許容苛重 ※最大静荷重値は東京都産業技術研究所 及び当社社内テストによる

ワイヤー径 最大静荷重値 許容荷重
φ0.36 29N~39N (3㎏~4㎏) 6N (600g以内)
φ0.54 128N~137N (13㎏~14㎏) 30N (3㎏以内)
φ0.81 285N~314N (29㎏~32㎏) 60N (6㎏以内)
φ1.2 1090N~1180N (111kg~120kg) 390N (40kg以内)
φ1.5 1670N~1880N (170kg~192kg) 540N (55kg以内)
φ2.5 4380N~4830N (447kg~493kg) 1470N (150kg以内)

※ 最大静荷重値とは、静止状態でグリップにステンレスワイヤー(7×7)を使用し、ワイヤーが破断するまで引っ張ったときの最大値(破断した時の値)です。
※ 許容荷重は最大静荷重値の約1/3の安全率でみていますが、使用条件によって安全率の考慮が必要です。
※ 最大静荷重値は使用するワイヤーの種類で異なります。ご不明な点は当社までお問合せください。


グリップの基本操作

 


グリップの取付図

 





※上記の使用例以外にも、アイナット類、六角穴付止めネジ(イモネジ)、Tナット類等の一般市販品が利用出来ます。

また、グリップは許容荷重で使用出来ますが、固定方法の強度が低い場合は、その強度に規定されますのでご注意ください。


Uグリップ応用商材の紹介

 

Uグリップは、コンパクトな機構部と高い強度という特長から安全性を求められる様々な分野に応用されています。

アイテムリストのグリップ以外にも、アルティマの技術はピクチャーハンガーや防鳥ワイヤー、緑化システム等広く利用され、多くの実績がございます。

ご注意

 

  • グリップはロック力が強いため、荷重を加えたあとのロック解除に力が要る場合がありますが、強く解除させても再度のロック機能に支障はありません。
  • グリップは機構が中に入っているために、通常のボルト類よりトルク値は小さくなります。無理な締め込みはしないでください。
  • ワイヤーの切り口がほどけているとグリップに入り難くなります。ワイヤーはきれいにカットして捻るようにいれるとスムーズに入ります。
  • グリップから出た余分なワイヤーは、40~50mm残してカットしてください。また余分なワイヤーが無理に押し曲げられるとロック機能に影響がでる場合がありますのでご注意ください。
  • 安全のために傷んだり曲がったりしたワイヤーは使用しないでください。
  • 本製品に塗料や油などを塗らないでください。