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President's Diary 社長日記

No.361 二つの建築展!

 

 

九月に入り大型台風が日本列島を縦断し多くの被害を残しました。

特に西日本の被害にあった方々にお悔やみ申し上げます。

 

学生のころより“建築やインテリア・家具”に興味があり建築や家具の展示会には良く行きます。

最初の就職先も輸入家具会社でした。

家具の製造から営業まで短期間でずいぶん大勢の方々にお世話になり“モノづくり”の楽しさを青春時代に味わせていただき、それが私の“モノづくり”の原点です。

そして今日の私が居ります。

家具を通してその器の建築にもより興味を覚えました。

終了まじかの建築展を二か所、やっと拝見しに行ってきました。

 

今月17日まで六本木の「森美術館」で開催されている、“建築の日本展”は、森美術館15周年記念展として“その遺伝子のもたらすもの”の副題の通り、古代から豊かな伝統を礎とした日本の現代建築が他に類を見ない独創的な発想と表現を内包することにより今日の日本の建築が世界から注目されているとしています。

 

展示会では9の特質で編成され、古代から現代までその底流に脈々と潜む遺伝子を考察され貴重な建築資料や模型など400点を超える多彩な展示内容で、大変見応えがありました。

私が実際に観に行った北海道“星野リゾート トマム”の安藤忠雄作「水の教会」と比較展示された「厳島神社」の展示や1796年作の世界的にも珍しい複雑な二重螺旋構造でできた仏堂建築、福島「会津さざえ堂」の模型なども展示されていました。

実物には中に入り螺旋階段を経験し大変不思議な構造の建物でした。

 

中でも日本が世界に誇る建築家「丹下健三」が1953年に成城に竣工した木造の自邸の三分の一スケールの模型は迫力があり、小田原の宮大工が再現し当時の暮らしの様子が想像できる立派な模型展示でした。

また近代の名作家具(剣持勇・長大作)に実際に座れる丹下健三研究室1955~1958作の「香川県庁舎」のラウンジ空間も再現されていました。

それ等に加え安土桃山時代の茶室 伝「千利休の待庵」も原寸再現され、わずか二畳の「わび」空間を自由に体感できるものでした。

興味がありすぎる展示内容で、すっかりくたびれ果てました。

 

又9日まで国立近現代建築資料館で平成30年度収蔵品展として「建築からまちへ1945-1970 戦後の都市へのまなざし」展にも駆けつけてきました。

資料館が収蔵している「坂倉準三・吉阪隆正+U研究室・大高正人」など有名建築家の建築資料群から「まち」や「都市」に関する資料の展示内容でした。

特に坂倉準三建築事務所の1964年頃の「新宿西口広場および地下駐車場」の透視図や設計図には、のちに独立し「アーキブレーン事務所」を主宰された方々のサインが図面上にかすかに見て取れ懐かしく思いました。

アーキブレーン事務所や大高正人事務所は、私が家具会社の営業先として短時間担当をしていたことも有り、40年前の自分を少しだけ顧みる懐かしい時間となりました。

その頃が懐かしいと思うようになったのは、やはり齢を取ってきたせいですかね。

 

 

No.360 「ウルル」目指しての旅。

 

 

お盆も終わり暑いさなかの連休皆様はどのように過ごされましたか。

私は少し長く休みを取って、オーストラリアに行ってきました。

 

オーストラリアには、15年ほど前に家族旅行で行ってきましたが、「ケアンズ」や「キュランダ」「グレートバリアリーフ」でしたが、今回の旅の目的は、ずばり「ウルル」に登頂する事です。

 

「ウルル」は、“エアーズロック”とも呼ばれ、2019年10月26日以降は登頂が禁止されることが決定しています。

登頂は原住民の“アボリジニ”にとって聖地の為に推奨はされていません。

又安全の為天候などの事情で閉鎖される場合があり、開山率はおよそ30%と言われています。

それでも出きる事ならば、何とか山頂の途中まででも登頂したいと思っていました。

 

まず「シドニー」に入り3泊、市内をぶらぶら散策したり「ブルーマウンテンズ国立公園」で最大斜度52度のトロッコ列車を経験したり眼下に滝と樹海を眺めるスリル満点のゴンドラに乗り伝説の残る奇岩の「スリーシスターズ」眺めたりしました。

翌日は、「ハンターバレー」のワイナリーツアーで3か所のワイナリーへ、オーストラリアはニュージーランドと並び有名なワイナリーがたくさんあります。

 

シドニーから国内線で3時間、エアーズロックに着きここで4泊。

「ウルル」から約20キロ「カタジュタ」から約55キロの広大な宿泊施設の「エアーズロックリゾート」での宿泊です。

施設内は巡回のシャトルバスが走り、4つのホテルやレストラン・バーやショッピングセンターもあり「ウルル」や「カタジュタ」へ行く拠点です。

 

現地ではガイドさんから「ウルル」について、登頂は推奨しませんし天候により登頂できない事が多いですとの説明がありました。

予備日を見て「ウルル」登頂に2日見ていたのですが天気予報では2日とも芳しくありません。

バスで周辺のベース・ウオークの間「ウルル」を3往復した際の最終目に登山口が開いていました。

しかし夕刻の時間まで1時間しかありません、登頂希望者は、往復1時間でバスの時間までに戻らねばなりません。

とても山頂までは行けません。

意を決してこの旅最大の目的「ウルル」登頂へ。

しかし“きつい”、頑張りましたが傾斜角度は最大45度と言われており、途中から鎖を頼りに登りましたが息が続かず20分ぐらいで休憩に入りました。

「ウルル」から見渡す景観ははるか遠方の地平線まで限りなく見えました。

戻りの時間もあり約三分の一あたりで私の「ウルル」登頂は終了いたしました。

少しでも登れて良かった!

「ウルル」の朝焼けの姿や夕刻の真っ赤な姿を目に焼き付けたプライスレスの良い想い出が出来ました。

又夜間の今までに経験したことがない今にも降ってきそうな南半球の星空は、言葉で言い尽くせない素晴らしいものでした。

 

最終日は、バスで約3時間およそ305キロ先の「キングスキャニオン」へ、中央オーストラリア有数の大峡谷です。

峡谷内の「リムウォーク」のトレッキングに3時間はかかりましたが、スケールの大きさを実感でき自然が造り出す神秘な光景にも出会えました。

最大の旅の目的を終え最終都市「メルボルン」へ、ここで3泊です。

同行の女性陣は、ワイン好きの為「ヤラバレー」ワインツアーです。

4か所のワイナリーのテイスティングでお酒に弱い私はふらふら!

 

最終の訪問地は、バスにて「グレートオーシャンロード」へ。

オーストラリア大陸が海へ落ち込む奇景が見られる場所です。

有名な「12人の使徒」を始めとした奇岩の景観が望めました。

 

家族での旅は国内海外を問わず、“想い出の塊”作りです。

これからも体力が続く限りあちらこちら行きたいと思っております。

 

 

No.359 真夏のアートの旅。

 

 

台風による西日本に災害があったこの夏、各地で連日猛暑が続いてます。

東京も連日36度以上の猛暑で私も夜間はクーラーをつけっぱなしにして夜中に枕元のペットボトルで水分補給してなんとか睡眠時間を確保していますが、それでも少し寝不足気味です。

この暑いさなかですが、以前より計画していた「直島」をメインに“アートの旅に”行って来ました。

 

東京から岡山空港経由でまず倉敷へ、

久しぶりの倉敷では三度目の“倉敷アイビースクエア”に宿泊して「大原美術館」と美観地区の倉敷川沿いのエリアを散策し、懐かしの“カフェ・エル・グレコ”のレモンスカッシュで一息、夜間は幻想的な「天領のあかり」を楽しみ「高田屋」では美味しい“焼き鳥”を満喫しました。

 

倉敷から宇野港~宮之浦港経由で期待の初「直島」に入りました。

直島では、「自然と・建築・アートの共生」をコンセプトに安藤忠雄設計で1992年に開館した「ベネッセハウスミュージアム」に行き、瀬戸内の自然の中でアートと思い切り触れ合ってきました。

直島内の本村エリアでは「家プロジェクト」として点在する古い家屋(はいしゃ・碁会所・角屋・南寺・石橋)などを改修し、人が昔住んでいたころの時間と記憶を織り込みながら、空間そのものを作品化していました。

特に外国からの旅行者の多さには驚きました。

特に「石橋」では“千住博”さんの“空の庭”が公開されていました。

宮浦港では、人気の「草間彌生作“赤かぼちゃ”」で記念写真を撮り、一路小豆島の土庄港へ。「小豆島」では、オリーブ園内にある“イサム・ノグチ”の遊具彫刻を見てきました。

 

最後に、土庄港から高松港へ渡り世界の名画を陶板画で再現した「大塚国際美術館」へ行きました。

今まで訪問したことのある、世界中の美術館に収蔵されている“おなじみの名画”たちが一堂に会し、しかも忠実に陶板で再現され美術好きにはたまらない美術館でした。

しかも直に手で触れることやツーショット写真が撮れるなど、現地の美術館ではなかなか味わえない事が、この美術館では普通にでき楽しい時間でした。

しかしやはり本物との“何か”が違い又本場で本物に会いに行きたい衝動に駆られました。

短時間に色々な美術とふれあい大変楽しい「アートの旅」でした。

 

 

No.358 下町夏の催し!

 

 

ここ数日まさに真夏の天気が続いています。

西日本を襲った豪雨災害では「災害弱者」とされる60歳以上の方々の豪雨犠牲者が7割を超えたそうです。

特に土砂崩れや川の氾濫に巻き込まれたり水路に転落したりして亡くなった人が大半だったようです。ご冥福をお祈りいたします。

行方不明の方々を猛暑の中、捜索続ける自衛隊の方々や消防隊員の方々には本当にご苦労様と伝えたいですね。

 

所変わり私の地元浅草界隈では、慣例の夏の風物詩「入谷鬼子母神」の「朝顔市」が6~8日、「浅草寺」境内の「四万六千日・ほおずき市」が9~10日執り行われました。

“朝顔市”には、早朝6時ごろ朝顔が咲いているころを狙い鬼子母神に“お札”(今年は造花の朝顔が赤色のお札)を頂き、珍しく朝顔を買ってきました。

鬼子母神さんには年に一度朝顔市にしかお参りに行かないので念入りに手を合わせてきました。

 

又“ほおずき市”は浅草寺境内で行われ7月10日に参拝すると、4万6千日お参りしたのと同じご利益があるとされ、古くからこの日に参拝する為に、全国から多数の観光客が訪れています。

境内にはほおずきを売る店がおおよそ百件並び、風鈴の涼しげな音色や浴衣姿の観光客達で下町の市らしい華やぎを見せていました。

毎年“お札”を頂くのですが、私の場合毎朝お参りをしているうえのお札ですので四万六千日分のご利益が貯まりに貯まり、現在も健康で好きな事をさせて頂いているのでしょうね。

これからも家族の健康を願い可能であれば少しでも社会のお役にたてる事をさせて頂きたいと念じております。

 

 

No.357 上高地へ!

 

梅雨時の合間に昨年同様「上高地」へ散策に行ってきました。

上高地へは一昨年念願かなって“上高地帝国ホテル”宿泊が初訪問でした。

嫁さんと娘が上高地の散策と宿泊ホテルをすっかり気に入ったので昨年は6月と11月の二度にわたっての訪問でした。

上高地に行くには、東京駅のバスターミナルから22時40分発の“さわやか信州号”の高速乗り合いバスで行きます。

このバスは3列シートでフルリクライニング付の為比較的楽に過ごせます。

上高地は、マイカー規制の為明け方の5時の釜トンネル・中の湯ゲートの開門を待って許可された車両のみ乗り入できます。

 

上高地が気に入った一つにスイスの“グリンデルヴァルト”に景観が似ていることも有ります。

以前訪問したスイスでは、天候に恵まれず思うようにトレッキングが出来ずに大変残念な思いもしましたが、上高地は山々に囲まれ川沿いに散策コースがあるなどまさにスイスのこの地にそっくりです。

後で知りましたが、上高地とグリンデルヴァトは姉妹都市だそうです。

そのような思いもあるので、わざわざ物価高のスイスまで行かなくても上高地で十分です。

穂高連峰もアルプスに負けていませんよ?

これもスイスに行ったからの感想ですので何事も経験することは大事には違いがありませんね。

 

上高地は、神降地とも呼ばれまさに自然の宝庫です。

観光客に人気なのが、河童橋や大正池です。

散策路が整備され気楽に大自然を満喫できるので外国の方々も最近は大勢見かけます。

毎回我が家は、バスが明け方ホテル前に到着する5時20分頃からまだ人がまばらな河童橋から梓川右岸道をぶらぶら歩き明神池に行き一休みしてから明神橋を渡り徳沢まで行き井上靖の小説「氷壁」の舞台になった「徳澤園」でソフトクリームを食べたり軽く持参のおにぎりなどをほおばってから梓川左岸道を通り上高地ビジネスセンター経由で昼飯に間に合うようにホテルに帰る往復14キロがおなじみのコースです。

東京の帝国ホテルから4月下旬のオープンから11月初旬のクローズまで上高地に来ているホテルの方々とも顔見知りになっているので食事もアレルギーのあるものは避けてもらっています。

 

次回は9月下旬に宿泊を予定しているので、お土産のウイスキー持参でとなります。人との出会いも旅の楽しみの一つですね。