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President's Diary 社長日記

No.379 梅雨時のプチ旅行2件。

 

 

東京地方は、まだ梅雨が明けずに何かとうっとうしい日々が続いていますが皆様はいかがお過ごしですか。

 

私は今月に入って軽井沢と上高地にプチ旅行に行ってきました。

 

我が家が昔から家族旅行で良く行く所は、日光・箱根・清里・軽井沢・那須・裏磐梯等で各場所にお気に入りの宿泊所があります。

 

ここ最近はこれに上高地が加わりました。

 

那須でお気に入りだった「二期倶楽部」が残念ながらなくなり、それに代わったのが上高地の「上高地帝国ホテル」です。

 

食事もおいしく居心地が良いうえに気軽にウォーキングも楽しめ我が家向きのホテルです。

 

その上ロビーのギャラリーは弊社の“額吊ハンガー”が使用されているのもお気に入りの理由です。

 

まだ本格的なトレッキングまではしていませんがそのうちトライする予定です。

 

上高地は、以前トレッキングに行ったスイスの「グリンデルワルト」に環境が本当にそっくりです。

 

スイス滞在中は天候に恵まれずあまりトレッキングは出来ず大変残念な思いをしましたが、上高地でバンカイのウォーキングが出来、それ以来上高地がお気に入りに加わりました。

 

ホテル内のティーラウンジがなぜか“グリンデルワルト”のネーミングなので尋ねたところ上高地と姉妹都市になっていることが判明しナルホドねとなりました。

 

毎度の上高地行きは、東京駅バスターミナルを午後10時半発の上高地行きの夜行リムジンバスで行きます。

 

3列シートでフルフラット近くまで椅子が倒れて快適に過ごせます。

 

途中休憩で明け方5時の開門を待ちホテル前まで直行で行けます。

 

毎回ホテルに荷物を預けて明け方5時半過ぎから梓川沿いの散策路で河童橋から明神池・徳沢までのんびりと誰もいない静かな上高地を楽しむのですが、生憎到着日は低気圧の影響で一日中雨に降られました。

 

以前も同じようなことがあったのであまり気にせずに雨の中、人気がいない静かな上高地を満喫いたしました。

 

横風で少しあおられましたが、雨の上高地も良いものです。

 

ディナーは、毎回これまた楽しみにしているお気に入りの“チーズフォンデュ”でお腹いっぱいになり部屋に帰るなり“ばたんぎゅ~”で一日が終了いたしました。

 

 

 

翌日は打って変わって好天気でしたので、のんびりと岳沢湿原を散策して帰途につきましたが、なんと帰りのリムジンバスは我が家族以外に乗客なしの貸切バス状態でそのうえ道もすいており楽しい上高地プチ旅行を過ごさせてもらいました。

 

また今回の軽井沢プチ旅行では、初めて「万平ホテル」に宿泊いたしました。

 

毎回昼時に駐車場とビーフカレーしかお世話に成れなかったのですが今回は宿泊できました。

 

“クラッシックホテル”の設備は少し古さを感じさせますが、やはり佇まいが私には合っているようでのんびり過ごせます。

 

軽井沢で初めて「石の教会 内村鑑三記念堂」を見学いたしました。

 

ケンドリック・ケロッグという建築家の設計のオーガニック建築で自然環境との調和を目指したデザインの教会でした。

 

また初めて“星野リゾート”で昼食をしたのですが中国からの賑やかな観光客達であふれかえりどっと疲れました。

 

最近特に各地の観光スポットが海外からの観光客でにぎわっているようですが、良いことばかりではないようで今後どうなるのかいろいろ心配です。

 

 

 

No.378 ささやかな幸福・・・。

 

 

私の地元「浅草」では、一年で一番街全体が活気に満ち盛り上がる「三社祭」も無事終了しました。

 

我が家でもすでに数年前からあえて新規にお声をかけることもなく、“来る者は拒まず”の精神で「三社祭」を迎えております。

 

それでもありがたいことに今年も約40人近くの来客がありました。

 

来年は、わが町会は「一之宮」の宮神輿です、楽しみです。

 

 

ところであるエッセイで、哲学者の「三木清」の思想からだと思われる“ささやかな幸福があれば良い”という言葉が目につきました。

 

大きな幸福でなく“小さいながらも確実な幸福を感じて生きていたい”という考え方だそうで“大きな幸福”=成功は量的なもの、それに比べ“小さな幸福”は質的でそれぞれの人が感じる自分だけの固有な幸福だという事のようです。

 

やはり何か哲学的ですね。

 

私も齢を重ねて来て最近ふと振り返ると、今がとても幸せだなと思う時があります。

 

起業してから34年、多くの方々に支えられ何とか今日まで自分の考え方(オリジナルにこだわり人の役に立つモノづくり)をつらぬいて来られた上に後継者も出来、世の中のお役にたてる事も一つぐらいは置いて来られたとの自負もあります。

 

おかげさまで健康にも恵まれ家庭も円満に過ごせ家族仲も良く、趣味の世界でいろんな方々にも会えて楽しい時間も過ごせ、カミさんのお供で国内海外を問わず旅にも行け、カミさんとの共通の趣味でもある美術館巡りやトレッキングも出来て私なりに大いに幸せを感じて暮らしております。

 

これも人との“縁”を大事にして“感謝の心”を忘れず“私らしく”日々を重ねてきた【ご褒美】だと思っております。

 

私は、齢を重ねて来て漫画家の弘兼憲史さんのメッセージにもあるように“人生はあっという間です、いい加減人との競争はもう卒業して楽しみましょうよ”との境地にやっと達しました。

 

特に私と同年配のシニアの方には、弘兼さんの言うように“人はそれぞれです他人と競わず、比較せず又羨ましがらず、自分の身の丈に合った人生”を送ってみたらいかがでしょうか。

 

そうすれば気持ちがぐっと楽になり、きっと楽しいシニアライフが送れますよ。

 

 

No.377 ル・コルビュジエ展で残念な事。

 

 

元号が変わり節目となる五月です。

 

すっかり季節も心地良く感じるようになりました。

 

花粉の季節も無事過ぎて体調も程よく快適に過ごさせてもらっております。

 

 

2016年にユネスコ世界文化遺産に登録され、今年開館60周年を迎えた「国立西洋美術館」で二月より開催され今月19日まで開催されている「ル・コルビュジエ 絵画から建築へーピュリスムの時代 」展にようやく行くことが出来ました。

 

「国立西洋美術館」で開館60周年を記念して開催されているこの展示会は、20世紀建築の巨匠“ル・コルビュジェ”を中心にスポットを当て彼の原点を観ることが出来る内容です。

 

巨匠がスイスで生まれ芸術の中心地パリで「ピュリスム(純粋主義)」という芸術運動を推進した時代に焦点を当て、絵画、建築、都市計画、出版、インテリア・デザインなど多方面にわたった約10年間の活動を知る内容の展示会でした。

 

特に以前フランスに行った際にどうしてもこの目で確認したかった為、わざわざ遠方まで汽車に乗り訪ねた、巨匠ル・コルビュジエが1928~1931年に設計した、「サヴォワ邸」の建築図面とその記録映像は大変興味深く鑑賞いたしました。

 

また当時の記憶が甦り後日「サヴォワ邸」で撮った写真を見直して懐かしく思いました。

 

ただ展示会で残念なことも有りました。

 

コルビュジエとインテリアにおいてパートナーでもあった、“シャルロット・ぺリアン”が余り紹介されていない事でした。

 

彼女は、おそらく世界最初のインテリア・デザイナーでありモダニズムのパイオニアだと思います。

 

有名な家具のシエーズロング、バスキュラントやソファなどは、彼女が協力して製作されましたが、あまり彼女の名前は多くの方には知られていません。

 

自らの名前を出すことに無頓着だったようです。

 

昭和15年に当時の商工省の招きで来日し一年余りの滞在中にモダンデザインを各地で教え、ミニマルな昔の日本の「暮らし」を絶賛し日本のモダニストにも多くの影響を与えたマダム・ペリアン。

 

知る人ぞ知るその存在を展示会ではあまり語られていませんでした。

 

96歳で亡くなるまでパリで現役で活躍していたそうです。流石!

 

ペリアンが寝椅子のシエーズロングに横たえる姿の写真が目に焼き付いています。

 

ちなみに我が家にも同寝椅子がありますが・・・。

 

 

No.376 筑波山登山と山麓ウォーク。

 

 

すっかり春めいてきて地元浅草寺境内も桜からつつじに選手交代の感があります。

 

そんな中陽気に誘われて、浅草より「つくばエクスプレス(TX)」で一路「筑波山」を目指すことにしました。

 

TXの終点「つくば駅」まで約40分!駅から直行筑波山シャトルバスで約50分で登山口「つつじヶ丘」のバス停に着きます。

 

ここから登山道の「おたつ石コース」で“女体山頂”を目指します。

 

当然登りのみの約2キロ100分のコースです。

 

以前にもこのコースで登山しましたが岩場続きで大変体力を消耗する健脚向きの登山道です。

 

途中全部で7つある「奇岩・怪石群」を通り「女体山頂」にある「御本殿」へ、御朱印を頂き丁度“カタクリの花”が見ごろな群生地を通つて男体山にある「筑波山頂駅」へ。

 

私の経験では、筑波山登山はのぼりは登山、帰りはケーブルカーが適しています。

 

山頂駅から宮脇駅へは、約8分!高低差は495メートルです。

 

駅近くの「筑波山神社」で参拝後、御朱印を頂いてお楽しみの日本の道100選にもなっている「つくば道」へ。

 

石段の残るつくば道にある「旧・筑波山郵便局」を見ながら営業時間を気にしつつ目的の蕎麦屋さん「ゐ田」へ。

 

ここは名物のご主人がいて“運が悪い”と彼が精魂込めて打つた無骨ともいえる太いソバについての“うんちく”を聞かされます。

 

“まず一口はつゆを付けずに、そして50回は噛んでください”とか・・。

 

その通り試すと、そばの香りと甘みが確かに広がります。

 

ゆっくり時間をかけて、そばの醍醐味と器の妙を楽しみたいお店です。

 

天ぷらそば2500円也でした。

 

又道を少し外れたところにあり江戸時代から続く「稲葉酒造」は、筑波山の湧き水で仕込む筑波山神社の御神酒「男女川」の醸造元です。

 

ここでは3種のお試しセットを頂きました。

 

帰りは「シャトルバス」がつくば駅まで最終時間にぎりぎりでしたので、時間に余裕がある「つくバス」で行きました。

 

駅の“スターバックス”でコーヒーを買って飲みながらTXで浅草まで帰りました。

 

プチ登山と山麓ウオークでの食巡りと“てんこ盛り”の一日でした。

 

 

 

No.375 美術館あれこれ。

 

 

「ソメイヨシノ」のお花見も終了し、今は「吉野のヤマザクラ」が街道沿いに咲き、目を楽しませてくれています。

 

 

先月末から今月上旬まで三か所の美術館巡りをいたしました。

一件目は、埼玉県立近代美術館で開催された、「インポッシブル・アーキテクチャー~もうひとつの建築史」展です。

建築史において技術的に可能であったにもかかわらず社会的な条件や制約によって実施できなかった建築、実現よりも既存の制度に対して批判精神を打ち出す点に主眼を置いた提案建築(アンビルト・未完の建築)展でした。

展示会は主に20世紀以降の国内外の建築家・美術家約40人の図面、模型、関連資料があり実現していたら建築史の中でのエポックになっただろうと思わせる作品(個人的には、白井晟一さんの原爆堂)もあり大変興味ある展示会でした。

ちなみにこの美術館は1982年竣工の「故・黒川紀章」さんの作です。

 

 

二件目は、東京ステーションギャラリーで開催されていた、「アルヴァ・アアルト~もうひとつの自然」展です。

アアルトは、個人邸から公共建築まで設計したフィンランドを代表する建築家です。

建築にあわせて家具、壁面タイル、ドアノブをデザインするなど細部へのこだわりも徹底していた点は、私が好きなデンマークの建築家「アルネ・ヤコブセン」に通じるものがありました。

この展示会は、ドイツをはじめ五か国で開催されている国際巡回展で日本においては20年ぶりとなる個展で模型、家具、照明など約300点が展示されていました。

個人的にはやはり、おなじみアームチエアパイミオが良かったです。

 

 

最後は、東京都美術館で開催され大変話題を集めた「奇想の系譜~江戸絵画ミラクルワールド」展です。

この展示会は、副題にもある「江戸のアヴァンギャルド 一挙集結!」とあるように、かつては江戸時代絵画史の傍流とされてきた画家たちが、その現代に通じる革新性によって熱狂的ともいえる近年の「若冲や江戸絵画ブーム」として大変人気を集めています。

その中の画家6名(岩佐又兵衛・狩野山雪・伊藤若冲・曽我蕭白・長沢芦雪・歌川国芳)に白隠慧鶴と鈴木基一を加えた計8名の作品を厳選しその豊かな想像力や奇想天外な発想に満ちた江戸絵画の新たな魅了を存分に味わえる内容の展示会でした。

残念なことに途中作品の展示代えがありお目当ての作品に巡り合えず少しへこみました。