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 President's Diary 社長日記

 

No.444 日光・鬼怒川・裏磐梯へのプチ旅行!

 

二月に入って予想外の天気模様で、春先の気温になったかと思うとまた真冬の気温に戻ったりして体調管理も大変です。

 

それに加えスギ花粉も伴い日々の生活にも何かと支障をきたしております。

 

そんな中混雑の地元浅草を離れ、この時期我が家では慣例行事となっている奥日光へのクロスカントリースキーをしに戦場ヶ原周辺に出向きましたが、今年は雪が少なくXCスキーを断念して定宿の「中禅寺金谷ホテル」で温泉と美味しい食事でのんびり過ごしました。

 

翌日は、以前に宿泊してすっかりお気に入りになった「鬼怒川金谷ホテル」で美味しい和食と温泉を堪能しプチ贅沢をいたしました。

 

また前回鬼怒川で訪問できなかった「東武ワールドスクウェア」に初めて行って来ました。

 

こちらでは、世界の有名な建築物や遺跡などを25分の1の縮尺で22ヶ国102点が精巧に再現されており短時間で世界一周の旅を楽しめました。

 

特に新婚旅行で訪問したエジプトゾーンでは、懐かしい想い出がよみがえってきました。

 

また以前「明治村」でフランク・ロイド・ライト設計の「帝国ホテル二代目本館」は見学しましたが、図面でしか見たことが無かったホテルの全景を精巧な姿で見ることができとても感激しました。

 

また日を改めて向かった裏磐梯では、家族お気に入りの高原のリゾートホテル「裏磐梯高原ホテル」に宿泊いたしました。

 

ホテルの部屋や源泉の露天風呂からは、日本100名山の一つで会津富士とも呼ばれている「磐梯山」が眺められます。

 

ホテル館内には彫刻家・造形作家として活躍された「多田美波」氏のガラス照明や有名アーティストのアート作品が随所にありゆっくり鑑賞出来ます。

 

またプライベートラウンジとして自然やアートなど約1600冊のライブラリーもあり、コーヒー片手にゆったり贅沢なリゾート時間を過ごせました。

 

こちらでの食事は、絶対に地元の食材を生かした和食に限ります。

 

温泉よし食事よしアートよしの三拍子がそろった素敵なホテルです。

 

途中初めて寄った「大内宿」の山本屋では胡桃蕎麦を頂きました。

 

会津産の天然くるみをすり鉢で擦ってペースト状にして蕎麦に付けて食します。

 

地元では祝い事に振舞われる御馳走メニューだそうでとても美味しかったです。

 

今回は、そのほかに会津「鶴ヶ城」を見学したり、茶室「麟閣」でお抹茶を頂いたりもして「裏磐梯のんびり旅行」を愉しんできました。

 

また新緑の頃の裏磐梯も好さそうです。

 

健康一番をあらためて感じたプチ旅行の日々でした。感謝!

 

 

 

 

 

 

No.443 年明けからの日々。

 

皆様は、どのようなお正月を迎えられましたか。

 

正月でもあり地元浅草では、観音様周辺の名のある店舗は相変わらず観光客でどの店も長蛇の列をなしており、特に雷門での記念写真撮りは、大変な混雑です。

 

また最近は、着物に着替えて人力車に乗り浅草周辺を回る外国の観光客が頻繁に目に付くようになりました。

 

昨年の11月から開催されている、「世田谷美術館」の「倉俣史朗のデザイン 記憶のなかの小宇宙」にやっと行くことが出来ました。

 

案内のパンフレットにもありましたが、没後30年を過ぎて開催されたこの展覧会は、家具やインテリアの仕事に加え創作の源泉を垣間見せるかのようなイメージスケッチや夢日記も紹介され、一風変わった家具や特色のあるインテリアデザインの背景を理解できました。

 

1965年の独立後に同時代の美術家達とも交流し独自の作品を発表しつつ1980年代にはイタリアのデザイン運動「メンフィス」に参加しその名は、一躍世界中に浸透していきました。

 

作品は、各国の美術館に収蔵され今なお高い評価を受けています。

 

残念ながら1991年に57歳という早過ぎる若さで亡くなりました。

 

展覧会では、代表作の造花の薔薇を透明アクリル樹脂に封じ込めた椅子「ミス・ブランチ」・板ガラスを組み合わせただけの「硝子の椅子」やエキスパンドメタルの椅子「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」などの実物を見たり座ったり(特に後者は)できました。

 

個人的には、40年ほど前に商品説明に伺った際にお会いして頂いた名刺は、貴重な「記念の名刺」となっています。

 

今月から開館20周年記念展として「パナソニック汐留美術館」で開催されている「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」にも行くことが出来ました。

 

会場のパンフレットにもある様に、今回は特に「帝国ホテル二代目本館100周年」ともなり帝国ホテルを基軸に、多様な文化と交流し常に先駆的な活動を展開したライトの姿を明らかにした展示内容となっていました。

 

フランク・ロイド・ライトと言えば、「落水荘」や以前訪問した事のある「グンゲンハイム美術館」で知られるアメリカ近代建築の巨匠ですが、日本でも現在明治村に一部移築保存されている「帝国ホテル二代目本館」や「自由学園」(両建築も行きました)を手掛け、それに初めて知ったのですが、熱烈な浮世絵の愛好家の顔も持つ、日本とも縁のある建築家だったそうです。

 

勉強になりました。

 

今年も色々な展覧会にお邪魔できそうで今から楽しみです。

 

 

 

 

 

 

No.442 師走あれこれ。

 

一年は早いもので今月もあとわずかとなりました。

 

地元浅草は、相変わらず観光客で賑わっております。

 

個人的に好きな夜間の観音様境内でもライトアップが人気のようで以前より観光客の姿が多いような気がいたします。

 

地元の賑わいは嫌ではありませんが、少し離れてのんびり出来る温泉を目指して静岡の「梅ヶ島温泉」に行って来ました。

 

宿泊した「梅薫楼」は、梅ヶ島温泉で一番の伝統と規模を誇る老舗で約150年の歴史を有している宿です。

 

梅ヶ島温泉は、古くは武田信玄の御用達、江戸時代は鬼平犯科帳の舞台など伝説の秘湯だそうです。

 

特に天然硫黄泉の「穴風呂」と山菜料理や「鱒甘露煮や猪鍋」が自慢の宿で何となく古びた雰囲気で気に入りました。

 

ぶらりと近所を散策しましたが、落差100m垂直に切り立った岩の上から落ちる水しぶきが壮観だった「安倍の大滝」や木立の中を細長く三段になって流れ落ちる「三段の滝」が特に印象に残りました。

 

帰りにNHKの大河ドラマで話題になっている家康ゆかりの「駿府城公園」にある「紅葉山庭園」の立礼席でお抹茶を頂き充実した時間を過ごせました。

 

今月で73歳になるので横浜の「ホテルニューグランド」で誕生日を祝ってもらいました。

 

「ホテルニューグランド」は、日本クラッシックホテルの会のメンバーで今回の宿泊で三巡目になります。

 

重厚な雰囲気は相変わらずで、特にクリスマスシーズンとあってクラッシックなクリスマスツリーが素敵でしたし、いちごフェアでの豪華な「いちごパフェ」も美味しかったです。

 

この一年健康の大切さを改めて感じることが多々ありました。

 

健康であれば登山にも旅にも行かれますし温泉に浸かったり美味しいものも食べることもできます。

 

来年も健康管理怠りなく感謝の気持ちを持ち日々楽しく家族と過ごせるように心掛けてゆきたいと思います。

 

年末飲食の機会が多いと思われますが、皆様にとって健康でより良い年を迎えられますように!

 

来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

No.441 久しぶりの「清里」と昨年もの「宮古島」。

 

相変わらず地元浅草は、海外からの観光客で溢れかえっています。

 

昔から良く行く飲食店も予約なしでは入れなくなりました。

 

特に休日以外の平日でも、浅草寺周辺の混みようは驚くばかりです。

 

 

浅草を逃れて、ようやく家族全員で6年ぶりに清里のペンション「ゲストハウス・バーネットヒル」に行って来ました。

 

バーネットヒルは、我が家では38年前からお世話になっているペンションです。

 

久しぶりにオーナーのIさんご夫妻に会い楽しい時間を過ごさせてもらいました。

 

いつまでもお元気でいてほしいです。

 

清里では、「尾白川渓谷」や日本酒の「七賢」・お馴染みの「清泉寮」それに懐かしの「八ヶ岳高原ヒュッテとロッジ」などに行き新鮮な空気と食事を楽しんでとてもリフレッシュ出来ました。

 

そのリフレッシュついでに昨年初めてお邪魔した「宮古島」にも家族全員で行くことが出来ました。

 

昨年は、宮古島の帰りに沖縄本島にも寄ったのですが、中心地の車の渋滞と人込みで今回はパスしました。

 

昨年気に入ったプール付きのビラと偶然昨年と同じ車となったレンタカーを借りてのんびりの「宮古島」を堪能いたしました。

 

各自滞在中はフリータイムとしましたが、昨年「宮古島」から渡った「伊良部島」以外の二つの島、「池間島」と「来間島」には行きたかったので私からリクエストしました。

 

両島へは現在は伊良部島同様に各々長い橋が架かり車で渡れます。

 

滞在中夕食は地元の「ドンキー」で食材等を買いビラにてバーベキューをしてわいわいと飲んだり食べたりして楽しみました。

 

家族は各々がスキューバーやプールで愉しんでおりましたが、私は、ビラ近くの「ワイワイビーチ」でライフジャケットを付けて海水に浸かって漂っておりました。

 

観光は、「雪塩ミュージアム」でソフトクリームに各種の雪塩でトッピングをして味の違いを楽しんだり昼食は「ガーリックシュリンプ」を食べたりし、天然記念物の「島尻マングローブ林」では散策コースで十分にマングローブの生態を見学出来お勉強になりました。

 

昨年行きそこなった、ビラの直ぐそばに在る「うえのドイツ文化村」へも行きました。

 

島民が明治時代にドイツの難破船を救助したゆかりの地に建つテーマパークですが、現在は観光客もまばらで施設内の建物は荒れ果てていて残念ながらまるで廃墟のようでした。

 

家族全員で行く旅行は、本当に楽しみですがそれも各自が健康でいての事でと改めて思うプチ旅行でした。

 

何より健康が一番!

 

 

 

 

 

 

No.440 「男体山」登山と「人間国宝」の友。

 

十月に入り毎朝の観音様境内の木々もすっかり秋模様となり、我が家お馴染みの「日光・上高地」からも紅葉の便りが届いています。

 

秋の紅葉の季節に登山をしようと思いながら果たせずにいましたが、今年は毎年四季折々にお邪魔している「日光」の戦場ヶ原や小田代ヶ原から見上げている「男体山」に初めて登山することにしました。

 

昨年から少しずつ始めている登山です。

 

ジムで鍛えている体力が登山ではあまり通じないことを実感していますが、日本百名山の「日光男体山(2484m)」にはいつかチャレンジしたいと思っていました。

 

今回もかみさんとふたりでの登山計画です。

 

「日光二荒山神社」の男体山頂奥宮へ入山料を払いお守りを受け取って、登拝口からいよいよ登山開始です。

 

いきなりの階段を経て登山口一合目から本格的な登山が始まります。

 

いつも戦場ヶ原から望む「男体山」は、まさに登りのお山です。

 

中禅寺湖が海抜1269mですので登りは、およそ1200mです。

 

登山開始からひたすら山道を登ります、もともと修行のお山ですから厳しい山道が山頂迄ずっと続きます。

 

四合目あたりで徐々に右足の腿あたりが攣り始めました。

 

以前登山した尾瀬の「燧ケ岳」でも同じようになりましたが今回はどうにもならず、残念ながら登山を途中断念することにしました。

 

相談の結果、かみさん一人で山頂まで行くことに。

 

山頂付近では大変風が強く足も弱ってきて彼女にとっては、かなり厳しい登山となりその結果、通常往復6~7時間の登山が約9時間近くかかりましたが、それでも夕方5時過ぎに無事に戻ってこれホッといたしました。

 

かみさんのガッツには毎度脱帽するばかりです。

 

 

 

とても嬉しい知らせがありました。

 

中高の同級生の小川君(中村歌六)が「人間国宝」に認定され、そのお祝いを同期の店「築地宮川本店」で同級生が集まり祝宴を開くことになりました。

 

歌舞伎役者の家に生まれた彼は、中高で我々が放課後にクラブ活動をしていた時でもお迎えが来てお稽古に通っていました。

 

屋号は播磨屋、現在「五代目中村歌六」で歌舞伎脇役としての人間国宝の認定です。

 

彼はスーパースターでなく「脇を固める役者」ですが見る人が見れば彼の「脇の締め」あっての歌舞伎なのですね。

 

後継者にも恵まれ、長男は彼が中高の頃に名乗っていた「米吉」です。

 

この年になり友人が各方面におりますが、「人間国宝」の友達はさすがにいません、コツコツの積み重ねの大切さが身に沁みました。