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President's Diary 社長日記
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8月に入ってからもコロナウイルスの第7波による感染者数は、各地で過去最高となっています。
増加のペースは緩やかになってきてはいますが、お盆連休を控え特に若者たちの感染者数の増加が心配です。
かかりつけの医者からは4回目のワクチン接種は少し様子を見たらと言われていましたが、出かけることが色々あるので先日接種を済ませました。
丁度家族全員のスケジュールが合ったので、東京の混雑を避けて連休前に「尾瀬」へハイキング行くことにしました。
子供たちが5歳と3歳の時に行ってから全員で行くこともなく34年ぶりの「尾瀬」への家族ハイキングです。
この間長男は結婚しましたので全5名での尾瀬ハイクです。
それぞれの仕事の合間でのスケジュール調整は思いのほか難しくやっと行くことができました。
地元浅草から「尾瀬夜行23・45」に乗り早朝の尾瀬を楽しむことができる一泊二日のプランです。
明け方の会津高原尾瀬口駅からバスに乗り「尾瀬御池」へ、そこからいよいよ一日目の尾瀬ハイクが始まります。
一般の尾瀬のイメージは「尾瀬ヶ原」の湿原のイメージが強いのですが、湿原までの林道の随所にある岩場のアップダウンは、かなりの体力を要求いたします。
初日の目玉「三条ノ滝」は、尾瀬の只見川の本流を一気に落とし込む高さ100m、幅30mの尾瀬最大の大幕布です。見ごたえ有です。
一日目の宿は、見晴にある「尾瀬小屋」です。一日目はおよそ12キロの距離歩数は、2・1万歩でしたが平地より岩場の上り下りがキツかったのでフクラハギが張りっぱなしになりました。
それでも日頃のジム通いの成果も多少はあるとは思いますが・・・
二日目は尾瀬沼経由で沼山までの約12キロです。
「尾瀬沼」に続く「大江湿原」は、まさに尾瀬のイメージそのものの景観でまっすぐに伸びる木道に癒されます。
尾瀬小屋滞在中にハイカーが捻挫をしたらしくレスキューヘリで搬送されるのを目の当たりいたしました。
ヘリのホバリングの音の大きさに驚きました。
ハイクでのケガは命取りです。
沼山からバスで道の駅「尾瀬桧枝岐」に行き付帯施設の温泉で日帰り湯につかり身体をほぐし、再度バスに揺られ会津高原尾瀬駅から浅草に戻ってきました。
当たり前ですが32年の歳月は、長男との体力差を思いしらされる結果となりましたが、体力の現状維持の目標が出来てよかったです。
それにしても我が家の女性陣のガッツには改めて驚かされました!
梅雨明け宣言が出たにもかかわらず、最近の天気は台風の接近の為か天候が不安定な日々が続いております。
台風の接近で気圧が下がるせいか私も身体に今一つ「切れ」がないように感じます。
古希を迎えてから今まで以上に体調管理を怠りなく日々過ごしており23年間極力週二回のスポーツジム通いを続けています。
ジムでは、月一度「体組成測定」をしておりデーターではありますが毎月の身体の変化を自分なりにチエックしています。
私は、例年夏場に体重がおよそ1.5キロほど減り秋口にまた体重が戻る体質です。
今年も例年通り体重がおよそ1.5キロほで減りました。
体重以外では筋肉量や骨量はあまり変化がありませんでしたが、体脂肪率は今まで10%前後で推移していましたが6月に8.6%になり7月には7%に下がりました、それに伴い腹部脂肪と内臓脂肪レベルも減りBMI値も適正値を割り込みました。
私は決して健康オタクではないのですが、どうも最近の身体に「切れ」がないと感じるのも体組成測定結果の数値が示しているように体脂肪量が減少したのも原因の一つかと思います。
ジムのインストラクターに相談したところ体脂肪を減らしたい方は、多いが増やしたい方はあまりいないとの事で食生活において根菜類を増やしたり糖質含む食べ物を少し増やして様子を見たらとのアドバイスを受けました。
日々の通勤散歩で自宅から会社まで片道約3キロ、往復6キロでおよそ8千歩+です。
約一日一万の歩数と週に二回のスポーツジム通いで体調を整え、およそ二か月に一度のアウトドアのトレッキングに備えるのが私流の健康法となっております。
古希を迎えた70歳からの10年が健康寿命を延ばす大事な時期との事ですので私もマイペースで人に迷惑をかけずに日々過ごす事を心がけてこれからも生活して行きたいと思っております。
皆様も健康第一で日々お過ごしください。
コロナ禍も次第に収まりつつあるのか地元浅草の人出も大変多くなってきました。
そんな中、我が家の日頃忙しい女性陣が静寂を求めて以前癒された「伊勢神宮参拝と蒲郡クラッシックホテル宿泊」を海外からの観光客が増える前に行くことを計画し私にも同行するかの話がありました。
現在セミリタイア状態の身ですのでイエスと即答いたしました。
「伊勢神宮」は、数年前に当時参加していた社団法人のメンバー達と参拝した事がありましたが、プライベートでは初めてです。
東京から名古屋経由で伊勢に入り「伊勢神宮」の豊受大神宮(外宮)より参拝に入りました。
天気も良く人出も思ったより少なくのんびり「正宮」を参拝できました。
途中「おはらい町」をぶらぶら散策し「おかげ横丁」で伊勢名物の赤福餅を頂きました。
「伊勢神宮」と言えば1300年にわたって続けられる我が国最大の祭典である「式典遷宮」が有名です。
神宮で最も重要なお祭り「神宮式典遷宮」は、20年に一度、「正宮」に隣接する御所敷地に「新宮」を建て、天照大神に御遷りいただくお祭りです。
その準備には8年の歳月をかけ神殿などをすべて古式のまま新しく調え納めます。
それらの詳細は、資料館の「せんぐう館」で知ることができます。
翌日は、人気が少ない早朝5時頃から静寂に満ちた皇大神宮(内宮)に参拝に行きました。
五十鈴川にかかる「宇治橋」を渡り「五十鈴川御手洗場」で参拝前に心身を清めてから「正宮」にゆっくりと参拝いたしました。
「内宮」の参道は、生命エネルギーの「気」を感じる不思議な環境で心身とも安らぎを覚えました。
日頃からストレスを感じている方には、ぜひ「伊勢神宮」に参拝することをお勧めいたします。
宿は、この日の為に内宮近くの「伊久」です。
以前女性陣が内宮に近く早朝より参拝するのに便利で食事もおいしい人気の宿だとのことで早くから予約を入れてました。
翌日は、日本クラッシックホテルの会のメンバー「蒲郡クラッシックホテル」に宿泊しました。
建物は、開業が1934年の景観重要建造物で「近代化産業遺産」に経産省から認定され歴史的価値も認められ外観は華麗で内装も格調高いアールデコ様式で一見の価値があります。
ディナーは、前回宿泊した際に気に入った「六角堂」で頂きました。
黒毛和牛のステーキをオーダーしましたが、今回なぜかメニュー落ちしていたブイヤベースを特別に料理してもらい満足の一日でした。
今月から海外の団体旅行客が来日するとのことですので、混雑する前に人気スポットは早めに行くようにしたいものです。
地元浅草の賑わいは、ゴールデンウイークより少し前から人出の多さは感じていましたが、連休中TV等で紹介されることも増えたせいか誰の目にも大混雑の様子を呈しておりました。
地元民としては、正直連休明けのコロナウイルス感染者の激増が大変心配です。
通勤散歩の浅草寺境内で掃除をされている方々に話を聞いてもゴールデン期間中は、境内のゴミ等は日々増加していたとのことでした。
私は、ゴールデンウイーク期間を避け先月23日から26日まで以前より念願の紀伊山地の霊場と参詣道の一部として世界遺産に登録されている「熊野古道」にトレッキングに行ってきました。
「熊野古道」にはいくつかの参詣道がありますが今回の旅は、昔より最も多くの参詣者が歩いたとされる「中辺路」と呼ばれ「蟻の熊野詣」と例えられるほど多くの人々が歩いた古道を歩きました。
1日目は、東京から空路で南紀白浜に入り栗栖川バス停より「熊野古道中辺路」へ入り近露までの約16キロの山道のトレッキングでした。
深い森の新緑に輝く木々や川の流れなどの雄大な自然の中に石畳の道が続いており以前訪問した同じく世界遺産のNZのミルフォードサウンドのトレッキングコースを思い出しました。
宿泊した民宿は、家族経営のアットホームなもてなしで地元の食材を使用した料理や滑らかな天然温泉で満足行くものでした。
私たち以外の宿泊者は一組で、コロナの影響が山里離れた旅の宿にも大変影響していることを強く感じました。
参詣客が少ないせいか読売TVのインタビューを受け後日数分放送されたようでした。
2日目は、朝から生憎の雨降りで急遽予定を変更し滑りやすい山道を避けバスにてショートカットして雨の中の古道をのんびり楽しみながら「熊野三山」の一つで全国の熊野神社の総本山「熊野本宮大社」までの約12キロのトレッキングでした。
境内にはJリーグでも有名な足が三本あり目標達成や勝利への幸運をもたらしてくれる「八咫烏」の石像がありました。
トレッキングの途中でもすれ違ったトレッカーは、たった一人でしたが雨模様のせいか本宮大社でも参拝者は、驚くほど少なかったので神殿内の参拝順序通りゆっくりと参拝できました。
また大社旧社地の「大斎原」にある高さ約34m幅約42mの「大鳥居」は圧巻の一言でした。
宿泊は「湯の峰温泉」の宿で温泉と食事を堪能いたしました。
3日目は、旅の締めくくりで残り三山の二つ「熊野速玉大社」と「熊野那智大社」と最後に「那智の滝」を目指しました。
途中参拝した「神倉神社」の頂上にあるご神体の「コトビキ岩」まで石段が538段あり、垂直に近いほどの急傾斜で登るのも大変でしたが、下りは崖から転げ落ちるような感覚で転倒しそうで怖かったです。
最終日は、およそ10キロの道のりで、「熊野古道」3日間計約40キロの参道や鎌倉積石階段等を無事に終えることができました。
初めて歩いた「熊野古道」は、予想以上に楽しめた古道歩きの旅で機会を作り途中パスした参道を次回歩きたいと思って居ります。
健康のありがたさを感じる想い出に残るプチ旅行を楽しみました。
連休を避けてのプチ旅行は、混雑もなく楽しめますのでお勧めです。
最終日には、天候の悪化で予定便が欠航し急遽新幹線に変更しましたが、新大阪までの最終特急出発まで3分!というハプニングも良い想い出になりました。
毎朝の散歩通勤での浅草寺境内の桜もそろそろ葉桜になりそうです。
あふれでる春の陽気に朝の散歩通勤も一日の始まりをより楽しくさせてもらっております。
今月も先月に続きテレビなどのニュースは、ロシアのウクライナ侵攻とそれに伴う対ロシア制裁そして新型コロナウイルス感染の再拡大を受けて上海など中国で再び実施されているロックダウンや解除後の日本国内のウイルス感染者数の増加など暗い話題で気が重くなります。
そんな中気分転換を兼ねて現在開催されている美人画の二大巨匠の展覧会に足を運びました。
一人目の巨匠展は、「東京国立近代美術館」で開催中の「没後50年 鏑木清方展」です。
パンフレットにもある様に「なんでもない一瞬が、なによりも美しい。」又「今を生きるあなたに見てほしい。」との言葉通りの鏑木清方の美人画展でした。
三年前に再発見され、その際に鑑賞させてもらった代表作の三部作「築地明石町」「新富町」「浜町川岸」とも再会できました。
個人的に清方が描く美人画が好きで、鎌倉にある清方の自宅跡の「鏑木清方記念美術館」には鎌倉に行くたびに何度も訪れております。
美人画でのもう一人の巨匠は「山種美術館」で開館55周年記念特別展として開催中の「上村松園展」です。
上村松園は、「西の松園、東の清方」とうたわれ、清方と同時期に美人画の大家として活躍した女流画家です。
松園は、生涯にわたり気品に満ちた女性像を描いて京都画壇で活躍し昭和23年に、女性として初めて文化勲章を受章し美人画の世界に新境地を開きました。
展覧会では、特に「新蛍」と「春芳」の美人画に心惹かれました。
今展示会ではお目にかかれませんでしたが、代表作で重要文化財に指定された「序の舞」も修復後拝見した際に思っていた以上の大作だったと記憶しており、機会があれば是非とも再会したいと思います。
期せずして桜の季節に同時に美人画の二大巨匠展に行けて良い想い出となりました。
東京も解除明けから又新型コロナウイルスの感染者数が増加しだし先行き不安な日々が続きますが、皆様ともお互いに体調管理怠りなく楽しく日々過ごせるようにいたしましょう!