Technology アルティマの技術
つる植物登はん用 緑化ワイヤー 被膜φ6 スパイラルワイヤー
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『いかに植物に優しく』、『いかに植物との相性が良いか』
近年、地球温暖化とヒートアイランド現象の進行により、壁面緑化に対する関心が高まっています。
また、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、壁面緑化の普及拡大がより期待されています。
一言で壁面緑化といっても様々な形態があります。直接登はん型、基盤型、下垂型等。用途、コスト、景観によって選択が変わります。
弊社がご提供する形態はワイヤー型緑化になります。
多くの施工実績から得た、様々な課題を解消する為に、『いかに植物に優しく』、『いかに植物との相性が良いか』をテーマに探求し、開発したのが植物に最も適する、つる植物登はん用 緑化ワイヤー『被膜φ6 スパイラルワイヤー』です。
つる植物登攀用 緑化ワイヤー 『被膜φ6 スパイラルワイヤー』の特徴
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被膜φ6 スパイラルワイヤー単品での出荷はしておりません。両端部の金具が付属するセット品です。
両端部の金具をご選択下さい。詳細は弊社までお問合せ下さい。
ワイヤー式壁面緑化に関して、植栽業者、施工業者からの問い合わせから、被膜φ6 スパイラルワイヤーは誕生しました。
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日照に強く。植物に絡みやすい。
蔓科植物は北半球では右方向に巻き、南半球では左方向に巻き付きます。日本では右巻き付きになります。その自然の法則を活かし、ワイヤーと植物の系着力をより強固にすることが出来ます。
台風などの強風が吹くような時、通常のステンレスワイヤーと比べ、被膜φ6 スパイラルワイヤーはスパイラル状(ら旋状)に植物がしっかりと絡み付いているので、風による被害を軽減できます。
オーステナイト系ステンレス鋼線に特殊技術により樹脂コーティングを施すことで、金属線に比べて熱伝導率が極めて低く、日照時における植物の熱焼けを低減することが出来ます。オーステナイト系ステンレス鋼線材SUS304材の熱伝導率は、14Kcl/m.h.r.℃で一般炭素鋼の約2分の1で温まり難く、冷めにくい材料であり、さらに当社の技術により撚り線をし、表面積を増大させ、樹脂コーティングを施すことにより植物への熱伝導率を大幅に低減いたしました。
樹脂コーティングされていることで、ステンレスワイヤーに比べ太陽光の乱反射が少なくより建物壁面へ馴染み、建物景観を活かします。
つる植物登攀用 緑化ワイヤー 『被膜φ6 スパイラルワイヤー』の耐候性
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2004年7月の取付日から20年が経過した被膜φ6 スパイラルワイヤーの劣化の有無を確認。
所々、外周スパイラル部にクラックが入っていることを目視にて確認、触ってみた所、クラックが入った箇所が崩れるなどの脆さや損壊は見られなかった。
ワイヤー芯部から外周スパイラル部も剥離することなく、しっかりと固着しており、ワイヤー(樹脂部)の変色も確認はされなかった。
20年間屋外にて設置した耐性の結果、クラックは確認されたものの、被膜φ6 スパイラルワイヤーの性能には問題は見られなかった。
また、植物もしっかりと絡み付き、成長に影響を与えていないことを目視にて確認した。
落葉樹も毎年しっかりと『被膜φ6 スパイラルワイヤー』に巻きつきます。
落葉樹などの様に一年で枯れて葉が落ちても、翌年にはしっかりと新芽を出し、既存の枝と共に巻きついて登はんしています。
風で飛ぶ、植物が外れるなどの心配は見受けられない。
世界一ワイヤー取り付けが簡単! 被膜φ6 スパイラルワイヤーセットについて
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被膜φ6 スパイラルワイヤーセット取付方法_Lアングルの場合
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※バネグリップを持ち上げながら、ワイヤーを引っ張るとテンションをかけやすいです
※Lアングルでも、アイボルト付き支柱でも、どのような納まり支柱でも、基本的には同様の取付になります
Lアングル取付時、アングル孔について
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被膜φ6 スパイラルワイヤーによる、つる性植物登はん経過
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