Blog Back Number 【2019.12】 ブログ バックナンバー

President's Diary 社長日記

No.391 初雲仙と久々の長崎旅行。

 

年も押し迫り毎日のお散歩通勤時の観音様境内もすっかりお正月モードになりました。

 

日々の境内掃除の方々も正月3日までお休みがなく全員出勤だそうでご苦労様です、境内が気持よく過ごせるのもその方々のお蔭です。

 

 

本格的に今年から始めた国内の「日本クラッシックホテルの会加盟の9ホテルめぐり」も来年3月で完了できる目途がつきました。

 

今月は初雲仙で創業1935年の「雲仙観光ホテル」へ長崎経由で行ってきました。

 

今まで行ったホテルとは、入口からのアプローチが全く違い両脇の木々の列に導かれてホテル正面玄関に繋がっていました。

 

ホテル内の雰囲気はクラッシックホテルならでの空気が感じられ長旅の疲れからもほっとさせられました。

 

なんせ長崎空港から路線バスを乗り継ぎ約2時間がかりで、やっと雲仙着でした。

 

しかもホテル周辺の観光は、徒歩数分の“温泉地獄めぐり”ぐらいしかありません、それに加え観光客もまばらでそれもほとんどが中華系の旅行者でした。

 

韓国との政治問題で韓国からの観光客が激減していることも影響があるのかと・・・

 

地獄めぐりの周辺にある大型ホテルは、数軒が閉鎖されていてすでに廃墟状態になっており、大型の観光バスで団体客が押し寄せた頃の雲仙の面影は全く感じられませんでした。

 

私たちの宿泊日は、ホテルの宿泊客がまばらで到着時のランチも休日のみの営業でお目当てのカレーも食することが出来ませんでした。

 

それでもお風呂と夕食とサービスは、大変満足できるもので私たちの雲仙旅行を大変良い印象に代えさせました。

 

ダイニングルームや娯楽室のビリヤードそれに読書室・風呂場などの雰囲気も他のクラッシックホテルの水準以上と感じました。

 

支配人さんとの話から雲仙に来るには長崎経由でなく熊本経由の方がよさそうなので次回は、そのようにしたいと思います。

 

もう少し近ければ“ちょいちょい”お邪魔できるのにと少し残念な思いで帰途に着きました。

 

 

高校の修学旅行以来となる長崎では「浦上天主堂・平和公園・原爆資料館・大浦天主堂・出島・長崎造船所それに軍艦島」などの主な長崎市内観光を市電と徒歩にて満喫し、名物の美味しい“皿うどんやカステラ”なども頂きました。

 

私が通った学校の姉妹校である「海星学園」にも寄らせてもらいました。

 

オランダ坂を上った丘の上にありロケーションは最高でした。

 

現在恩師が同校の理事長を務めている関係で長崎に行く際は訪ねてみようと以前から思っていたのですが、予定日が分からずアポなしでの訪問でしたが、何とか“捕まえて”の再会でした。

 

広い構内を校長先生同伴で案内して頂き、理事長室でお茶を飲みつつ歓談でき楽しい長崎での想い出が又一つ増えました。

 

 

平成から元号が変わり、その「令和元年」ももう少しで終わります。

 

皆様も来年がより良い年になりますように!

 

今年もお世話に成りました、来年も宜しくお願いいたします。

 

 

 

No.390 寒さの中の一服の美術展二題。

 

毎朝の通勤散歩の観音様の境内は、もうすっかり冬の空気に覆われています。

 

通勤着は、厚手のコートにマフラー・手袋それに帽子も必要になってきました。

 

そんな折、天王洲アイルで開催されていた、シャネル「マドモアゼル プリヴェ展~ガブリエル シャネルの世界へ」に行ってきました。

 

ロンドン・ソウル・香港・上海と世界を巡回して、ついに日本上陸です。

 

ファッション・フレグランス&ビューティー・ハイジュエリーと3つの角度からシャネルの軌跡を巡る展覧会です。

 

会場は、完全予約制でしたがなんと入場は無料でした。

 

会場は、オートクチュールのドレスやネックレスなどがホワイト・ベージュ・ブラック・レッド・ゴールドの順に展開されており、シャネルが基礎を作り上げた印象的なアイテムの歴史についても学ぶことが出来「シャネル」の世界観を一般の方々に発信する大変興味あるイベントでした。

 

それにしても当然でしたが会場は着飾ったマダムを始め女性陣が大半を占めており夢中でドレスなどの写真を撮っておりました。

 

男性は、私を含めちらほらで、いかにもファッション業界の“おねえさん”的な方々でした。

 

海外からのセンスの良い女性陣も目に付き最近の私にとって久しぶりに目の保養をさせてもらうイベントでもありました。

 

パリのシャネル本店の隣にあるホテルに二度ほど宿泊したことが有りましたが、旅行着の為もありそれに入口からして大変敷居が高そうなので、ドアから中の様子をそっと伺った事を思い出しました。

 

 

又現在、東京都美術館で開催中の「コートールド美術館展 魅惑の印象派」展にも行ってきました。

 

「印象派・ポスト印象派」の殿堂として知られるロンドンのコートールド美術館が現在改修中の為、選りすぐりのコレクションが大挙して東京に来日し展示されています。

 

特にマネの「フォリー・ベルジエールのバー」やルノアールの「桟敷席」・セザンヌの「カード遊びをする人々」ゴーガンの「テ・レリオア」など巨匠たちの代表作がずらりと並んでおりました。

 

これらの作品は滅多に貸し出されることはありませんので興味のある方はぜひ、15日までの開催です。

 

選りすぐりの絵画と彫刻約60点との対話が楽しめますよ。