No.390 寒さの中の一服の美術展二題。

 

毎朝の通勤散歩の観音様の境内は、もうすっかり冬の空気に覆われています。

 

通勤着は、厚手のコートにマフラー・手袋それに帽子も必要になってきました。

 

そんな折、天王洲アイルで開催されていた、シャネル「マドモアゼル プリヴェ展~ガブリエル シャネルの世界へ」に行ってきました。

 

ロンドン・ソウル・香港・上海と世界を巡回して、ついに日本上陸です。

 

ファッション・フレグランス&ビューティー・ハイジュエリーと3つの角度からシャネルの軌跡を巡る展覧会です。

 

会場は、完全予約制でしたがなんと入場は無料でした。

 

会場は、オートクチュールのドレスやネックレスなどがホワイト・ベージュ・ブラック・レッド・ゴールドの順に展開されており、シャネルが基礎を作り上げた印象的なアイテムの歴史についても学ぶことが出来「シャネル」の世界観を一般の方々に発信する大変興味あるイベントでした。

 

それにしても当然でしたが会場は着飾ったマダムを始め女性陣が大半を占めており夢中でドレスなどの写真を撮っておりました。

 

男性は、私を含めちらほらで、いかにもファッション業界の“おねえさん”的な方々でした。

 

海外からのセンスの良い女性陣も目に付き最近の私にとって久しぶりに目の保養をさせてもらうイベントでもありました。

 

パリのシャネル本店の隣にあるホテルに二度ほど宿泊したことが有りましたが、旅行着の為もありそれに入口からして大変敷居が高そうなので、ドアから中の様子をそっと伺った事を思い出しました。

 

 

又現在、東京都美術館で開催中の「コートールド美術館展 魅惑の印象派」展にも行ってきました。

 

「印象派・ポスト印象派」の殿堂として知られるロンドンのコートールド美術館が現在改修中の為、選りすぐりのコレクションが大挙して東京に来日し展示されています。

 

特にマネの「フォリー・ベルジエールのバー」やルノアールの「桟敷席」・セザンヌの「カード遊びをする人々」ゴーガンの「テ・レリオア」など巨匠たちの代表作がずらりと並んでおりました。

 

これらの作品は滅多に貸し出されることはありませんので興味のある方はぜひ、15日までの開催です。

 

選りすぐりの絵画と彫刻約60点との対話が楽しめますよ。