Blog Back Number 【2019.07】 ブログ バックナンバー
President's Diary 社長日記
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どうやら東京も梅雨が明けたようです。
毎朝の会社までのお散歩通勤では、会社に着くまでに汗かきの私は朝シャワーを浴びたのに持参のハンディタオルが汗でグニュグニュになります。
そんな日々の今月、思わぬ事件?が起きました。
敬愛するジャズ・オーディオ評論家の「寺島靖国」先生のお声掛で我が家のオーディオルームを月刊誌の「ジャズ・ジャパン」が取材することになりました。
その月刊誌の寺島靖国の「MY ROOM MY AUDIO」の連載46番目の記事での取材です。
もともと学生時代のジャズ喫茶体験から、いつかは「今に見ておれ、僕だって」のスピリットを持ち続けて、当時のジャズ喫茶の音を自室で再現すべく当時のオーディオ装置を探しまくりようやく自分好みのジャズの音にやっとたどり着いた次第です。
そのオーディオ装置は、人に見せたり紹介したりするものでないので、最初は戸惑いましたが、なにせ敬愛する「寺島靖国」先生のリクエストを断れるわけがありません。
内心オーディオの音のプロの評論家でもある先生に自分好みに若干アレンジした音がどのように評価されるか少し怖いものはありましたが、どのような結果になっても“でもいいんだもん僕が気に入っているのだから”と開き直れば済む話ですからね。
取材当日は、最初先生から私がお気に入りのレコードから聞かせてください、とのお言葉からスタート。
レコードから音が出るなり先生は、オーディオ評論家の顔になり目をつぶってじっと曲を聴き入っていました。
曲が終わるなり一声、音がバラバラですね。と“のたわり”ました。
え~それかよ・・・
しかし、取材の最後にこの“バラバラ音”は、私が聴く50~60年代のモダンジャズのアナログ盤を聴く為に特化したオーディオ装置からであり、黄金時代のハードバップを聴くのには最適なサウンドを奏でていて、昔のジャズ喫茶の音を再現出来ていて良い音ですね。
と言われ、場数を踏んで耳が肥えている編集者も同意見でした。
ジャズを聴きだして45年、好きなジャズを思い切って聴きたいとの夢を実現した現在、まさか敬愛する寺島先生を自宅にお招きして一緒にジャズを聴くなんて思いもよらない事で、一生の想い出になりました。
好きなようにさせてくれているカミさんに“感謝”です。
東京はまだ梅雨明けとなりませんが、私の地元浅草周辺では夏の風物詩として「植木市」「朝顔市」「ほおずき市」と三か所にて「市」が続けて開催されています。
植木市は、浅草寺近くの浅間神社(せんげんじんじゃ)周辺で開催され「お富士さん」と呼ばれて親しまれています。
近郊の植木商が観音裏より浅間神社周辺に集まり、丁度入梅時期の開催と重なり植木を移植するのに良いタイミングで「お富士さんの植木市」で買った植木は良くつくと言われています。
私が子供のころと比べて植木商が減ってきたのが少しさびしいです。
朝顔市は、開催場所は浅草駅より入谷駅に近く「入谷朝顔まつり」と呼ばれ「入谷鬼子母神(真源寺)」境内周辺で開催されます。
江戸時代に生まれた狂歌ブームの立役者「太田南畝」が詠んだ、「恐れ入り屋の鬼子母神」で有名です。
私は例年開催される日の朝早目に訪れ、朝顔が咲きそろう朝の光景をを愉しんでおります。
市では例年朝顔の造花が付く「お札」を頂いてきます。
朝顔の造花は、三色あるので毎年違う色を頂くのも楽しみです。
ほおずき市は、浅草寺境内で開催され「浅草寺ほおずき市」と呼ばれており、この日一日お参りするだけで「四万六千日」日参したのと同じご利益があるとされています。
境内には、よしず張りの露店150軒以上のほおずきを売る屋台がずらりと立ち並び、例年開催二日間で全国からまた海外からの観光客などで58万人以上もの参拝客で大変な賑わいがあり、本堂内では「雷除け」のお守りが授けられ人気を呼んでいます。
朱色のほおずきの鉢に吊り下げられた江戸風鈴の涼やかな音色は、夏を感じるのに十分な光景です。
浅草の夏の三大風物詩いかがですか。
次は、28日の「隅田川花火大会」です!
すでに準備は整っているようです。
下町浅草に生まれてよかった!