BLOG BACK NUMBER 2008.11


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.118 芸術の秋。

芸術の秋にふさわしくあちらこちらの美術館等で色々興味ある展示会が開催されております。
15日の土曜日に展示会の梯子をいたしました。以前より行きたいと思っていた展示会が16日までとなり慌てての訪問です。
会期終了まじかに慌てて展示会に足を運ぶ人は、私以外にも大勢いるようで、どちらも大変混雑しておりました。
「東京国立博物館 平成館」の“大琳派展 継承と変奏”は、大変見応えが在る展示内容でした。本年が江戸時代の芸術家「尾形光琳」生誕350年目にあたり、彼が「琳派」という絵画・工芸の一派を大成させたのを記念した展示会です。
琳派を代表する「本阿弥光悦・俵屋宗達・光琳・尾形乾山・酒井抱一・鈴木其一」の六人の作品を中心に琳派の豊な芸術世界を堪能できる好企画展でした。特に「宗達・光琳・乾山・其一」の年代が異なる四人の作家に依る“風神雷神”は、同じテーマの作品を比較しながら見る事が出来ました。各作家の独自性も発揮されおりなかなか一堂には展示される事はないので、しっかり目に焼き付けて来ました。
もう一の展示会は、地元浅草での“金龍山 浅草寺 本堂落成50周年記念大開帳”です。
この催しは、普段一般公開されていない「大絵馬寺宝と伝法院の庭園公開」です。観音様の敷地内に茶人として有名な「小堀遠州」によって築庭された庭園があるのは意外と知られていません。
賑わう浅草にこのような閑寂な佇まいの秘園が在るのも地元民としては密かな誇りでしょうか。

NO.117 お寺とファッションショー。

先日東京の「池上本門寺」で“ファッションショー”を見てきました。
このイベントは、日仏交流150周年を記念してパリを本校に世界14カ国に21校の姉妹校をもつ「エスモード・インターナショナル」が主催したファッションショーです。
「池上本門寺」本殿前で夕方より繰り広げられたファッションショーでは、11カ国15校の学生作品が発表されました。
各校の民族性、歴史、文化を背景とした創造性を取り入れた作品を総勢160人の若いボランティアのモデル達が音楽に合わせ夜の本殿前をウォーキングする姿は他では味わえない感覚でした。
ショー終了後、ライトアップされた本殿前でお坊さん達17名の方々の「お経」にも大変感動いたしました。
この時期の夜間は、大変冷え込んでおり震るえながら「お経」を拝聴しましたが、これも思い出に残る貴重な体験でした。
世界的に先行き不透明な状況ですが、若い世代の限りない可能性に接し新たなパワーを貰った思いでした、また「お経」を通して精神的な安らぎも頂ました。その為か帰りはうんとお腹がすいたので焼肉をたらふく食べ、身も心も満たされた一日でした。

NO.116 紅葉の季節です。

例年今頃の季節は、奥利根湖にカヤックで湖面からの紅葉を楽しむのが慣わしですが、今年はタイミングが合わず残念ながらカヤックは断念いたしました。
紅葉といえばすぐ日光を思い浮かべます。我が家はXCスキーをしに日光には頻繁に行くのですが、この季節あまりにも観光客が多いので日光はパス、紅葉は奥利根にかぎります。
奥利根湖が在る、矢木沢ダムまでの道沿いは、隠れた紅葉の穴場です。一般道でないので、この時期きのこ狩りかカヤック愛好家以外は、あまり人も訪れる事もなく、ゆっくり紅葉を堪能出来ます。
帰りに蕎麦を食べるのも奥利根の楽しみです。
手打ち蕎麦「角弥」の“へぎそば”を食べ満足の一日でした。
紅葉で思い出しましたが、幕張メッセで開催された「GARDEX 環境緑化フェア」に弊社のスパイラルワイヤーを使用したベランダ用の野菜栽培ユニットが展示されました。
壁面緑化に使用しているスパイラルワイヤーをガーデニング用に使用する新しい試みです。
来場者の方々の意見を参考にもう少し試作を重ねて商品化したいと思っております。