BLOG BACK NUMBER 2008.06


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.107 ライブ!ライブ!ライブ!

最近暫く足が遠退いていたライブハウスへ行く機会が増えました。
銀座の「スイング」や六本木の「アビーロード」それに青山の「マンダラ」等です。
キッカケは、以前紹介した神楽坂の「ラリアンス」ですが、特に“マリンバ”との出会いが大きいです。
最近の新たな感激は、パーカッション。
自宅にあるJAZZのアナログレコードでも、パーカッションを聴く機会は滅多にありません。
先日そのパーカッションをライブで聴いてえらく感激いたしました。
場所は、「マンダラ」演奏は、美女3人のユニット“デュアリス”でした。
ヴァイオリン、ソプラノ、ヴィブラフォン、ピアノ、そしてパーカッションの5つのパートを演奏する3人編成のユニットです。
個人的には、前日ギターの杉山君とレコードを一緒に聞いた服部恵さんのパーカッションを中心に演奏を楽しみました。
私は彼女のマリンバ以外の楽器を聞いた事がなかったのですが、コレが実にかっこよいのです。
勿論ヴァイオリンの沖増さんやソプラノの橋本さんの演奏もなかなか良かったのですが、パーカッションがえらく腹に響き耳に残りました。
これからは我が家のレコードからヴィブラフォンやパーカッションのパートが有る物を少しづつ聴く事にします。どうしても今までは、好きな曲や演奏を聴く傾向があり、今回は新たな発見でした。
ライブの良さは、プレイヤーがその時のコンデションやムードで演奏の濃さが変わるところです。
特にJAZZは、イントロに始まりアドリブがあってエンデングで終わりますが、アドリブがその演奏者の一番のウリですから、同じ曲でも演奏者による解釈でいくらでも変化します。
私が、ライブレコードが好きなのは正このアドリブによるそれです。
特に1961年6月25日NYのライブハウス“ヴィレッジヴァンガード”でのビル・エヴァンストリオの演奏は、お勧めです。
もしタイムマシーンに乗って時空を超えられたら、私はぜひこの日の演奏の場に立ち会いたいとずーと以前より思っております。
ベースのスコット・ラファロの生ベースをライブハウスでぜひ聞いてみたい!
出来ることなら彼のサインがほしい。(彼は演奏の一週間後事故で亡くなっております。)
まだまだJAZZの演奏についての個人的見解はいくらでもあるのですが、興味がない方にとっては退屈のコメントですので今回はコレくらいにいたします。
最後までお読みいただき有難うございました

NO.106 「夢の島熱帯植物館」の緑化

皆様は、東京都夢の島公園内に在る、熱帯植物館を知っていますか?
都内近郊にお住いの方は、お子さんが幼稚園ぐらいの頃、遠足や社会見学等で一度ぐらいは行かれた事が在るかも知れませんね。
植物館の大温室は、一年を通じて気温が高く雨の多い熱帯雨林の環境をモデルとして造られているそうです。私も約20年ぶりに植物館に行ってきました。仕事と見学を兼ねた訪問です。
弊社の緑化システムを壁面緑化として使用するのではなく、パーゴラ用としての施工立会いの為です。今回は、建物の天井にワイヤーを縦横に張る藤棚のイメージです。当然スパイラルワイヤーを使用したのですが、吹き抜けの天井面に縦横に張ったワイヤーを下から仰ぎ見るのは、初めての経験です。天気も良く真っ青な空に縦横に張ったスパイラルワイヤーがとても絵になりました。
植物館では、それ以外に初めての試みとして、事務棟の壁面にすでに設置されている“ブーゲンビリア”をスパイラルワイヤーで壁面に押さえて固定するのにも使用いたしました。
以前は、麻ロープで固定していたのですが、風でなびきストレスがかかった為、思うように成長していなかったようです。
スパイラルワイヤーは、ブーゲンビリアの枝をやさしく押さえ風にも揺れず、これからはストレスを感じずに安心して成長することでしょう。
温暖化対策として、緑化は有効な手段です。これからもヒートアイランド現象や景観対策などに弊社の壁面緑化システムを提案して行きます。新たな使用法のご提案、宜しくお願いいたします。
都立「夢の島熱帯植物館」は、新木場駅より徒歩15分です。

NO.105 チャールズ・イームズ写真展について。

現在東京六本木で開催されている「チャールズ・イームズ写真展」に行って来ました。これはイームズ生誕100周年を記念して行われているイベントです。
“偉大なるデザイナーのメッセージ”と題されるこの展覧会では、100点の自身が撮影した写真コレクションと100の名言が紹介されています。
皆さんご存知と思いますが、チャールズ・イームズは、デザイン、建築、工業生産に大きく貢献した20世紀を代表するアメリカのデザイナーです。私も個人的にイームズが大変好きで、2点の小椅子を日常に使用しております。
また30年ほど前にイームズの家具を扱っていた、ハーマンミラー社の日本法人に在籍していた事も有り、この時に現在使用している小椅子も購入いたしました。
チャールズ・イームズは、彼の奥さんであり良き仕事のパートナーでもあったレイ・イームズと共に数多くのフイルム作品を残しました。私は特に「パワーズ・オブ・テン」やポラロイド社の「SX-70」の紹介フイルムが印象に残っています。
この展覧会は、イームズハウスのお茶会でイームズと交流があった、イサム・ノグチや当時彼の妻であった女優の山口淑子を写した作品等、日本との接点を探るにも興味ある催しでした。
アクシスビル内のギャラリーで6月8日まで開催されています、興味のある方は、お早めに!