BLOG BACK NUMBER 2008.05


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.104 薬師寺展に行ってきました。

現在上野の東京国立博物館で展示中の「国宝 薬師寺展」を見学に行ってきました。
生憎の雨天でしたが、会場はすでに朝早にもかかわらず長蛇の列が出来ておりました。上野まで我が家からは徒歩で行けるのですが、列の前方の方々は、かなり朝早くに家を出たのでしょうね。
会場内は思いの他、比較的ゆっくり展示品を見学できました。
やはり、圧巻は左右一対の「国宝 日光菩薩立像」「国宝 月光菩薩立像」です。 展覧会は、平成遷都1300年を記念して開催されており、日本仏教彫刻の最高傑作のひとつとして知られる金堂の「国宝  日光・月光菩薩像」の2体が揃って寺外で初公開されています。
2体の他、「国宝 聖観音菩薩立像」も同時に展示されています。
3体は寺内では光背がある為に側面や背面を見る事は出来ませんが、今展覧会では光背が外されていて、菩薩像を背面からも見学できました。3体とも“すばらしい“の一言でした。その他に、奈良時代の絵画の名品「国宝 吉祥天像」などの至宝も展示され、奈良の悠久の歴史と美を堪能できます、すごくお勧めです。
ちなみに展覧会は、6月8日までです。
じっくり目を凝らして見学した為か常設展を見る元気もなく、お腹も空いたので、“とんかつ”を食べることに致しました。
上野のカツ屋と言えば、「本家ぽんた、蓬莱屋、双葉、武蔵野、井泉」等が有りますが、当日は、酒の肴に“イカの塩辛とカニと胡瓜のサラダ”がほしかったので、「井泉」にしました。ここは、私が小学生の頃から来ている所です。値段を上げても、味を落とさずにズ~ト営業しています。“特ロースにご飯と豚汁”が私の定番です。
目の保養をして美味いものを食した満足の一日でした。

NO.103 地震防災センターを見学しました。

3月に静岡県防災局 防災情報室が発行した「自主防災」に弊社の家具転倒防止システム「インテリア・アンカー」が取り上げられた事もあり、「静岡県地震防災センター」を見学してきました。
ここは、東海地震を想定して主に県民の方々が地震の知識や心得又防災対策について体験などを通して学べる施設です。
耐震コーナーに「インテリア・アンカー」も展示されており、色々他社製品との比較も出来、各社の耐震対策の考え方(特に家具の転倒防止)の勉強になりました。
中国の四川省大地震やミヤンマーのサイクロンの被害報告が連日報道されておりますが、日本でこのような災害が起きた場合、どう対処したらよいか、防災センターの展示物を見学して考えさせられました。地震国日本では、決して他国、他人事ではありません。
日頃から災害に際しての対策、家族との連絡法、等確認すべき事は色々在ると思われますが、自分が特に何も対策を講じてない事に改めて気が付き、真剣に家族で話し合う事にしました。
皆様も「災害は忘れた頃にやって来る。」を肝に銘じ一刻も早く準備される事をお勧めします。
少し硬い話ばかりになりましたので、一服 以前から静岡に行ったらぜひ寄ってみたかった蕎麦所があります、手打ちそば「くろ麦」です。
静岡駅から少し歩くのですが、ここの“鴨せいろ”と“玉子焼き”を一度食してみたかったのです。
時間的にきつかったのですが、何とかギリギリ間に合いました。
私的には、もう一つでしたが雰囲気と接客態度は、グーでした。
静岡に行く機会があったら一度寄る価値は有ると思います。
早朝から忙しい一日でしたが、充実の一日を過ごさせて頂きました。
感謝!

NO.102 筑波山きっぷ。

連休は、皆さんはどちらかに出かけられましたか?
我が家は、何処に出かけても混雑する為、最近は近場で過ごします。
私が住んでいる浅草から筑波まで、「つくばエクスプレス」が開通して近場の遠出が出来るように成りました。
連休中「筑波山きっぷ」成るものを買い、筑波山にハイキングに行ってみました。
“浅草駅”より“つくば駅”まで快速で約40分、筑波山シャトルバスにて“つつじヶ丘”まで約50分で着き、一路「筑波山」山頂へ。
当然登りが続きますが、生憎途中から小雨が降り始め、地面がぬかり足元が定まりません。それでも何とか山頂までたどり着けましたが、視界ゼロで早々と下山する事にしました。
帰りは軟弱にもケーブルカーを使った為、登山者から哀れみの眼差しを受けて思わず視線をそらせました。
筑波山神社の境内では、有名な「ガマの油売り」の口上実演を見てから地元の方に教えていただいた旧道を散策しながら帰途に着きました。
その旧道が実に情緒があり、筑波山まで来た価値があったのです。
昭和初期の建築で今は使われていない郵便局があったり、見捨てられて今にも崩れそうな民家があったり、点在する民家の住人の方以外観光客は、ほとんどすれ違いません。
コーヒーでも飲みたいなと思っていたら、在ったのですカフェが。
昔倉庫として使用されていた建物を使った染物屋さんのカフェが。そこの縁側でコーヒーを飲んだのですが、目の前に広がる田園風景に時間が止った思いを味わいました。そのコーヒーも気分が良かった為か実にうまいのです。
今回は筑波山につつじを見に、ハイキングと洒落こんだのですが、近場でこんなステキな時間が味わえるなら、紅葉の頃にまた来ようと思いました。 まさに充実の一日でした。