BLOG BACK NUMBER 2006.09


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.46 風神雷神図屏風展に行って来ました。

10月1日まで出光美術館で開催されている、風神雷神図屏風展に行きました。
宗達・光琳・抱一の琳派三巨匠の同図柄が一同に会す美術展とあって、多くの愛好家で賑わっておりました。
個人的には唯一国宝である俵屋宗達のそれが、なんともいえぬ渋さがあり色の褪せ具合が目に心地よく、しばし釘づけになりました。「琳派芸術の継承と創造」とパンフのサブタイトルにあり、同図柄を描いても三者三様の解釈で微妙な違いがある事に大変興味を持ちました。
例えば、物作りも同じ事が言えると思います。
転落防止柵のワイヤー手摺においても各社の解釈により使い勝手や意匠の違いが当然あり、その競争においては如何に製品の特長をアピールできるか又コストパフォーマンスが優れているか等の企画力や営業力により採用不採用が決まるケースがあります。
ワイヤーという素材の特性を生かしながら、より使いやすい製品を企画制作し、市場に提案する仕事に従事できるメーカーとしての幸せを感じ、会場を後にしました。

NO.45 ヨコミゾ マコトさんのお祝いの会に行きました。

先日2006年日本建築学会作品賞受賞をお祝いする会に行きました。
受賞されたヨコミゾ マコトさんは、2002年に行なわれた富弘美術館の設計コンペで(53カ国、1211件の応募)シャボン玉から発想を得た円形の小部屋が集積する美術館の提案が選ばれ、この作品が受賞作品となりました。
単なる地方美術館を建設する事だけでなく、新美術館を核とした村作りへの取り組みも評価されたと思います。
興味がある方は作品の詳細をネツト等でお調べください。
ヨコミゾさんとは、数年前に伊藤豊雄先生の事務所から独立された直後ぐらいに友達を介しお会いした事があります。
バーでモルトウイスキーを飲み、私が一番好きな「タリスカー」を気に入られた事が記憶に残っております。
少し貫禄もつき自信がみなぎっているように感じられました。
現在44歳。今後も良い作品を作られ建築会に新風を送られますよう期待しております。
色々な集まりに顔を出す毎に刺激を受け、違う世界の人達と話すごとに、「私も頑張るぞ」と自分に言い聞かせております。
私の場合は生来怠け者のせいか、刺激がヤルキ薬のようです。

NO.44 体組成測定をしてみました。

先日、スポーツジムにて体組成測定を行ないました。
私も初めてだったのですが、体組成測定とは筋肉と体脂肪のバランスを測定する事のようです。
これにより自分の理想体型になる為の、目標値を割り出し今後の運動量等の参考にする事です。
結果は健康指数5段評価で、なんと4でした!
理想体型になる為には、もう少し体重を上げる事と体脂肪を上げる?事です。自分の健康は、自分で気を付けるしか有りません。
先日も中高の排球部(バレーボール部)の先輩達と会食の機会が有り、業界で活躍されている方達ばかりでしたが、やはり健康に関心をお持ちでした。
どうしても飲食の機会が多いようで健康管理が、あまり成されていないようでした。
どんなに優秀な方でも自分の健康管理は自分で気を付けないと、会社は最後までは面倒を見てくれません、困るのはご自分です。
くれぐれも皆さん健康には、ご自分で気緒つけましょう。

NO.43 今日、9月1日は「防災の日」です。

「防災の日」は、大正12年9月1日に起きた関東大震災の教訓を忘れない事と、この時期に多い台風への心構えから昭和35年に制定されたそうです。
ここ墨田区でも「防災フェア」が区役所の1階アトリウムで、本日午後4時まで開催されています。
家具転倒防止コーナーでは、当社のワイヤー式家具転倒防止システム「インテリア・アンカー」も参考品として展示しております。
防災フェアは、地震、水害など万一の為の心構えについて参考になる物も数多く展示されており、足を運ばれると良いと思います。
私も防災フェアに行き、参考になることがいくつかありました。
特に外出時に地震等に遭った場合、家族の安否の確認をどのようにして取るか、救援までの間の水・食料等を如何するかなど日ごろからの心構えや準備を確認する良い機会になりました。
大規模な地震の発生確率は、今後30年以内に70%といわれ、いつ発生してもおかしくない状況です。
昨日も弱い地震があり、まだまだやりたい事も多くあり「自分の命は、自分で守る」という意識を改めて持ちました。