BLOG BACK NUMBER 2006.07


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.40 防災の意識について

最近、防災に関して意識の高まりを感じます。
先日墨田区の家具転倒防止レールの取り付けの際にお世話になった東京土建組合主催の交流集会に行ってきました。
分科会における家具の転倒防止の説明の中で、当社の「インテリア・アンカー」について説明をさせていただきました。
今までの転倒防止金具は、どうしても機能本位になりインテリア性に欠ける物が多い中、ピクチャーレールを兼ねる耐震レールは若い世帯にも抵抗が少なく採用されれば、お役に立てそうです。
今月は、川崎港に建設中の防災公園に手摺の転落防止ワイヤーとして当社の製品が採用されました。
行政も大規模な防災の準備を進める一方、東京土建組合を通して私達により身近な家具の転倒防止を勧めるなど官民一体となる防災の意識は、盛り上がりつつあると感じております。
何時起きても不思議でない地震、災害について、考えるだけでなく行動を起こす時期だと思います、出来る事から準備をしましょう。私的には防災グッズを詰めた避難袋からでしょうか?

NO.39 世間ばなしあれこれ

私の地元浅草でも、ご近所付き合いが以前ほどなくなってきました。
当然周りの情報もあまり入ってきません。
私の子供の頃は、近所のおばさん達が私の母親をさっき何処何処で見かけたとか、今日は何処に行くのかとか、平気で声をかけてくれました。
最近そんなおばさん達もいなくなり、ちょっぴり寂しく思っておりました。
そんな折、小学校から同じ床屋に通っている私の唯一町内の情報源は、考えるに正に床屋さんだったんです。
約2ヶ月に一度行く床屋さんで、最近の周囲の出来事を色々聞き流していて突然それに気が付いたのです。
まだまだ下町浅草も捨てたもんではありません。
元気な下町情報オバサンは、健在です。
しかし良く考えるに、この下町オバサンと私は同い年です。
と言う事は、私もしっかり下町オジサンなのですね。
思えばこのオバサンから言われた髪の毛の保障期限は3年前の、娘の高校卒業まででした。
どうりで、てっぺんが寂しいはずです。

NO.38 ものつくり、ひとつくりについて感じること。

最近親子間の軋みによる事件が多発しています。
親子のコミニケーシヨン不足は、子供が小さい時からの親の教育(人に対する思いやり等)に問題があるのではないでしょうか。
人はそれぞれ能力の差とか社会に対しての役割とか生まれながらに授かったその人の特別な存在があると思います。
それは他の人と比べる物ではなく、その人の存在に価値があるべきです。
先日、来春開校する都立墨田地区産業高校の校長先生とお話をする機会がありました。
場所柄ものつくりから流通、販売まで今までと違ったキャリア教育を目指す新しいタイプの都立高校のようです。
卒業後すぐに役立つ即戦力を現場で身に着けるカルキュラムも組まれているようで、今まで行なわれていなかったのが、むしろ不思議に思いました。
学校での教育は、学問だけの場ではありませんが当然限界があり、改めて教育は家庭でそれも子供に幼い時から親の背中を見せながら感じさせ、身に着けさす忍耐がいる作業と感じました。

NO.37 中田ヒデの現役引退で思った事。

3日TVのニュースで中田ヒデの引退を知りました。
日本の選手で本場のサッカーとベースボールに道筋を作ったのは、カズと野茂、そしてそれに続く世代で後輩達に影響力を持つのは、中田とイチローだと私は思っています。
昨年ピッツバークで野茂を初めて見た時の感激は忘れられません。
シアトルのイチローも然り、残念ながらカズとヒデのプレイは記憶にありません。
ヒデのHPの内容に関しては、私なりに感じるものはありました。
彼のプロとしての想い、次に何をするのかを見守りたいと思います。
潔い身の処し方、誰かに見習ってもらいたいですね。
独自に道を切り開くのは、なかなか思うより大変な事です。
彼らのパイオニア精神は、ビジネスにも通じるものが有ります。
する事は違っても、精神は同じだと思います。
より安全でより効率的な物を市場に提案できる事は、大変ですが“やりがい”がある事です。
これからも私は独自性にこだわり、少しでも社会に貢献できる仕事をしてゆきます。