BLOG BACK NUMBER 2006


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.56 気が付くと、もう年末です。

今年も残すところ、あと僅かとなりました。
皆様も慌ただしい日々をお過ごしの事と存じます。
当社も年末になり来年の計画や準備に思いを馳せております。
年初めより“インテリア・アンカー”の最終段階から始まり、このHPを立ち上げ、蓄光サインの製品を手がけ、手摺用ワイヤーシステム“ワイヤーテンド”の改良版の最終段階で年を終えようとしております。
今月発売の大手照明メーカーT社の新製品に、アルティマグリツプが採用されました。 先日大手量販店でその製品が乗っている、カタログを見っけ“我が子”に対面し、一人微笑んでおりました。
“我が子”が小さく写っているカタログを見るとヤッターと思い、親心としては、皆に見てもらいたくなります。
オリジナル製品を作り専門の方に認めてもらう事の喜びは、経験者でないと心底解らないかもしれませんが、ものつくりを成す者としての頑張りの源は、こんなところにあるのかもしれません。
年末のご褒美は、こんな気持ちを再確認できた、このカタログでした。
少し早いのですが、メリークリスマス! そして良いお正月をお迎えください。
来年も皆様にとって良い年になりますように、健康に気緒付けて頑張りましょう!

NO.54 頑張っている人達に乾杯!

先日、知り合ってから通算25年以上のビジネスパートナーであった、黒田さんの個展を見に行きました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、彼女は、つい最近まで当社で僕の一番大事なビジネスパートナーでした。
アルティマ設立以前からの付き合いで、今日私が曲がりなりにも我を通して会社を運営しているのも、彼女のお陰だと思っております。
その黒田さんの始めての個展です。
勇んで2度見て来ました。(残念ながら12月4日で終了しました)
“フランス額装とカルトナージュ”と題した個展です。
額装は、作品を引き立てる為の黒子のようで作品の良さを際立てるパートナーでもあります。
作品は、正に当社と黒田さん本人“そのもの”のようでした。
きっと専門家が見ても、すばらしい個展だったと思いました。
アルティマを卒業しても頑張っている彼女に心から乾杯!
今月は、年末のせいか飲み会に呼ばれる事が多いのですが、初対面の方の中でも分野がまったく違っていても前向きに信念を持ち頑張っている人が多いのに大変刺激を受けます。
全ての頑張っている人達に乾杯! くれぐれも身体に気緒付けて。

NO.53 “仏像”展に行って来ました。

東京国立博物館で開催されている“仏像”展を見学して来ました。
実は、同じ敷地内に有る“表慶館”の改修工事で当社の手摺用ワイヤーシステムが使われたので、取り付けを確認しに行くのが目的だったのですが、大半の時間は、“仏像”展に費やしてしまいました。
中でも国宝の“十一面観音菩薩立像”は、ホールの中央に展示され四隅よりスポットが当てられ、否が応でも見学者の目を釘付けにしておりました。
私も仏像の周りを一周してあらゆる角度から拝見いたしましたが、私としては、やや下方向からの右45度からのお姿がベストと思いました。
これほど多くの木彫りの仏像を一度に拝見するのは、初めての経験でした。部屋から出て何か“気”を頂いたような気分になりました。
隣の展示室には、江戸時代の木彫りの仏像が展示されており、その中でも「円空」作の“十一面観音菩薩立像”に心惹かれました。
大変素朴な荒削りな木彫りの仏像でしたが、これが心をなごます、なんとも言えない安らぎを覚える良いお姿の仏像でした。
二つの“十一面観音菩薩立像”を拝見し、円空のそれは、見る者に緊張感でなく優しさを感じさせる、大変印象に残る立派な仏像だったと思いました。今度は、現地のお寺にて再会したいと思います。
博物館を退館し、気分良く澄み切った空気の中、落ち葉を踏みしめ秋の上野を後にしました。

NO.52 鳥の糞害について。

最近当社の“防鳥ワイヤー”の問い合わせが増えております。   「ぼうちょうワイヤー」と読みます。
字が示す通り、鳥よけの為のワイヤーを両端当社のグリップでテンションをかけ、ワイヤーをベランダの手摺の上部に沿って引っ張ります。
鳥特に鳩がベランダ内に入り糞で汚すのを防止する為のワイヤーです。
役所や駅舎などでの問い合わせ、及び使用例が多いようです。
文化財の建物など鳩の糞害で汚れ、外壁を清掃するのは手間もかかり大変だと思います。
私が住む浅草でも現在、宝蔵門の外壁を修復中です。
鳥の習性でまず手摺の上にいったん止まり、安全を観察してから行動するそうです。
つまり手摺等に止まらなくすれば、諦めるようです。
人間と鳥との戦いは、これだと言う決定打が見つかるまでもう暫くは続きそうです。
もつとも人が鳩に餌をあげる為殖え、鳩の糞を防止する為に鳩を近づけないとは、人もずいぶん勝手だと思いませんか。

NO.51 展示会に参加して感じた事。

墨田区の錦糸公園で開催された、“すみだ住宅まつり”の防災耐震コーナーに参加いたしました。
一般の方が対象の住宅まつりであり、当社は家具転倒防止システム“インテリア、アンカー”を展示いたしました。
会場では、多くの家族連れの方々に声をかけていただき、家具の転倒防止に関心があるのを改めて感じました。
しかし“借家は、壁に釘や穴を勝手に開けられず家具を止めにくい”との意見があり行政も早急に検討をすべきと思いました。
この時期展示会が多く、招待状をいただく機会が増えます。
出来るだけ出かけて、関心がある製品等の資料をいただき、質問をするのですが、説明員の知識に限界があり満足な回答を得られない事も多々あります。
出展する側の立場も理解でき、短時間で的を射た返答をする難しさを感じます。
しかし多くの展示会に多くの会社が遠方から経費をかけて参加していますが、どれだけの効果があるものか毎度考えてしまいます。
ただ参加する事でPRをしたつもりなら無駄とおもいます、大切な事は後のフォローと思いますが、私の経験ではきちんと後々のフォローをされている会社は少ないと思いますが、いかがですか?

NO.50 理化学研究所の研究施設を見学してきました。

先日、独立行政法人理化学研究所の和光研究所を見学する機会に恵まれました。
理化学研究所は日本の先端技術の研究開発を行なっており、バイオ関連、脳科学関連、電気電子関連、メカトロ関連など多数の分野の研究を行なっている研究機関です。
研究所で概要説明を受けた後、素形材工学、能科学ブレインボックス、そして加速器研究センターを見学し説明を受けました。
私としては、どれも大変興味があるものでしたが、とりわけ加速器研究センターは脳裏に焼きついております。まるで007に出てくる、「スペクターの秘密研究基地」の施設のようでした。
体育館のような規模の施設の中心にある、加速器の制作費が100億円と聞き改めて最先端の研究には、莫大な費用と多くの優秀な研究者の総力によりなされていると理解いたしました。
ただ最後までその研究が私達の何に直接役立つ物なのかが、残念ながら私の頭脳では理解できませんでした。
しかし、日本の最先端施設を見学できた事は貴重な経験でした。
当社と理研さんとの共同研究の機会は、当面おそらくないでしょうが、日本に世界に誇れる研究施設があり、世界中から研究者が集まる施設を目の当たりにし、私も将来ぜひお力をお借りするよう頑張りたいと思いました。
最後に理化学研究所の研究施設を見学する機会を与えていただきました、関係諸氏に感謝いたします。

NO.49 沖縄に行ってきました。

久しぶりに沖縄に“仕事で”行って来ました。
港湾のデッキ周りに付ける転落防止柵のワイヤー取り付けの施工指導と説明が主な目的です。
この時期の沖縄は、紫外線が強く程よく日焼けして戻って来ました。
沖縄の美味しいそばや豚肉を沢山食べ、沖縄情勢の話も聞け、ハードでしたが充実の出張でした。
モノレールとか新都心とか、以前私が行った時には無かった物も出来、すっかり様変わりして驚きました。
現場もオーストラリアのケアンズのイメージだそうで、かなり雰囲気も良く施工例として、ぜひ取り上げさせていただきたい現場でした、竣工が待ちどうしいです。
現場では、大勢の方々に大変お世話になりこの場を借りてお礼申し上げます。
現場から見える海は、エメラルドグリーンであくまでも藍く、海から吹く風は気持ちよく、こんな環境でのんびり出来たら、さぞリフレシュ出来ると思い、次回はぜひプライベートで沖縄本島だけでなく、離島に行きたいと心に念じて帰ってきました。

NO.48 芸術の秋です。

いよいよ秋らしくなって来ました。
毎朝通る浅草寺の境内に、秋の空気を感じます。
芸術の秋なので?休みに軽井沢へ美術館めぐりに行ってきました。
セゾン現代美術館、メルシャン美術館、ルヴァン美術館の3館です。
セゾンでは、ジャン・ティンゲリーの動く作品「地獄の首都№1」が印象に残りました。絶妙なタイミングでシンバル、太鼓、カウベル等が交互に鳴り10分間楽しい気分を味わえました。
メルシャンは、開館11年記念と言うことで記念のモルトウイスキーを買いました。また当社のハンガーが開館当初から使用されており、久しぶりに対面してきました。
ルヴァンでは、「ル・コルビュジエと坂倉準三の友情」と題する展示がされており、建築に興味がある私としては、大変有効な時間を過ごせました。
秋はまた食欲の季節でもあり、この時期夏場で落ちた体重が復活する私としては、軽井沢のあちらこちら美味しい物を目指して食べまくって帰ってきました。 私にとって秋は本当に充実の季節です。

NO.47 カヤックのベストシーズンがやって来ました。

いよいよカヤック(カヌーではありません)をするのに一番良い季節がやってきました。
私がカヤックを始めてから10年近くになりますが、この時期がなんともいえぬ贅沢を味わえるベストシーズンなのです。
この季節、カヤックから水面すれすれに眺める紅葉は最高です。
行動は朝早くが一番です、何せ道が空いています。4時半に家を出発し、7時半には中禅寺湖の湖面をスイスイと漕いでおりました。
まだ紅葉には少し早いのですが、今年はいつもの奥利根湖ではなくハイキングで我が家ではお馴染みの中禅寺湖に初カヤックです。
いつものように適当な上陸地点を見つけ、カヤックに載せてきたテーブルと椅子を組み立て、お湯を沸かして味わう誰もいない湖畔でのコーヒーは、どんな雰囲気の良い高級リゾートホテルのそれより美味しいです。
誰もいない何も聞こえない静かな湖を眺めながら飲むコーヒーのなんと美味しい事。湖畔の景色全てが貸切の最高に贅沢な時間です。
その上ほんの数滴大好きなモルト“タリスカー”をコーヒーに垂らすと飛び切り最高な味わいです。
この時期この至福の時間を味わいたくて秋の湖を目指します。
今年は、紅葉が遅れ気味の為11月中旬までカヤックが出来そうです。

NO.46 風神雷神図屏風展に行って来ました。

10月1日まで出光美術館で開催されている、風神雷神図屏風展に行きました。
宗達・光琳・抱一の琳派三巨匠の同図柄が一同に会す美術展とあって、多くの愛好家で賑わっておりました。
個人的には唯一国宝である俵屋宗達のそれが、なんともいえぬ渋さがあり色の褪せ具合が目に心地よく、しばし釘づけになりました。「琳派芸術の継承と創造」とパンフのサブタイトルにあり、同図柄を描いても三者三様の解釈で微妙な違いがある事に大変興味を持ちました。
例えば、物作りも同じ事が言えると思います。
転落防止柵のワイヤー手摺においても各社の解釈により使い勝手や意匠の違いが当然あり、その競争においては如何に製品の特長をアピールできるか又コストパフォーマンスが優れているか等の企画力や営業力により採用不採用が決まるケースがあります。
ワイヤーという素材の特性を生かしながら、より使いやすい製品を企画制作し、市場に提案する仕事に従事できるメーカーとしての幸せを感じ、会場を後にしました。

NO.45 ヨコミゾ マコトさんのお祝いの会に行きました。

先日2006年日本建築学会作品賞受賞をお祝いする会に行きました。
受賞されたヨコミゾ マコトさんは、2002年に行なわれた富弘美術館の設計コンペで(53カ国、1211件の応募)シャボン玉から発想を得た円形の小部屋が集積する美術館の提案が選ばれ、この作品が受賞作品となりました。
単なる地方美術館を建設する事だけでなく、新美術館を核とした村作りへの取り組みも評価されたと思います。
興味がある方は作品の詳細をネツト等でお調べください。
ヨコミゾさんとは、数年前に伊藤豊雄先生の事務所から独立された直後ぐらいに友達を介しお会いした事があります。
バーでモルトウイスキーを飲み、私が一番好きな「タリスカー」を気に入られた事が記憶に残っております。
少し貫禄もつき自信がみなぎっているように感じられました。
現在44歳。今後も良い作品を作られ建築会に新風を送られますよう期待しております。
色々な集まりに顔を出す毎に刺激を受け、違う世界の人達と話すごとに、「私も頑張るぞ」と自分に言い聞かせております。
私の場合は生来怠け者のせいか、刺激がヤルキ薬のようです。

NO.44 体組成測定をしてみました。

先日、スポーツジムにて体組成測定を行ないました。
私も初めてだったのですが、体組成測定とは筋肉と体脂肪のバランスを測定する事のようです。
これにより自分の理想体型になる為の、目標値を割り出し今後の運動量等の参考にする事です。
結果は健康指数5段評価で、なんと4でした!
理想体型になる為には、もう少し体重を上げる事と体脂肪を上げる?事です。自分の健康は、自分で気を付けるしか有りません。
先日も中高の排球部(バレーボール部)の先輩達と会食の機会が有り、業界で活躍されている方達ばかりでしたが、やはり健康に関心をお持ちでした。
どうしても飲食の機会が多いようで健康管理が、あまり成されていないようでした。
どんなに優秀な方でも自分の健康管理は自分で気を付けないと、会社は最後までは面倒を見てくれません、困るのはご自分です。
くれぐれも皆さん健康には、ご自分で気緒つけましょう。

NO.43 今日、9月1日は「防災の日」です。

「防災の日」は、大正12年9月1日に起きた関東大震災の教訓を忘れない事と、この時期に多い台風への心構えから昭和35年に制定されたそうです。
ここ墨田区でも「防災フェア」が区役所の1階アトリウムで、本日午後4時まで開催されています。
家具転倒防止コーナーでは、当社のワイヤー式家具転倒防止システム「インテリア・アンカー」も参考品として展示しております。
防災フェアは、地震、水害など万一の為の心構えについて参考になる物も数多く展示されており、足を運ばれると良いと思います。
私も防災フェアに行き、参考になることがいくつかありました。
特に外出時に地震等に遭った場合、家族の安否の確認をどのようにして取るか、救援までの間の水・食料等を如何するかなど日ごろからの心構えや準備を確認する良い機会になりました。
大規模な地震の発生確率は、今後30年以内に70%といわれ、いつ発生してもおかしくない状況です。
昨日も弱い地震があり、まだまだやりたい事も多くあり「自分の命は、自分で守る」という意識を改めて持ちました。

NO.42 スコットランドへ行ってきました。その二

グラスゴー空港でレンタカーを借り市内へ、夜いよいよ目的のパブ「ポット、スチル」へドアを開けると目の前はボトルの山、流石に凄い!バックバーに約600本のモルトウイスキー。
来た甲斐がありました、マニアの私には幸せの時間でした。
連れの二人は、私の満足顔を見て喜んで(あきれて)おりました。
グラスゴーでは建築家のマッキントッシュが作った、アートスクールの建物を見学しました。(残念ながら椅子は、見られませんでした。)
フォートワースのB&Bで一泊し、グレンコーの草原を経ていよいよ憧れの地「スカイ島」です。がその何もない草原の真ん中で小岩に接触してなんとパンクしてしまいました。
何年もパンク修理などしたこともありません。ジャッキは、土の為思うようにタイヤを持ち上げられず、泣きたい思いでしたが、娘の手前父親の威厳を保ちつつ、なんとか無事交換出来ました。
「スカイ島」では、憧れのタリスカー蒸留所にも行けトレッキングも出来その上貴族の館にも泊まれ大満足でした。
帰りはテロのおかげでクタクタでしたが、良い休暇を過ごせました。

NO.41 スコットランドに行って来ました。その一

早めの夏休暇を取ってスコットランドへ行ってきました。
旅の目的は、好きなモルトウイスキーの「タリスカー」が在るスカイ島に行く事、その島でトレッキングをする事、グラスゴーで世界一モルトウイスキーの種類が多いと言われている「ポット、スチル」と言うパブへ行く事等、私なりの長年のこだわりの実現です。
グラスゴーへはロンドン経由となります、ロンドンでは2000年に出来た現代美術館の「テートモダン」と「ナショナルギヤラリー」に行きました。
特に「テートモダン」は、元火力発電所の後を改装したそうで天高が高くスケールの大きな美術館でした。
展示で印象に残ったのは、ポロックとモネの作品の対比です。
この展示室では長いすに座り込み、暫くの間この空間と一体となり心地好い時間を過ごせました。
旅の道ずれは、日本から米国に帰る娘とロンドンで落ち合った妻との3人です(この旅でサンパウロへ出張していた妻は、ミラノ経由でロンドンへ来て結局地球を一周しました。お疲れ様でした。)
次回は、いよいよ憧れの地「スカイ島」です。

NO.40 防災の意識について

最近、防災に関して意識の高まりを感じます。
先日墨田区の家具転倒防止レールの取り付けの際にお世話になった東京土建組合主催の交流集会に行ってきました。
分科会における家具の転倒防止の説明の中で、当社の「インテリア・アンカー」について説明をさせていただきました。
今までの転倒防止金具は、どうしても機能本位になりインテリア性に欠ける物が多い中、ピクチャーレールを兼ねる耐震レールは若い世帯にも抵抗が少なく採用されれば、お役に立てそうです。
今月は、川崎港に建設中の防災公園に手摺の転落防止ワイヤーとして当社の製品が採用されました。
行政も大規模な防災の準備を進める一方、東京土建組合を通して私達により身近な家具の転倒防止を勧めるなど官民一体となる防災の意識は、盛り上がりつつあると感じております。
何時起きても不思議でない地震、災害について、考えるだけでなく行動を起こす時期だと思います、出来る事から準備をしましょう。私的には防災グッズを詰めた避難袋からでしょうか?

NO.39 世間ばなしあれこれ

私の地元浅草でも、ご近所付き合いが以前ほどなくなってきました。
当然周りの情報もあまり入ってきません。
私の子供の頃は、近所のおばさん達が私の母親をさっき何処何処で見かけたとか、今日は何処に行くのかとか、平気で声をかけてくれました。
最近そんなおばさん達もいなくなり、ちょっぴり寂しく思っておりました。
そんな折、小学校から同じ床屋に通っている私の唯一町内の情報源は、考えるに正に床屋さんだったんです。
約2ヶ月に一度行く床屋さんで、最近の周囲の出来事を色々聞き流していて突然それに気が付いたのです。
まだまだ下町浅草も捨てたもんではありません。
元気な下町情報オバサンは、健在です。
しかし良く考えるに、この下町オバサンと私は同い年です。
と言う事は、私もしっかり下町オジサンなのですね。
思えばこのオバサンから言われた髪の毛の保障期限は3年前の、娘の高校卒業まででした。
どうりで、てっぺんが寂しいはずです。

NO.38 ものつくり、ひとつくりについて感じること。

最近親子間の軋みによる事件が多発しています。
親子のコミニケーシヨン不足は、子供が小さい時からの親の教育(人に対する思いやり等)に問題があるのではないでしょうか。
人はそれぞれ能力の差とか社会に対しての役割とか生まれながらに授かったその人の特別な存在があると思います。
それは他の人と比べる物ではなく、その人の存在に価値があるべきです。
先日、来春開校する都立墨田地区産業高校の校長先生とお話をする機会がありました。
場所柄ものつくりから流通、販売まで今までと違ったキャリア教育を目指す新しいタイプの都立高校のようです。
卒業後すぐに役立つ即戦力を現場で身に着けるカルキュラムも組まれているようで、今まで行なわれていなかったのが、むしろ不思議に思いました。
学校での教育は、学問だけの場ではありませんが当然限界があり、改めて教育は家庭でそれも子供に幼い時から親の背中を見せながら感じさせ、身に着けさす忍耐がいる作業と感じました。

NO.37 中田ヒデの現役引退で思った事。

3日TVのニュースで中田ヒデの引退を知りました。
日本の選手で本場のサッカーとベースボールに道筋を作ったのは、カズと野茂、そしてそれに続く世代で後輩達に影響力を持つのは、中田とイチローだと私は思っています。
昨年ピッツバークで野茂を初めて見た時の感激は忘れられません。
シアトルのイチローも然り、残念ながらカズとヒデのプレイは記憶にありません。
ヒデのHPの内容に関しては、私なりに感じるものはありました。
彼のプロとしての想い、次に何をするのかを見守りたいと思います。
潔い身の処し方、誰かに見習ってもらいたいですね。
独自に道を切り開くのは、なかなか思うより大変な事です。
彼らのパイオニア精神は、ビジネスにも通じるものが有ります。
する事は違っても、精神は同じだと思います。
より安全でより効率的な物を市場に提案できる事は、大変ですが“やりがい”がある事です。
これからも私は独自性にこだわり、少しでも社会に貢献できる仕事をしてゆきます。

NO.36 ジーコジャパンのワールドカップは、終わってしまいました。

日本中のサッカーフアンを寝不足に陥れた、4年に一度のサッカーワールドカップは、残念ながら終わってしまいました。
勿論7月9日の決勝まで熱戦は続いていますが、クロアチア、ブラジルとの対戦で1分け1敗では仕方ありません。
我が家では、両対戦とも10人以上の熱烈なサッカーフアンが悲鳴に包まれ、最後には力も抜けはて呆然と崩れ果てました。
川口のセーブと中田のミドルシュートなど印象に残りましたが、要は押されていたという事です。
これで力まずに、本来のワールドカップを楽しめます。
世界の技術レベルの高さとスピードの違いには、まだ当分追いつけそうもあいません。焦らずに頑張りましょう!
仕事でもスポーツでも技術と体力作りには時間がかかる物です。
日本では次期監督の話が出始め、次の4年後に向けて再スタートです。ジーコさんご苦労様でした。
4年後また我が家では、多くの方が来られ盛り上がるのでしょうか?
健康に気緒つけて次回はぜひ息子とハイタッチをしたいものです。

NO.35 エスタ2006に出展いたしました。

ビッグサイトで16~17日開催された、杉田エース㈱のエスタ2006に出展いたしました。
建築金物・資材メーカー107社の出展があり、全国より大勢の方々の見学者で会場は熱気を帯びておりました。
例年思うのですが、毎年各社新製品を中心に展示されていますが、この中で見学者に強烈にアピールし、参考になる新製品はどのくらいあるのでしょうか?
当社は、先日商品化できた“インテリア・アンカー”を中心に展示いたしました。
会場では多くの方に直接商品説明が出来、参考になる意見や反応も感じ、実りある2日間でした。
また改めてピクチャーレールの認知度を感じ、20数年前私達が絵を吊るレールを提案した時、カーテンレールしか知られていなく、一から説明の必要があった時を思うと感じるものがありました。
耐震レールとピクチャーレールを兼ね備えた“インテリア・アンカー”の受け入れられる余地は、十分有るとの印象を持ちました。
来年は、何を提案しようか悩みでもあり楽しみでもあります。

NO.34 FIFAワールドカップが始まりました。

いよいよ“ワールドカップ”がドイツで始まりました。
昨日初戦の対戦相手はオーストラリアでした。
我が家では、サッカー大好き長男が、この為に留学先の米国から早々と戻り昨日は、友人共々私も含め侍ブルーに身を包んだ10人以上の仲間達でワイワイと応援をしました。
結果は、後半に逆転され1対3の完敗でしたが、GK川口の頑張りが印象的でした。
体力の違いは仕方ありませんが、もう少し粘ってほしかったです。
あと2試合、何処まで頑張れるか楽しみです。
我が家では、こんなに家族が一つのスポーツに熱中するのは、4年に一度のサッカーかもしれません。
なにせ75歳の私の母が、興奮の余り我々の中に参加したくらいですから。
試合の前に選手達が、目をつぶり口ずさむ“君が代”と日の丸に胸がジーンとなるのは、私が古いタイプの人間だからでしょうか?
この期間中、日本全国感動の波に包まれて、とっても良い気分です。
願わくば、“ぜひ一勝”思い出に息子とハイタッチを味わいたいです。

NO.33 6月緑が眩しい季節です。

6月に入り梅雨の季節となり、汗かきの私としては辛い季節です。
しかし同時に新緑の季節でもあり、緑が目に眩しい季節でもあります。
当社提案の壁面緑化システム“アルティマグリーンライン”もお蔭様で実施例も増え、現在も葛飾清掃工場に壁面緑化を施工中です。
最近は緑化への関心も高く、先日も26日まで緑化を中心とした展示会「ECO-GREEN TECH」が開催され、私も行ってきました。
このような展示会では、ここ数年で、ずいぶん壁面緑化の展示コーナーが増え、各社提案の緑化システムを拝見する機会も増え、勉強させていただきました。
地球温暖化が社会問題となり、緑化に関し大勢の方が関心を持ち始めています。
私共もが提案したシステムが、少しでも役立って、街が緑に囲まれるようになり、人々の気持ちにゆとりが生まれ、住みよい社会になる事を願っております。

NO.32 浅草“三社祭”が終わって

21日我が地元「浅草」で、三社祭が開催されました。
例年我が家にも大勢の友達が来訪され、年に一度の飲めや、歌えの大騒ぎに酔いしれます。
今年は、天気も良く何処からこんなに大勢の人が、沸いてくるのかと思うほどの人々で賑わいました。
我が家でも過去最高の動員数となり、この日の為に帰国を早めた米国留学中の長女によると、昨年を上回る60人以上の来訪となりました。(例年正確に人数の把握が出来ず「約か以上」の動員数です。)
年々国際的になり今年度は、5カ国を上回る多国籍の宴でした。
飲んでは、食い、神輿を担いては、飲みの繰り返しを昼前から夜10時過ぎまで行い、皆さんに楽しんで帰宅していただいております。
私も年に一度“本社神輿”を担ぐのが楽しみです。
それも正味約5分?これが健康のバロメーターです。
本社神輿に関しては、スペースがないので別とお調べください。 
ちなみに今年我町会は、“一之宮”でした。
三社祭に関しては、書くことが多すぎ書ききれませんので終わりにします。 また来年大勢の方に逢えるのを楽しみにしております。

NO.31 最近の感慨深い、当社商品の施工例について

仕事の話です。
(仮称)多摩水道本部庁舎の転落防止柵に使用された、当社「ワイヤーテンド」の特注仕様品が施工されました。
この現場に携わって一年以上の時間がかかりました。
たかが転落防止柵のワイヤーかとお思いになる方もいらっしゃるでしょうが、その仕様が決まるまでにどんなに多くの方が携わり多くの時間がかかるか、改めて感じた次第です。
建築に限らず、一つのことを成し遂げるには、多くの方の協力と努力と時間が必要であり、またそれが達成できたときは、次も頑張るぞ!につながります。
めげそうになった時、「その想い」を思い出して乗り越えてきました。
「少しでも世の中のお役に立ちたい」との想いでこれからも新たな提案をして行きます。
こんな事を改めて思い起こさせる施工例でした。

NO.30 ゴールデンウィークも終ってしまいました。

当社は、4月29日~5月7日まで世に言う“ゴールデンウイーク”のお休みをしました。
9連休でしたが、短くもあり丁度よくもありでした。
前半は、お決まりの日光中禅寺湖界隈で、ハイキングと温泉三昧でした。本来は、ここで終わるのですが今年は、那須まで足を延ばし初めて、“ブリティッシュ・ヒルズ”と言う、マナーハウスに行って来ました。マナーハウスとは、中世の英国の貴族の館をイメージした施設だそうで、フロントからパブ、レストランまで施設内では、原則英語のみでの会話となりますが、何とかなりました。
宿泊施設の名前も英国の著名人の名が付けられており、私は画家の“ターナー”に泊まりました。
建物も家具も庭も全て英国調で統一されており、おまけに冬はXCスキーも出来て暫くは、はまりそうです。
後半は、友人より譲り受けた70年代後半のオーディオアンプとプレーヤーの調整に没頭しておりました。
私の好きな50~60年代のJAZZには、最適の装置で手持ちの装置との使い分けに嬉しい悩みを暫く続けられそうです。

NO.29 家具転倒防止システムが完成しました!

以前アナンス致しました、家具転倒防止のシステムが完成いたしました。
このシステムは、平成17年度の墨田区新製品開発支援事業に選ばれ区の助成金をいただき製品化した物です。
この製品は、家具の転倒防止に関して官民一体となり、約一年の歳月をかけ区の協力により、区民の家具転倒防止の意識調査をリサーチするなど、今までの転倒防止金具とは一味違う現実的なシステムに仕上がった自信作です。
意匠や質感、使い勝手等に関しては、㈱GKインダストリアルデザインの方々に貴重なアドバイスをいただきました。
この一年は、当社の今後の活動に貴重な経験となると確信しております。この経験を生かし、これからもオリジナルにこだわり、より実用的な商品を送り出すよう努力いたします。
最後にシステムの完成に一体となり協力していただいた、墨田区のご担当の方々やコンサルタントの方々に感謝申し上げます。

NO.28 邦楽、長唄の会に行って来ました。

私は、東京の下町浅草の育ちです。
母が邦楽、特に三味線の名取だったこともあって、
妹も3歳の頃から三味線を習っていました。
今では、自分の会「美の紀会」を主催するまでに成りました。
年に一度の会ですが、この時は邦楽に浸かり心地よい気分になります。
自分の育った環境での「音色」は、何とも気分が落着くものです。
私は、JAZZ特に50~60年代のモダンジャズが好きですが、
それでも、たまには邦楽を聴くのもオツな物です。
心地よい楽しい一日でした。
裏方、出演者の方々、お疲れ様でした。
 

NO.27 物作りについて考えた事。

先週久しぶりに関西に出張して来ました。
繁華街は、人が多く当たり前ですが関西弁が飛び交っていました。
当社はファブレス企業ですので、自前の工場は有りません。その時々の企画製品に合った企業に製作をお願いしています。
当社のオリジナル製品のいくつかは、関西地区で製作依頼しております。たまに先方に出向き、物作りについての苦労話等を伺う事は、私どもの場合特に大切な事と思っております。
物作りは、熟練した職人さんの技術と経験に裏打ちされた工夫により生み出されるものだと言う事を、改めて確認した次第です。
これからも、この事を肝に銘じ初心を忘れることなく、より使いやすい製品を市場に提案してゆきます。
 

NO.26 東京コレクションに行ってきました。

東京で24日まで開催されています、[JAPAN FASHION WEEK]
のヤング、クリエータズ、コレクションに21日行ってきました。
絵画館前の特設会場では、若い関係者でごった返し熱気むんむんでした。
次世代を担う若手デザイナーの作品の感性と情熱に、大いに刺激を受けました。
それにしても、モデルさんって顔が小さいもんですね。また音の大きさと独特の雰囲気にいつも圧倒されます。
この日は、WBCの王ジャパンが世界一になり久しぶりに感激、興奮いたしました。
改めてイチローのリーダーシップ力と野球に対する気持ちが良い刺激になりました。
またお彼岸なので、自転車に乗り墨田公園をのんびり見ながらお墓参りをしたりの良い一日でした。
 

NO.25 私の健康管理について

人生50年以上生きていますと、身体のあちこちに不具合が生じてきます。仕方ない事ではありますが、出来たら晩年は、健康で過ごしたいものです。私も冬にXCスキーや、秋口のカヤックなど世に言う「アウトドアースポーツ」をするようになってから、自信があった体力にも衰えを感じるようになり7年前から近くのスポーツジムに通うようになりました。
そのジム通いですが、気がつけば通算600回を達成いたしました。
7年で600回ですから、年85回として2週間で3回ぐらいなのであまり多いとは言えませんが、続ける事に意味が有ると思っています。おかげで体調は良いです。この間体重は、1.9キロ増えましたが風邪をひく事も少なくなり毎日健康に過ごさせてもらっています。
皆様もくれぐれも体調管理には、御気緒つけください。
 

NO.23 トリノオリンピックについて

トリノオリンピックが終わりました。
クロスカントリースキーをする私としては、オリンピッククラスの方の凄さは、想像を絶します。XCスキーをすると言うとあの大変さを想像される方がいますが「あれ」は特別です。先週末に、例のごとく日光にXCスキーに行き、改めて「あれ」の凄さを実感致しました。もっとも私は、スキーをしに行くと言うよりは冬にハイキングに行き、その場の雰囲気に身を置き楽しむ感じです。
ここで私のXCスキーの楽しみを少し具体的にお話ししますと、まず{戦場が原}もしくは、{小田が原}にてXCスキーを楽しみ{中禅寺湖金谷ホテル}にて「空ぶろ」に浸かり、足マッサージをしながらビールを飲み、インター近くの「たくみ庵」にて鴨なんのおそばで満足しつつ帰途に着くパターンです。私にとっては、冬にしか出来ない特別贅沢な時間です。
 

NO.22 表参道ヒルズに行って来ました。

今話題の表参道ヒルズを見学してきました。
平日なのに人が多くて、思うように歩けずくたびれました。
天下の安藤忠雄先生の話題の作品ですので、建築に関心がある方の見学も多いようでした。当社も感心がある緑化も、屋上緑化として採用され環境に優しいショッピングセンターでした。一見の価値があると思います。
個人的には、元の同潤会アパートをそのまま再生した、「同潤館」2Fのギャラリー同潤会で展示されている、「小河朋司」展に行くのが目的でしたので、ヒルズは、また落ち着いた頃ゆっくり行こうと思います。
もし表参道ヒルズに行かれるのでしたら、ぜひヒルズ裏のスポーツショップを見てください。当社の手摺用ワイヤーテンドが使われております。

NO.21 ウイスキーマガジン、ライブ!に行ってきました。

前回は、仕事の話でしたので今回は、私の趣味の話とします。
2月12日に年に一度のウイスキー好きの祭典「ウイスキーライブ」へ行ってきました。
今回で6回目となるこの「ライブ」私の参加は、4回目ですが年々盛大になり今年は、3000名からの参加イベントとなりました。
書き忘れましたが私は、ウイスキー特にスコッチのモルトウイスキーをこよなく愛する者です。
元々お酒はあまり強くないので、雰囲気で少量飲む「モルトウイスキー」が、私にはジャストフィットです。 有名な評論家のM-ジャクソンさんと記念写真を撮ったり、レアなモルトウイスキーを好きなだけ飲んだりして、私にとってはご機嫌な一日でした。
スコッチのモルトウイスキーについてのウンチクは、折々書かせていただきます。興味がある方は、ご期待ください。

NO.20 フォーラム参加しました。

2月11日に「すみだ耐震補強フォーラム2006」と言う少し長い名前のイベントに参加しました。当社は、開発中の家具用転倒防止金具の試作品を展示しました。この開発の経過は、昨年墨田区から、「すみだが元気になるものづくり企業大賞」をいただいた際に、当社に来られた山崎区長との会話から防災の重要性につながり公募を経て助成金いただく家具用転倒防止金具の開発に至っています。オフィス用は10年以上の実積がありますが、一般家庭用の物は初めてです。年度末である3月に商品化の予定です。フォーラムは、地域柄、木造住宅の耐震補強が中心でしたが、家具の転倒防止にも関心がある方も多く資料請求を多くいただきました。もうすぐ製品化になります、ご期待ください。

NO.19 展示会に行ってきました。

先週の2~3日横浜で行われた「震災対策技術展」へ行ってきました。
ここ数、防災・防犯に関心が高まっており、かなりの人出でした。
当社として特に関心がある、家具の転倒防止関係は、各社の工夫や特長があり色々参考になりました。当社が3月に発売予定の家庭用耐震レールの類似品は、見受けられませんでした。発売後の反響が楽しみです。
仕事の話はこれくらいにして、5日の日曜日にスキーをしに日光へ行ってきました。私のスキーは、スキーでもクロスカントリースキーです。
今頃の戦場が原付近は、一面白銀の世界でここでのスキーは気分転換には最高です。良い汗を掻いて帰りに温泉に入って、うまい日本そばを食べて夕方までに帰るのがいつものパターンです。
折々私のプライベートについても書いて行きたいと思っています。

NO.16 (株)アルティマ の青鹿です。

創業20年での初ホームページとなりました。
設立以来大変多くの方々に支えられ、初心を貫いて参りました。
これもご縁のあつた方々と会社のおかげであると感謝しております。
この日記にてアルティマワールド(青鹿ワールド)を知っていただき
弊社の(私の)物、事に対する考えを少しでもご理解いただければ幸いです。