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President's Diary 社長日記

No.347 年の瀬に想う事。

2017年も残すとこあとわずかになりました。

 

今月になって前売り券を二枚残していることが気になっていました。

両展覧会ともかなり混雑していることが両方のHPで確認していて入館終了ぎりぎりが並ばずに入れそうでしたが、その分鑑賞時間が少なくなるので行く日にちのタイミングを見計らっていたのですが、だんだん終了日が近づいてきました。

展覧会も終了日が近づくと余計に混雑するので、“えいや”で行って来ました。

前置きがながくなりましたが、一つが「怖い絵展」でもう一つが「安藤忠雄展」です。

 

「怖い絵展」の表題は、その闇を知ったとき、名画は違う顔を見せる。

想像によって恐怖は生まれ、恐怖によって想像は羽ばたく。と今回の展覧会の特別監修をされたドイツ文学者の中野京子氏が著書「怖い絵で人間を読む」で記してます。

作家でもある中野さんの“怖い絵”シリーズは何冊も以前より拝読しており、この展覧会の開催をず~と前より楽しみにしていた私としてはそこそこ並んでも行きたいと思っておりましたが、最長3時間待ちではちょっとなりました。

が意を決して30分待ちで手を打った次第です。

 

約80点の絵画がテーマごとに展示されておりましたが、やはりハイライトは、ポール・ドラローシュの「レディ・ジェーン・グレイの処刑」でした。

宗教対立と権力闘争とでイングランド最初の女王の彼女が在位わずか9日間、まだ16歳4ヶ月の若さで処刑されたことに基づく絵画です。

会場は大変混雑しておりじっくりとは鑑賞出来なかったのですが、次回はロンドン・ナショナル・ギャラリーでゆっくりと再会したいものです。

 

一方の「安藤忠雄展」は、国立新美術館開館10周年記念展であり、安藤氏が会場に来館し講演する日に合わせて行ってきました。

安藤氏を囲み聴衆全員が床に座って30分ほどテーマである“挑戦”を拝聴してきました。

建築の事より施主との裏話が大変楽しいトークショー?でした。

建築を独学で学び活躍の舞台を世界に広げ環境再生や震災復興といった社会活動にも取り組んでいることなど色々と参考になる話でした。

それにしても話術が長けており施主に対してのプレゼンは、すご~く上手に違いないと思わせる話し方でした。

あんなに人の心を掴む話術できたら面白いだろーな~と何度も思い出来ることならそのプレゼンに立ち会いたい思いでした。

今年も色々な美術展に行きましたが、印象に残る展覧会でした。

 

ところで今年もあとわずかになりました。

皆様はこの一年、いかがでしたか。

私は、年の瀬を迎えこの一年を振り返ると反省すべきことも多々あり来年に向かって気持ちを新たにしております。

私のこのつたないブログをお読みいただき恥じることも多くお恥ずかしい次第です。

来年も皆様にとって良い日々が続くでありますように。

又これからも笑って日々過ごせますように・・・。

皆様に感謝申し上げます。

 

 

No.346 秋の八ヶ岳でのんびり・・・。


日に日に秋風は冷たさを増してき、冬はもう目の前です。

 

先日初めて家族全員で、30年来お世話になっている八ヶ岳清里高原の“ゲストハウス バーネットヒル”に行ってきました。

こちらは、娘が生まれた時から清里高原では定宿のペンションです。

オーナーのIさんが数年前から体調が思わしくなく心配していたのですが、少しずつ元気になってこられたようなのでこの機会に全員で出かけてきました。

長男の奥方は初めての訪問です。

建物も敷地内の雰囲気もオーナーの感性も我が家にぴったりなので長くお付き合い出来てきたと思います。

身体と相談しながら可能な限り長く続けて欲しいと思っております。

 

八ヶ岳周辺では、尾白川渓谷・七賢酒蔵・白州蒸留所・清泉寮など我が家おなじみの立ち寄り所めぐりをしました。

現在ペンションは、B&Bになったので夕食は、ご近所の蕎麦屋さん“草五庵”です。

お任せの料理はどれも大変手の込んだ美味しいものばかりですが、残念ながら年内いっぱいで閉店になると店主から言われ残念の極みでした。

 

翌日の昼食は、“おいしい食堂”です。

小学校の廃校跡を温泉場と食事処にしたこちらも、我が家おなじみの場所です。

地元で採れた食材をお土産に買うのも慣例です。

清里の駅周辺は、往年の繁栄を知る者にとっては物寂しく映りますが、その分少し離れた八ヶ岳周辺はまだまだ自然も残り都会に住む私たちにとっては心癒されるオアシスです。

今回行けなかった“八ヶ岳高原ロッジやヒユッテ”にも機会を作り又行きたいと思います。

次回は少し山歩きをしたいですね。

 

No.345 秋の美術館めぐり。

毎朝の浅草寺の境内は、季節の移り変わりの様子が見てとれて一日を気分よく過ごせそうになります。

 

毎年秋口は、数多くの美術展が各地で開催されています。

その中で現在「東京国立博物館」で開催されている「運慶」展に行ってきました。

興福寺中金堂再建記念特別展としての開催です。

 

日本で最も有名な仏師、運慶。

平安時代末期から鎌倉時代の初めの動乱期、卓越した造形力を発揮し、まるで生きているかのような写実性に富んだ仏像を生み出した運慶。

各地に現存する運慶作と思われる仏像は31体、そのうち22体が一堂に会した史上最大の運慶展です。

 

私は、展示中数ある国宝や重要文化財の中で「毘沙門天立像」と「制多伽童子」の姿が一番のお気に入りでした。

運よく並ばずに入館でき感動の時間を過ごさせていただきました。

ただし26日までですよ。

 

場所によっては、紅葉ももう終了まじかと思われますが、箱根に紅葉見物と仙石原の「ポーラ美術館」で開館15周年記念展として開催されている「100点の名画でめぐる100年の旅」展にぶらりと行ってきました。

ポーラ美術館には9月にも行ってきたのですが、今催しでは館収蔵の絵画作品のなかから、西洋絵画71点、日本の洋画29点を厳選して展示されており見応えがあるものでした。

100点の名画を、画家や芸術運動、主題や時代に係わる20のテーマに分け、19世紀半ばから20世紀半ばまでの約100年間の洋画と日本の近代絵画の流れを、美術館備え付けの“タイムトラベルガイド”を片手に、旅するように鑑賞できました。

館では、おなじみの絵画が一堂に会する機会は、めったにないのでお得感一杯でした。

 

我が家の箱根の定宿?「富士屋ホテル」に宿泊し美味しい料理を堪能してきました。

特に旧宮ノ下御用邸「菊華荘」の日本料理は、雰囲気も良くまた次回もと思わせる何かがあります。

紅葉よし絵画よし食事よしのプチ旅行でした。

次は、どこに行こうか楽しみです。

 

 

No.343 久しぶりの沖縄旅行。

毎朝のお散歩通勤では、観音様境内が季節の変わり目のバロメーターです。

毎朝のお会いするおなじみさんの着衣がだんだん冬着になってき、観光客も流石にTシャツ姿は減ってきました。

 

寒い東京から温暖の沖縄に久しぶりに行ってきました。

娘が出張に行くというのでついてゆくことにした次第です。

3日ほど仕事前に休暇を取ってもらい家族でのプチ旅行です。

沖縄には、2度ほど仕事では来たことがありましたが、家族旅行は初めてです。

以前はレンタカーを借りずに市内バスを乗り継いでの移動の為か疲れた思い出しかありませんでした。

 

首里城の展示室では弊社が昔納品した吊りハンガーで説明パネルが展示されていました。

沖縄戦で焼失した首里城が復元されて25周年を迎えたこともあり琉球王国文化を改めて知る良い機会でした。

また「ひめゆり平和祈念資料館」では、沖縄で亡くなった女学校の生徒・先生の当時の様子が生々しく展示され改めて沖縄における戦争の悲惨さを感じました。

 

今回はレンタカーを借りて北部の「沖縄美ら海水族館」にも足を運びました。

黒潮の海を再現した、おなじみのジンベイザメやマンタやカツオの群れが悠々と泳ぐ大水槽も迫力満点でした。

 

また初めて世界遺産の「今帰仁城跡」にも行きました。

桜の名所としても知られているようですが、残念ながら季節外れで鳥や虫の鳴き声が響きわたっていて城跡も寂しげな場所でした。

 

以前に弊社が納品した“ワイヤー手すり”が設置されている「フィッシャリーナ地区」にも立ち寄りましたが、納品時に比べ周辺がすっかり整備されており、ランチに立ち寄ったアリーナ沿いのしゃれたカフェもとても南国の雰囲気を漂わせていて食事もおいしく、のんびりユッタリできました。

 

3泊4日約300キロの旅でしたが、沖縄の美味しい料理と素敵なホテルでリフレッシュできました。

家族に感謝です。

 

 

 

※写真は、「フィッシャリーナ地区」に設置されている”ワイヤー手すり”【ワイヤーテンド】になります。

 


No.342 おなじみの日光。

台風21号が首都圏を何とか通過したようです。

昨日から伊勢湾台風並みの大型台風と言われた21号は、特に雨風がひどく夜間および明け方は窓をたたく風雨で怖いようでした。

自然の力は人の想像を超えるエネルギーを発する事を改めて感じました。

 

先週、紅葉を求め我が家ではおなじみの日光に散策に行ってきました。

特に今回は、いつもの定宿の「中禅寺湖金谷ホテル」でなく、奥の院「とく川」と言うお宿です。

西洋人の宿泊客が多くて驚きました。

紅葉は“竜頭の滝”あたりではすでにピークを過ぎており“戦場ヶ原”や“湯川”では芝紅葉が見ごろでした。

昼食はおなじみ「中禅寺金谷ホテル」の百年カレー、トレッキングの疲れも忘れます。

宿の夕食は懐石料理で温泉ともども優雅に楽しめました。

金谷の「洋」もよいですがこちらの「和」もなかなかでした。

 

翌日、朝食前の6時過ぎに宿から往復一時間余りの“寂光滝”と「若子神社」に初めて行きましたが、道中人っ子一人居ず隠れた穴場と言えると思います。お勧めです。

早朝の静寂の中、のんびりの散策は本当に気持ち良いものです。

 

また今回は、これまたお初の「慈雲寺」に“並び地蔵”を見に行きました。

現在は74体のお地蔵さんが並んでおりましたが、もともとは百体あったそうですが洪水等で26体が流され現在の数になったようです。

これほど多くのお地蔵さんを見たことがなかったので思わず写メを連射した次第です。

それとこちらは、日本人の観光客も目につくことがなかったのですが、西洋人がガイドさんと多く訪れているのに驚きました。

赤い手編みの帽子をかぶった横並び74体の“並び地蔵”は、とても東洋的で西洋人の観光客にはとても神秘的に映るのではないかと思いました。

 

昼食は、東照宮内の“明治の館”でビーフシチューとコロッケを美味しくいただき、「日光山輪王寺」の修復中で今しか見られない「三仏堂」の“天空回廊”を見学して帰途につきました。

毎年年に複数回行く日光ですが、まだまだ尋ねる場所があるようで奥の深さを感じたプチ旅行でした。

次回は、XCスキーでしょうが春先に男体山を登ろうかと思います。

 

No.341 美術の秋!

すっかり秋めいてきました。

毎朝の観音様の境内も心地よい秋風が吹きだしました。

 

たまたま友人O君から、奥様が「東京都美術館」で開催の「第60回記念 新協展」に入選したとの連絡があり、作品の彫刻を鑑賞に行ってきました。

展示作品は絵画が多数で彫刻は、20点ほどでしたが彫刻室では彼女の作品が真っ先に目に飛び込んできました。なかなかのものです。

あくまでも素人の感想ですが、趣味の域を超えていると思いました。

来週には、「国立新美術館」で開催されている「第81回 新制作展」にも他の作品が展示されているようなのでそちらにも行く予定です。

O君曰く、こちらの方が自信作とのことで鑑賞するのが、楽しみです。

我々の年代で現役時代から趣味の世界を一つでも持っていると晩年リタイア後に充実した時間を過ごせそうなので、若い時から趣味の世界を持てるような精神的な余裕を持って過ごせれば良いですね。

 

たまたま弊社の近所にある「たばこと塩の博物館」で来月22日まで開催されている「和田誠と日本のイラストレーション展」にもちょいと寄らせてもらいました。

満65歳以上の入場者は、入館料が“なんと!”50円でした。

和田誠さんをご存知の方も多いと思います。

日本のイラストレーションの発展の中心にいて、たばこの「ハイライト」や今話題の「週刊文春」の表紙デザインなどをされている方です。

展覧会では、和田さんの仕事や多くのイラストレーターとの交流を中心に、日本のイラストレーションの歴史が紹介されていました。

また懐かしい作品も多くあり入館料50円で大変楽しめました。

日本の美術館は、海外の美術館に比べ入館料が高い印象があります。

無料とは言いませんが、もう少し安いとあちこちの美術館に気楽に行けるのですが。

決して50円とは言いませんが・・・。

 

No.340 久しぶりの箱根ポーラ美術館。

朝の浅草寺境内も少しずつですが、秋めいてきました。

 

ずいぶん前に頂いた箱根ポーラ美術館の招待券が今月24日まででしたので、急きょ時間を作り箱根に行ってきました。

ポーラ美術館開館15周年記念展と題した「ピカソとシャーガール 愛と平和の讃歌」展です。

 

パンフレットによると、

 

20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソとマルク・シャーガールは、前衛芸術の中心地であった20世紀初頭のパリを拠点に、それぞれ独自のスタイルを切り拓きました。

その後二度にわたる世界大戦を経験しながらも、時代に向き合い、生涯にわたって旺盛に制作を続家ました。

ともに20世紀の芸術を牽引した彼らは、同じ時代を生きた同志でもあったのです。

 

とあります。

 

展覧会は、全く異なる様式の二人の芸術家の作品を対話のごとく並べて展示してありました。

何度も訪問しているポーラ美術館は、以前からピカソとシャーガールの作品を多く収蔵しておりおなじみの作品が多く目につきましたが、改めての見る両者の作品が対比展示されているのは新たな試みで興味を覚えました。

 

また美術館の裏手にある「森の遊歩道」は、機会がなく初めて行ったのですが、これがお気に入りだった那須の「二期倶楽部」のような雰囲気でなかなかでした。

次回も是非訪れたいと思いました。

 

少し遅くなったランチは、おなじみ「富士屋ホテル」のティーラウンジで初めてハンバーガーを頂きましたが、これがかなりボリュームもあり大変おいしかったです。

何時ものカレーを食べたかったのですが、時間がすでに過ぎて終了しており残念でしたが、そのおかげで食べた初ハンバーガーなどたまには浮気?してみるのも良いかな~。

 

久しぶりの箱根周辺は東京から近いこともあり少し込み合っていましたが、良い旅館も数多くあり飽きることがありませんね。

 

No.339 民藝展!

暑かった八月も今日で終了です。

汗っかきの私にとってこの時期は、汗拭きタオルが欠かせません。

一日二枚は使用します。

 

そんな時期に「日本橋 髙島屋」で昨日から開催されている、「用の美とこころ 民藝展」に行ってきました。

以下は、パンフレットからの抜粋です、

 

民芸運動とは思想家の柳宗悦を中心に、陶芸家の濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチらが提唱し名も無い工人が作った生活道具が持つ無意識の美を知ろうとする運動でした。

やがて共感を呼び、柳らが収集した民芸品を展観する「日本民藝館」が1936年に東京・駒場の地に設立されました。

以来、優れた民芸品の蒐集や保存、展覧会の活動などがなされ、2016年10月に創立80周年を迎えました。

 

とあります。

9月11日まで髙島屋で開催される「民藝の日本 柳宗悦と手仕事の日本を旅する」では民芸の黄金期であった江戸時代後期から昭和時代に焦点を当て、柳宗悦が日本各地で蒐集した、【日本民藝館】の所蔵品を中心に、各地の民芸館の所蔵品も加えた、約170点が展示され、日本人の日常の美意識のルーツがここに集っています。

 

3.11の東日本大震災以前に「日本民藝館」とは、館内の展示ケースを弊社の家具転倒システムで固定したのがご縁で知り合いました。

昨日の会場でのトークショー「柳宗悦の見出した民芸の美」をテーマに説明をされた、日本民藝館の学芸部長のS氏の大変民芸について分かりやすい説明も興味深く拝聴できました。

 

以前からのお知り合いのS氏ですが、大勢のお客さんを前に予定時間を多少オーバーしたのですが講師として失礼ながら大丸でした。

私も商品説明等をする際、時間をオーバーすることが多々ありテーマの絞り方など大変参考になりました。

興味があるかたは、会場や日本民藝館に行かれたら良いと思います。

 

No.338 今年の夏は・・・。

 

今年の夏は、例年になく雨模様が多い東京です。

からっと晴れた日があると思えば、突然の夕立や場合によってはなんと“ひょう”が降ったり雷さんが轟いたりと本当に例年になく変な空模様の日が多い気がします。

 

今年の私の夏季休暇は、お留守番で終了した感じでした。

数か月前に“かみさん”からフロリダに“ディズニークルーズ”に行こうと思うけど一緒に行く?の一声に、“う~ん”と返したのが結局お留守番となりました。

二度ほどフロリダのディズニーワールドに娘が務めていた際に観光に行ったことがあるので、今回はいいかなで“う~ん”と言ったのが敗因でした。

行きは、ボストン経由帰りは、シカゴ経由とのスケジュールを最初に聞いていれば、違う答えだったのにな~もすでに遅しでした。

ボストンもシカゴも行ったことはありますが美術館や美味しいステーキなどの料理が記憶に有ったので、大変残念なお留守番に成りました。

留守中は、友人たちに声をかけて遊んでもらったのですが・・・

次回は、旅のスケジュ―ルの詳細をもっと詳しく聞いてから答えようと思います。

この年になってからも会話の返事には“間”をおいてから返事をした方が良いとのお勉強をいたしました。

 

No.337 ちょっと気になるドラマ。

陽気のせいかここ数日身体がだる~い感じです。

例年夏場は、食欲も減少し体重も2~3キロ落ちます。

例年は、秋口に向けて体調も戻るのですが、今年はどうだか。

そんな中、最近ちょっと気になるドラマがあります。

 

テレビの帯ドラマはあまり見る機会はないのですが、このドラマは私の年代には大変興味深いドラマなので楽しみにしています。

生憎昼の12時半からの放送の為、毎回録画して帰宅後見ております。

ドラマ名は、「やすらぎの郷」で倉本聰さんのオリジナル脚本の作品です。

主演は石坂浩二で浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫、藤竜也、山本圭、ミッキー・カーチスら昭和を代表する俳優陣や草刈民代、風吹ジュン、常盤貴子が共演している我々の年代ではおなじみのスター達のドラマです。

それにオープニング曲が中島みゆきの【慕情】がこのドラマにぴったりの感じです。

Wikipediaの概要によれば、俳優や歌手、ミユージシャン、脚本家などの昭和世代にテレビの世界で活躍した人物だけが入居する、東京郊外の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族の絆・友情・愛情・死などをテーマに現在のテレビの在り方に対する批判も盛り込み、ユーモラスかつシリアスに描く「大人のための帯ドラマ」です。

放送された初回から視聴率は、8.7%を記録し同時間帯の他局の情報・バラエティ番組を上回って、中高齢の視聴者向けの新設枠として好スタートを切ったようです。

残念ながら、野際陽子さんが放送期間中の6月13日に亡くなられた為本作が遺作となりました。

放送期間が9月まで予定されているので興味がある方がいらっしゃれば是非ご覧ください。

倉本聰さんならではの脚本で、共演者達の過去でのプライベートの内容も盛り込まれており、我々世代には”にやり”とする場面が多々あり毎回楽しみに鑑賞しております。

 

No.336 お気に入り店舗・宿泊施設の閉店。

暑さ寒さに弱い?私としましては、毎日の暑さにかなり消耗しております。

毎朝の通勤は、家から会社まで徒歩で行くのですが、昨日は浅草駅からしばらくぶりに電車にての通勤となりました。

持参のハンカチも汗でぐしょぐしょです。

そんな折、お気に入りの店舗と宿泊施設が相次いで閉店することになりました。

 

浅草で数代にわたり佃煮を作り続けていた「鮒金」が先月一杯で廃業いたしました。

私の子供のころから親しんでいた、鮒金の小エビやカツオの角煮は、もう食べられません。

店舗の入り口に小さな紙に“お知らせ”と書かれた廃業の文字が悲しい気持ちにさせられました。

仕方なく、好きなものだけを大量に爆買して冷凍保存いたしました。

それにしても後継者不足と店主の高齢化にての廃業、何とかならなかったのでしょうかね~。とても残念です。

 

又ここ数年我が家の感性に合う宿としてお気に入りの定宿?の那須「二期倶楽部」が8月末で休業することになりました。

先月にお気に入りの本館(6部屋のみ)に宿泊したのですが、家族の都合もあり今月再度本館に宿泊いたしました。

「二期倶楽部」は、食事も部屋も備品も広いガーデンもすべて我が家ではお気に入りのリゾートホテルです。

特に本館での朝食の“卵かけごはん”は、絶品です。

スタッフの方々も含め、あの環境が今後どうなるのか心配です。

 

世の中各分野で様々な変化が驚くようなテンポで進んでおります。

私達の身の回りも2020年の東京五輪を契機にどうなることやら。

もう少し緩やかに地に足をしつかり付けて歩めないものでしょうかね。

年寄(本人はまだまだと思っておりますが)の独り言です。

 

No.335 上高地 散策。

六月は、紫陽花の似合う季節です。

昨年この時期に初めて行った上高地が大変気に入ったので、今年も花が綺麗なこの季節に行くことにいたしました。

東京駅を夜行のリムジンバスで午後10時44分に出発し上高地のゲートが開く明け方5時過ぎに到着するプチ旅行です。

 

上高地は、「特別名勝」「特別天然記念物」だそうで日本で初めて同時指定された場所で、日本が誇れる美しい景勝・中部山岳国立公園です。

初日は雨模様の中、上高地での定宿「上高地帝国ホテル」を6時前に出発し河童橋~明神池~明神橋を渡り昼ごろホテルに戻る約13キロのゆったりの散策コースです。

のんびりと木道沿いに咲くニリンソウやレンゲツツジなど「上高地に咲く花の図鑑」を片手に写メにて確認します。

また「上高地ビジターセンター」では、四季の上高地の映像を見たのですが、ついうっかり居眠りをしたのはご愛嬌です。

上高地帝国ホテルは、4月から11月上旬までの季節限定の営業で、スタッフは大阪と東京の帝国ホテルから出向してきているのでサービスは行き届いています。

又食事は、和食も洋食もすべて美味しいです。

今回は徳沢まで行けませんでしたが、いつかガイドさん同行で徳沢の奥の横尾~涸沢まで行きたいと思っております。

それまでに体力をつけておかねば・・・。

 

No.334 日光・那須のんびり旅行。

昨年のこの時期に続き日光にまたまたハイキングに行ってきました。

昨年は、「小田代ヶ原」に“クリンソウ”を見に行ったのですが今回はパスして「戦場ヶ原」を一周してきました。

すっかり木道も修復され、大変歩きやすくなっておりました。

男体山を仰ぎ見ながらの見慣れた景色ですが、いつ来ても雄大さに圧倒されます。

気が付くと約2万歩の歩数でした。

 

日光を午前中に切り上げて、午後からは、昨年に続き那須の「二期倶楽部」へ。

これまた昨年同様に1986年竣工の本館に宿泊いたしました。

昨年は、偶然にも「バー・ラジオ」のオーナーバーテンダーの尾崎浩二さんが「山のシューレ」というイベントの為に3日間限定で二期倶楽部のバーでシエイカーを振るというチャンスに合い感激したので、今回は尾崎さんのカクテルを堪能する事も目的のひとつでした。

オリジナルカクテルとアレキサンダーを頂きました。

今月中に青山の「バー・ラジオ」に尾崎さんが来られる時に又お邪魔することをお伝えしてお別れいたしました。

 

二期倶楽部の良さは、食事が美味しいのはもちろんですが、従業員の心使いの素晴らしさと周囲の環境にあります。

特に大木につるされているブランコは楽しみのひとつです。

童心に帰り何とも言えない心地よさです。

7月に長女を連れての再訪の予約を入れて、大変心地よい思いで帰途につきました。

 

No.333 皐月といえば、燕子花と三社で決まり!

もうすでに真夏かと思うような日々が続いておりますがいかがお過ごしですか。

 

皐月といえば私的に言えば、尾形光琳の「燕子花図」と「浅草三社祭」です。

毎年この時期になると「根津美術館」で開催される展覧会での尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」の鑑賞と庭のカキツバタや庭園の散策を楽しみにしております。

今年はそれに加え鈴木基一による「夏秋渓流図屏風」の琳派の二大傑作を同時に鑑賞できる展覧会でした。

会期終了近くの初夏の宵に行けたのでゆったりと鑑賞でき充実の時間を過ごせました。

 

又打って変わって地元浅草で一番賑わう「三社祭」も行われました。

三基の本社神輿と四十四町百基の町会神輿が浅草中を練り歩く「三社祭」。

我が家で一年で一番の大イベントです。

祭りに合わせて毎年各部屋の大掃除を同時に行います。

すっきりした部屋でお客さん達と祭りを楽しみます。

 

今年地元「浅三東」町会は、本社(浅草神社)の三基の宮神輿の内の「一之宮」でした。

年ごとに外部の担ぎ手が大勢来るようになった為、以前よりはかなり荒っぽくなってきたので、私は今は宮神輿は担ぎませんがそれでも十分祭りの雰囲気を楽しませていただいております。

三社祭でしか合わない方々も多く、昔の話で盛り上がります。

神輿を担ぐ際は町会の半纏がないと担げませんので、我が家自前の半纏では足りず皆さんには神輿を担ぐ際には半纏を入れ替わりで楽しんでいただいております。

今年は特段皆様にはお声をかけず様子が分かっている方々に勝手に来ていただきました。

それでも約30人ほどの方達で楽しみました。

怪我人もなく我が家の三社祭は、昨日無事終了いたしました。

来年はどんな三社になるか楽しみです。

元気で又迎えられるように体調管理に気を付けてもうひと頑張りです。

 

No.332 カンボジヤ、初訪問!

ゴールデンウイークも無事?に過ぎいささか体調不良の私ですが、皆さまは如何過ごされましたか。

 

土日を混ぜて9連休の休みを取ったので“初カンボジヤの旅”としゃれ込みました。

ANAがプノンペン線新規就航記念とかでビジネスクラス直行便にての旅でした。

お目当てはやはり「アンコールワット」です。

事前にDVDにてお勉強をしていったので、ガイドさんの説明もより深く理解できました。

個人旅行ではインフラがまだ発展途上の国なのでアクセツが大変と思い、十何年かぶりのツアー旅行です。

 

プノンペン市内観光では、黄金宮殿の王宮や仏教寺院のシルバーパコダや国立博物館などツアーならでの盛り沢山な市内観光の後、バスにて一路アンコールワットのあるシェムリアップへ約6時間の長旅です。

途中スピアンプラプトス(アンコール大橋)に立ち寄り無事到着。

翌朝5時ごろより朝日に浮かぶ「アンコールワット」を鑑賞しに行きました。

まさに幻想的で今旅のハイライトの一つでした。

 

またアンコールワットの近くにあるより巨大な世界遺産、王と神の都市「アンコールトム」には小型バスに乗り換えての観光です。

クメールの微笑と称される四面仏塔が印象的な「バイヨン寺院」や巨大なガジュマルの根に覆われた神秘的な「タ・プローム」などなど炎天下の観光は、まさにこれでもかの連続で水分補給が追いつきません。

 

翌日はいよいよ天空の楽園と呼ばれる「アンコールワット」観光です。

アンコール遺跡の中心をなす遺跡群で威風堂々たる姿は、12世紀アンコール王朝の栄華を今に伝えておりました。

「天女の舞」カンボジヤの宮廷舞踊のアプサラダンスショーや風光明媚なトレサップ湖クルーズなどツアー旅行ならでの盛りだくさんの少々忙しいカンボジヤ旅行でした。

 

それにしてもカンボジヤは、まだまだインフラが整備されておらず、これからの国との印象を受けました。

現在いたるところで日本政府の援助を受けて橋や道路を整備しており、大変大きな「日本橋」と名付けられた橋もホテルの近くにありました。

アジアでの日本の存在を改めて知る良い機会になりました。

 

No.331 絵画とコンサートの日々・・・。

このところスギ花粉もひと段落してやっとマスクが手放せるようになりました。

まだ少し鼻がうずくのですが、行きたい展示会やコンサートもあり結構忙しくしております。

 

数か所の展示会や美術館に今月は行く機会があったのですが、印象に残ったのは、「国立新美術館」で開催されている「ミュシャ展」です。

数年前に旅したチェコのプラハにある「プラハ市立美術館」で観たミュシャの超大作群「スラヴ叙事詩」の絵画の大きさと迫力は、今ででも大変印象に残っています。

今回東京でその作品群と再会です。

チェコ国外で世界初公開となる全20作が一堂に会しての大変見ごたえのある展示会でした。

“たどり着いたのは、故郷への想い”まさにそれを表現した作品群でした。

6月5日までです、お見逃しなく。

 

念願かなって「ユーミン 松任谷由実」のコンサートに行ってきました。

会場の「東京国際フォーラム」では若干年齢層は高めでしたが、青春をユーミンの曲で過ごした当時の若者たちで満席でした。

半分ぐらいは口ずさめる曲で自然と体が曲に合わせてスイングします。

驚いたのは途中観客が立ち上がり手拍子を打ちながら踊りだすことです。

若者のコンサートではよくあるそうですが、前の席の人が立ち上がると全く見えなくなるので仕方なく?私も初めてコンサートで立ち上がりました。すごいパワーです。

バックバンドもコーラスも大変良かったのですがバックダンサーの男女二人が大変印象に残りました。

ユーミンは曲に合わせてコスチュームを早変わりで何度も着替えます。

きっと楽屋裏は大変でしょうね。

9月までの全国42都市のツアーはあと五十回以上とか。

ユーミンのすごい体力とエネルギーには脱帽です。

アンコールの後のダブルアンコールは、初めての経験でした。

アンコールの後帰ったお客さんが大勢いましたが、席を立たない人が多かったので、なぜかそのまま席に座っていたら、キーボードの人と二人で再びステージに・・・ラッキーにもラスト曲「やさしさに包まれたなら」を聴けました。

コンサート2時間余り、ラスト曲の余韻に浸り帰路につきました。

ユーミンいいな~青春のあれやこれやがよみがえりました。

No.330 シンガポール再訪。

桜の季節もあっという間に過ぎ去り、浅草寺境内にある伝法院の桜も葉桜となりました。

丁度東京の桜が満開のころに、昨年に続きシンガポールに緑化のリサーチに行ってきました。

今回は、昨年より緑化が具体的に施工されている建物等を中心に視察をいたしました。

前回同様市内の緑化、特に壁面緑化中心に検証してきました。

 

チャンギ空港のワイヤー式の壁面緑化は、今までに見たこともないボリュームの施工現場でやりようによっては、ここまで出来るのかとの思いを持ちました。

市内の大学やショッピングモール・ホテル・オフイスビル・マンションや公園など時間が許す限り地図を頼りに市内を数日かけて緑化の検証をしてきました。

結論としては、緑化の維持管理が徹底的に行われ市内を見渡す限り緑視率が非常に高く近代的なビル群にうまく緑化が効果的に組み込まれている印象を受けました。

それに比べ大都会の東京は、緑化をしている割に緑視率が乏しくなぜか建物ばかりが目につきます。

弊社の緑化資材の潜在的な可能性を強く感じた視察となったシンガポールでした。

美術館にも立ち寄りましたが、三十数年前にボールチエーンで絵画を吊っていたのですが今ではテグスに自在ハンガーでハンギングしていました。時代を感じました。

 

美味しい食べ物も沢山ある近代都市ですが、やっぱり私は浅草が好きだな~。

No.329 春のイベント!

私は、ずいぶん前から【スギの花粉症】に悩まされており、この季節は特につらい日々を過ごしております。

目はかゆくて鼻水が絶えずマスクは手放せません。

ピークは、過ぎてきたようですが、まだまだ油断はできません。

やさしいティシューで救われてはおりますが。

 

そんな折、この時期各種のイベントがあり、楽しませてもらっております。

今月中旬には、かみさんが教えているファッションスクール「エスモード ジャポン 卒業コレクション2017」のファッションショーが恵比須ガーデンプレイス ザ・ガーデンホールで開催されました。

この卒コレは、エスモードでの3年間の集大成で、高い技術とデザイン力を披露する場です。

若い学生さんたちの新鮮な感覚のファションセンスは、私には未知の領域を思わせるものが多くありましたが、見ていて楽しい時間を過ごさせてもらいました。

卒業後の活躍を期待させ又モデルさん達も素敵でした。

 

また表参道ヒルズのスペースオーで開催された、「エルメスの手仕事展」“メゾンへようこそ”は、パリ エルメスのアトリエの中で働く職人さん達が来日しエルメスの「ものづくり」を実際に会場で再現して見せてくれました。

友人がエルメスにいるのですが、今回は来日しなかったようです。

歴史に裏づけられた熟練の手による「仕上げ」はまさに職人芸で素晴らしいものばかりでその長年の鍛錬と努力は大変参考になりました。

 

また家具好きの私として外せない展示会として東京国立近代美術館ギャラリー4で開催されている「ワシリーチエアの生みの親 マルセル・ブロイヤーの家具展」は、大変興味ある展示会でした。

主題のワシリーチエアは、彼が1925年23歳で考案したパイプとコードバンを使用したモダンデザインの代表的な椅子です。

建築家でもあるブロイヤーは、ドイツの造形学校バウハウスで学びデザインと機能を統合した作品をいくつも発表しています。

弊社の事務所でも彼のアームチエアやサイドチエアを以前は使用しておりました。

残念なことに座と背がくたびれて修理を重ねたのですが今はミースの椅子に取って代われてしまいました。

モダンデザインの可能性を示しているブロイヤーのデザイン、いいですね~。

No.328 熱海・光琳・ハンバーガー。

花粉全盛の季節ですが桜の季節も近づいてきました。

まだ朝の浅草観音様の境内での様子では、つぼみですが。

 

先日「熱海・梅園」のニュースがTVから流れてきました。

 

そういえば14日までこの季節しか観ることができない尾形光琳筆の「紅白梅図屏風」(国宝)が熱海の「MOA美術館」で公開されているので、急いで行かねばとなり一路熱海へ。

 

東京から熱海までは、新幹線で約50分でたどり着けます。

JR東海が発売している新幹線の往復割引切符「新幹線お出かけきっぷ」は、5,450円で1,890円もお得と聞き早速購入。

熱海ぐらいなら新幹線を使用した方が車より早くて便利です。

 

昼過ぎに東京を出てあっという間に熱海着、駅前は混雑しておりましたが、昼食は少し離れた1952年創業のハンバーガーで有名な「ボンネット」へ、三島由紀夫や谷崎潤一郎・越路吹雪など文豪や文化人が足繁く通った喫茶店です。

小ぶりなオリジナルハンバーガーは、香り高いコーヒーにもよく合います。

ハンバーガーは小ぶりな為私は、追加でチキンバスケットを頼みました。

昭和にタイムスリップしたかのような雰囲気で美味しい時間を過ごしました。

 

「ボンネット」から徒歩で“天然記念物・樹齢二千年超の神の御魂に降り願う木”「大楠」で有名な「来宮神社」へ参拝に行きました。

心静かに願い、祈りを捧げていよいよ今回の目的「MOA美術館」へ。

この美術館へは、何度も来ておりますが、今回リニューアルしたとかで以前来た時よりは少し新しい空間を体験できました。

所蔵の美術品は、国宝3点、重要文化財66点重要美術品46点を含む約3500点にも及び保存状態が良好な作品が多いのが特色だそうです。

国宝の野々村仁清作の「色絵藤花文茶壺」なども素晴らしい作品でしたが、圧巻はやはりお目当ての光琳筆の「紅白梅図屏風」です。

琳派の代表作です。

何度か拝観しておりますが何度観ても心打たれます。

事前に背景等を予習してきたので作品の深さを感じてしばらく不動の姿勢で見入り閉館時間ぎりぎりまで居りました。

お土産にアジの干物などを買って6時過ぎには帰宅。

 

こんな充実のプチ旅行なら毎月でも良いかな~なんて思ったりしましたが・・・。

No.327 春本番 もうすぐ・・・。

先週ぐらいから春一番が吹いて、空気も次第に春らしくなってきたような気がいたします。

春本番、もうそこまで来ています。

 

昨日は、「第11回東京マラソン2017」が執り行われました。

晴天にも恵まれ、コースの沿道は約3万6千人の参加者、応援の方々や観光客で大いに盛り上がりました。

 

今年から都庁前から東京駅前の新コースに変わり、より高速が期待されるコースとなり新記録も出るのではと予想もされておりました。

結果は、ケニアのキプサング選手が日本国内のレースで初の2時間3分台をマークし優勝しました。

残念ながら日本勢は最高が8位の井上選手でトップと5分ほどの差があり世界との距離を感じました。

 

私はたまたま知り合いの方々が参加されたこともあり、地元浅草の雷門周辺で応援させてもらいました。

もちろん知り合いの方が何処にいるのかわかりませんでしたが、参加のランナーの方々の真剣な走りや楽しそうな姿を見て大変感激いたしました。特に外国のランナーの方々が多く参加しているのに驚きました。

また警備も五輪に備え万全をきすべく大変な警戒態勢を引いておりました。

テロ対策も大事ですから。

 

大会関係者やボランティアの方々のおかげで大会は無事終了したようです。

沿道でガンバレ!ガンバレ!している私は、参加ランナーと応援の方々がマラソンを通じて一体となっていることに“平和”を感じ、なぜか目頭が熱くなりました。

これも年のせいでしょうかね。

No.326 心の洗濯。

私が住む浅草界隈は、ポカポカ陽気で気持ち良い日々が続いていますが、ニュースによると西日本などは、寒波の影響で大雪が続いており鳥取の砂丘はまるでスキー場のゲレンデのようです。

 

屋根に積もった雪おろしで住民の方々は、大変な日々を過ごされているようで、早く春が来ることを心待ちにして居られることでしょう。

遊びでスキーに行く私達とは雪に対するイメージがずいぶん違うでしょうね。

 

先日ひょんなことで、2019年春に奉納される元総理の細川護煕氏が制作中の障壁画と著名作家の奉納散華60選の「薬師寺慈恩殿 奉納障壁画展」に行ってきました。

元総理の細川氏は、政治家としてより文人としての方がお似合いのようで奉納壁画全66面(108枚)の制作の内2017年春に仕上がる北面23面(37枚)を一堂に展観しておりました。

会場のVTRなどでは大変根気がいる作業を集中して一筆一筆進めておられました。

完成の暁には是非拝見に行きたいと思ました。

 

また数十年ぶりに「成田山新勝寺」にも祈願してきました。

成田山は、家内安全・商売繁盛・交通安全など様々なご利益を授かることができるとされ例年大勢の参拝客が全国から集まります。

「成田山は御護摩」と言われるように、御護摩の霊験利益は数限りなくあり歌舞伎役者をはじめ多くの人々が成田山の「不動明王」を信仰しております。

御護摩祈祷を行う大本堂は、例年節分で有名人等が豆まきを行う場所でその様子は想像できました。

 

仕事柄どうしても境内の“鳩”の様子が気になったのですが、本堂の屋根にもやはり“鳩”は、止まっておりました。

それと参拝の前日の強風のためか本堂の屋根銅板が一部はがれており風でなびいていたのが大変気になりました。

早急に修復の必要があると思われました。

 

さほど東京からも遠くなく書道美術館や成田山公園もあるので、ゆっくり訪問したいと思いました。

その際の昼食はウナギかな。

No.325 白銀の世界をプチ旅行で。

ここ数日の天気は、4月の陽気でコートいらずかと思えばまた真冬の気温に逆戻りしたりして体調管理に苦慮いたします。

皆様もくれぐれもお気負つけください。

 

そんな折、昨年行けなかったクロスカントリースキー(XCスキー)に行ってきました。

毎年最低2度は行くXCスキーですが、かみさんの予定が合わず、昨年は断念。

そこで天気の具合を見ながらマイコースの日光光徳周辺にXCスキーを楽しんできました。

 

午前中約2時間半で6.3kmほど、のんびりXCスキーを楽しみました。

途中光徳池周辺で持参のコーヒーにちょいとアイリッシュウイスキーを垂らして体の内側から温めたり、リンゴを輪切りにカットして食べたりして

白銀の世界との一体感を堪能いたしました。

 

昼食は、お決まりの「中禅寺湖金谷ホテル」で私は、名物100年カレーです。

いつ食べても美味しいカレーです。

食後一休みしてから、日帰り湯「空風呂」で“いい湯だな”を楽しみました。

改装後少し広くて綺麗にはなったのですが、昔の方が味わい深かった気がします。

 

我が家から約2時間半のプチ旅行。

来月にもう一度行く予定です。

 

ところでそろそろ花粉の季節です。

花粉症の方々準備、怠りなくですよ。

 

No.324 年明けに際し思うこと。

 

昨年は、皆様にとっていかがな年でしたでしょうか。

すでに通常の仕事モードになっていますでしょうか。

今年もよろしくお願いいたします。

 

私の地元浅草の「観音様」では例年通り三が日は大変な人出で参拝客特に外国人の方々達で大いに賑わっておりました。

最近外国の方々が男女とも和服のレンタルで浅草の周囲を散策している姿が目につきます。

中には着付けが思わしくなく本来の和服の良さが少し見苦しく見えることもあり、これは気を付けたいとこです。

 

それにしても正月は、和服姿が良く似合いますね。

我が家では、正月は例年通り家族そろって徒歩で桜橋を渡り、向島へ墓参りと聖天様と浅草神社へ初もうで、そして神田明神への参拝がお決まりです。

明神下の天ぷら屋さんでのお屠蘇もおなじみの行事です。

 

昨年から話題の「君の名は。」も鑑賞に行きました。

観客動員数が約1500万人、国内興行収入で歴代4位の205億円超を記録したアニメ映画です。

若い感覚とセンスが生み出したヒット作品は、なかなか見ごたえがある映画でした。

 

飲んだくれの寝正月でしたが、年の初めから平和で穏やかな日々を過ごさせてもらい“感謝”の年明けでした。

健康一番、まだまだ頑張らねば・・・。