BLOG BACK NUMBER 2009.08


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.137 オランダ・ベルギー車窓の旅!

今回の旅は、列車とバスの旅でした。
東京駅のモデルになった「アムステルダム中央駅」から列車で約50分「デン・ハーグ中央駅」に着きます。ハーグでは前回書いた【マウリッツハウス王立美術館】などを見学しました。またひっそりとしたたたずまいのチャーミングな町「デルフト」は、同じく「アムステルダム中央駅」から列車で約1時間、運河が新旧教会を映しアンティークや古本の露店がぎっしりと並ぶのんびりとした町でブラリ散歩するのに気持ちがいいです。
オランダで最も大きい「デ・ホーへ・フェルウエ国立公園」内にある【クレーラー・ミュラー美術館】へは、「アムステルダム」から列車で1時間10分かかる「アペルドールン駅」からバスを乗り継ぎ乗り継ぎやっと着ける遠方の地です。近くの「へット・ロー宮殿」へもやはりバスです。バスの旅も地元の人が大変親切で困る事はありません。
アムステルダム市内の移動は、市内電車「トラム」で行え便利でした。アムステルダムからブリュッセルまでは国際列車で車窓の旅が味わえます。なかなか田園風景も味があります。
今回の楽しみの一つは、ベルギー料理です。ムール貝にベルギービール何を食べても美味しかったです。
「アントワープ」へもバスの旅です。“フランダースの犬”で有名な「ノートルダム大聖堂」なども見学できます。
ブリュッセルにある大広場「グラン・プラス」に面した民宿にラッキーにも宿泊出来たのも良い思いでです。ヴィクトール・ユーゴーが“世界で最も美しい広場”と称賛した大広場です。
帰りは、「パリ」経由にしたのでまたまた国際列車で車窓の旅です。
パリには一昨年9泊したので今回は、見たい絵画だけを【オルセー、オランジェリー、ルーブル、ピカソ、ポンピドーセンター】の各美術館で見てきました。勿論ケ・ブランリー美術館の壁面緑化もしっかり見学しました。相変わらずの美術館めぐりでしたが、列車とバスの旅も良いものですね。今回はあまり期待をしていなかった「デルフト」のこじんまりとした運河と街並みが「パリ」の大都会に比べ大いに安らぎを与えてくれた良い旅でした。
次回は、どの絵を見に行こうかしらアレならプラド、コレならエルミタージュ・・・またご褒美に、楽しい旅が出来るように、しっかりお仕事します!

NO.136 やっと行けた【マウリッツハウス王立美術館】!

夏季休暇を使い今年は、オランダ、ベルギーへ行ってきました。
両国へは初めての訪問です。
目的はズバリ、「私的名画の旅」です。
オランダでは、アムステルダムの【国立博物館】のレンブラントの「夜警」やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」 【ファン・ゴッホ美術館】のゴッホ・コレクションやアルンヘム郊外の【クレーラー・ミュラー美術館】のゴッホ作品と彫刻コレクシヨン・・・
そしてハーグの【マウリッツハウス王立美術館】のフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」「デルフトの眺望」レンブラントの「ニコラス・テュルプ博士の解剖学講義」など・・・
またベルギーではブリュッセルの【ベルギー王立美術館】のルーベンスやブリューゲルの作品など・・・以前からこの目で一度本物をじっくり見てみたい作品のオンパレードの旅です。
各作品の私なりの印象を述べると長くなるのでコメントは差し控えますが、本物の迫力には引き込まれる思いが致します。
中でも【マウリッツハウス王立美術館】は、オランダで最も美しい建物のひとつと称されており、17世紀建造のエレガントな建物が池の水面に映り素晴らしい景観でした。
ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」又の名を「青いターバンの少女」は、思いの外小さな作品で、あまり大きくない部屋の壁に何気なく展示されており、見る者を魅了します。
ロイヤル絵画ギャラリー【マウリッツハウス王立美術館】は、私の期待に大いに答えてくれた旅のハイライトになりました。