緑化パーテーション

アルティマ壁面緑化パーテーション システム (PAT.P)

ワイヤー式だからこそ実現出来たオリジナル緑化パーテーションシステム‼



➀ つる植物登はん用 緑化ワイヤー【スパイラルワイヤー】


近年、地球温暖化とヒートアイランド現象の進行により、壁面緑化に対する関心が高まっています。
また、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、壁面緑化の普及拡大がより期待されています。

 一言で壁面緑化といっても様々な形態があります。

直接登はん型、基盤型、下垂型等。用途、コスト、景観によって選択が変わります。
 弊社がご提供する形態はワイヤー型緑化になります。

 

 多くの施工実績から得た、様々な課題を解消する為に、

 

『いかに植物に優しく』、『いかに植物との相性が良いか(効果を発揮できるか)』をテーマに探求し、開発したのが植物に最も適するオリジナル緑化専用ワイヤー『スパイラルワイヤー』です。

(2004年より発売開始し、12年間に多数の実績があります。)


■ つる植物登はん用 緑化ワイヤー 【スパイラルワイヤー】の特徴

※ 

スパイラルワイヤー単品での出荷はしておりません。両端部の金具が付属するセット品です。両端部の金具をご選択下さい。詳細は弊社までお問合せ下さい。


ワイヤー式壁面緑化に関して、植栽業者、施工業者からの問い合わせから、スパイラルワイヤーは誕生しました。

 

  • 沖縄などの過酷な環境でワイヤー式壁面緑化をする際、風圧と植物の自重で植栽が落下する事がある・・ 植栽に引っ掛かりやすいワイヤーはないか・・
  • ワイヤーで施工した現場で、夏場の壁面西側で壁面が熱くなり、熱を持ったワイヤーに絡んだ植物が熱枯れする例がある。金属製ワイヤーが何とかならないか・・

日照に強く。植物に絡みやすい。

 

  • 良く巻き付き、自然な伝い上りの手助けをします

蔓科植物は北半球では右方向に巻き、南半球では左方向に巻き付きます。日本では右巻き付きになります。その自然の法則を活かし、ワイヤーと植物の系着力をより強固にすることが出来ます。

  • 風による植物の垂れを防ぎます

台風などの強風が吹くような時、通常のステンレスワイヤーと比べ、スパイラルワイヤーはスパイラル状(ら旋状)に植物がしっかりと絡み付いているので、風による被害を軽減できます。

  • 日照による熱やけを低減します

オーステナイト系ステンレス鋼線に特殊技術により樹脂コーティングを施すことで、金属線に比べて熱伝導率が極めて低く、日照時における植物の熱焼けを低減することが出来ます。オーステナイト系ステンレス鋼線材SUS304材の熱伝導率は、14Kcl/m.h.r.℃で一般炭素鋼の約2分の1で温まり難く、冷めにくい材料であり、さらに当社の技術により撚り線をし、表面積を増大させ、樹脂コーティングを施すことにより植物への熱伝導率を大幅に低減いたしました。

  • より建物に同化し、建物景観に優れています

樹脂コーティングされていることで、ステンレスワイヤーに比べ太陽光の乱反射が少なくより建物壁面へ馴染み、建物景観を活かします。

  • 潅水効果を高めます

      上段緑化レールより降下式に潅水を行う際(オプション)、スパイラルワイヤーのら旋に沿って水が伝い落ち、やがて遠心力により水が拡散することで、植物の葉の

       表面全体にも水が行き渡ります。


■ つる植物登はん用 緑化ワイヤー 【スパイラルワイヤー】の耐候性


2004年7月の取付日から13年が経過したスパイラルワイヤーの劣化の有無を確認。

所々、外周スパイラル部にクラックが入っていることを目視にて確認。

触ってみた所、クラックが入った箇所が崩れるなどの脆さや損壊は見られなかった。

ワイヤー芯部から外周スパイラル部も剥離することなく、しっかりと固着している。

ワイヤー(樹脂部)の変色も確認はされなかった。

13年間屋外にて設置した耐性の結果、クラックは確認されたものの、スパイラルワイヤーの性能には問題は見られなかった。


また、植物もしっかりと絡み付き、成長に影響を与えていないことを目視にて確認した。