BLOG BACK NUMBER 2014


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.277 2014年もあとわずかです。

平成26年も残すとこ後わずかです。
本日で弊社も仕事納めです。
皆様にとって2014年は、どんな一年でしたでしょうか。
楽しかった事、つらかった事など様々な出来事があった一年だった
と思います。
確か昨年もこの日記に書いたと思いますが、最近特に一日・一週間・一ヶ月そして一年が本当に益々早いなと感じるようになりました。
これも歳を重ねたせいなのでしょうか。

今年も色々な場所に旅し、沢山の芸術作品に接し、美味しいものを沢山食べそして色々な人と出会いまた別れを味わいました。

景気の回復の実感は、我々中小企業にとってあまり有りませんが、弊社は、来年もオリジナルにこだわりモノ作りに邁進します。

週一のジム通いも何とか10年以上続けております。
また最近は、会社まで徒歩で通勤しています。
そのおかげか幸いに年一回の人間ドックでも特に異常がなく、おおむね体調は良い方です。ありがたいことです。

感謝の気持ちを持って来年も一歩づつ地道に歩みたいと思います。
来年も宜しくお願いいたします。

皆様にとって来年も、より良い年になりますように・・・

NO.276 年の瀬のこの頃。

いよいよ師走も半ばとなりました。

昨日で衆議院選挙も終了し、事前の予想通り盛り上がりに欠け、低投票率となり与党の圧勝で終わりました。
一票の重さを噛み締め投票にまいりました。

今月は、久々に千葉の佐倉にある「DIC川村美術館」に紅葉とマーク・ロスコの絵を見に行ってきました。
広い敷地内にある自然散策路で美味しい空気を一杯吸いながら真っ赤に色付いた紅葉に思わずシャッターをパチリ・・・
マーク・ロスコの「シーグラム壁画」7点が展示されている“ロスコ・ルーム”は、照度を落として作品に気持ちが集中できる展示室です。
この展示室では、世界4か所に分散している作品30点の内の7点(一点が幅4M高さ2.6M)を見ることが出来ます。
レストラン「ベルヴェデーレ」で美味しいパスタを食べて心地よい時間を過ごしました。

また3年ぶりにリニューアルオープンした「東京都庭園美術館」のアール・デコ建築を見にも行きました。
ここは、1933年に朝香宮家の本邸として建てられた建物を美術館として公開しています。
リニューアル前にも数回訪問しておりましたが、外観の造形的な美しさだけでなくオリジナルにデザインされた内装や家具も素晴らしくフランス人の室内装飾家「アンリ・ラパン」やガラス工芸家「ルネ・ラリック」の作品も室内で見ることが出来、毎回感動させてもらっていました。
改修に依りより整備され、1920年代から30年代にかけて当時世界中に流行したアール・デコ建築の日本における代表例として専門家に高く評価されています。
残念ながらまだ庭園は、未公開でしたが、隣接して新たに建てられた新館では、展示空間やカフェ、ミュージアムショップも新設され楽しみが増えました。

気分を変えるには外の美味しい空気を胸いっぱい吸い込んで、美術作品や美味しい料理に出合うのが一番ですね。

NO.275 不器用で愚直で一途な男。

朝晩大変寒くなってきましたが、皆様は体調管理に万全を期していますか。
それに少しづつですが飲み会の機会も増えてゆく兆しですね。

今月10日に寡黙で一本気な男を演じ続けた俳優「高倉 健」さんが83歳でお亡くなりました。

若い方で“ケンさん”と言えば「渡辺 謙」を思い浮かべる方もいらっしゃるかも知れませんが、我々の年代だと“ケンさん”と言えば「高倉 健」です。

任侠映画で一時代を築きましたが、私は、むしろ東映独立後の作品特に78年の「幸せの黄色いハンカチ」や「八甲田山」80年の「動乱」などの“健さん”が印象に残っています。
特に「動乱」は、結婚式の翌日お金がないのですぐに新婚旅行に行けない為に映画でも見ようと今はない浅草東映で鑑賞した思い出の映画です。

その後も「駅 STATION」「居酒屋 兆治」「あうん」「鉄道員」など男の哀愁をにじませる映画に出演されました。
“松田優作さん”と共演した「ブラック・レイン」もよかったです。
昨年文化勲章受章者にもなり俳優として頂点を極めた感もありますが、律義で飾らない人柄で多くの人たちに慕われた方だったようです。
ところで亡くなった11月10日は、2009年の“森繁久弥さん”2012年の“森 光子さん”と同じ日だったそうです。
期せずして名優御三方が同じ日に亡くなったのも不思議なことですね。
ケンさんの座右の銘「往く道は精進にして忍びて終わり悔いなし」

中々この境地にはなれない私です。

NO.274 上野・鎌倉・酉の市。

11月に入り朝の空気がすっかり冷たく感じるようになりました。

早朝の散歩の気持ち良さが染みついたせいか、このところ家を早く出て会社まで徒歩で出社するようになりました。
早起きは三文の徳なのか、久しぶりに知り合いの方に偶然お会いしたり普段気にしない光景が眼に入り一人で関心したり感激したりしております。

休日にふらりと上野まで散歩がてら「東京国立博物館」で開催中の“日本国宝展”に行ってきました。
ちょうど正倉院宝物11点が特別出品されており奈良時代の技術の粋を堪能いたしました。
約120件の国宝が一堂に会す展覧会です。中でも最近国宝に指定された快慶作の「善財童子像」は、かわいい姿で人気者でした。

この日は、生憎小雨が舞っていましたが少し足を延ばして鎌倉の「鏑木清方記念美術館」へ。
以前より美人画の清方は好きな画家でしたが、機会がなく初訪問でした。
ここは、清方の旧居跡に建てられ、古都鎌倉の閑静な住宅地の中にある和風建築の端正なたたずまいの美術館です。
スペースの関係か展示変えを定期的にするようなので、またお邪魔したいと思いました。

帰りに古くからの友人Oさんが経営している「ティーサロン マダム・イグレック」で美味しいフレーバーティーとケーキを頂きました。
本格的なフレーバーティーは、ここでしか味わえません、ぜひ皆様も鎌倉に行かれたらお寄りください。
鎌倉駅西口から徒歩1分に有ります。私のお勧めの”隠れティーサロン”です。

今年も早いもので酉の市が開催されました。
今年は二の酉までで昨日10日と22日です。
勿論酉の市までは夜店をちら見しながら自宅から徒歩で行けます。
例年に比べ若干人出が多いように感じました。

「浅草酉の市」は、“長圀寺の仏様のおとりさま”と隣にある“おおとり神社の神様のおとりさま”の両方からご利益が頂けます。
私は、毎年神社の「熊手守り」を頂いてきます。
よ~く 家内安全・商売繁盛をお願いしてまいりました。

本当にここ数年特に一年が早く感じるようになりました。
悔いない日々を過ごさねば・・・

NO.273 神無月いろいろ。

十月ももう終わり、いよいよ冬支度の時期がまいりました。

今月は、初旬に日光の小田代ヶ原にハイキング、芝紅葉が綺麗でした。
我が家御用達の「中禅寺湖金谷ホテル」で日帰り温泉と100年カレーの定番コースに始まり、中旬には妹が主催している「長唄演奏会 IN 両国」が本所のBIG・SHIPホールで行われ、大勢の方々に来ていただき大盛況でした。
この演奏会は、両国では第6回目となり妹のほか東京芸大OGの東音会のメンバー4名の方々に共演していただきました。今回は三味線二丁と唄、鼓・大鼓の構成でした。
途中各楽器の説明もあり長唄の世界を楽しませてもらいました。

その中旬には、事もあろうに免許証・カード・保険証など満載の財布を無くし大変なダメージを受けました。
思い当る所をあちらこちら探しまくりましたが、出てきませんでした。交番にも連絡を入れたのですが・・・

かみさんが不在の時には、何らかのハプニングが起こることが多く今回は私の番となりました。

下旬には、20年ぶりに連絡を頂いたデザイナーの方と食事をする機会を持ったり、5年ぶりに旅の水彩画の個展のお知らせを頂いたデザイナーの方と再会したりと懐かしい方々にお会いすることも出来ました。
また5年ぶりに中高の同期会が赤坂ニューオータニで行われ50名以上の参加と恩師にもお会いすることが出来、パワーを頂きました。

歳を重ねると過去には色々な方々との出会いが有り、今日があるのだな~を特に感じます。

今を大事に過ごさねば、罰が当たるような気持ちです。

NO.272 お洒落なライブ!

早朝のお散歩のおかげで、秋がそこまで近づいているのを空気と雲の動きで感じます。
かみさんと娘との早朝の散歩がひそかな楽しみになってきています。が かみさんのベルリン出張と台風でここ数日は、お休み状態でした。
ですが今朝は、初めて娘との二人でのお散歩が実現しました。
転職して初めて一人で営業?するのに少し緊張しているらしく散歩中もそのことで頭がいっぱいの様子でした。
私にも経験が有ります。頑張りすぎないようにとそこまで出てしまいそうでしたが・・・。

ところでかみさんがいないので、休みに二日にわたりJAZZライブに一人ふらりと出かけてきました。
場所は、我が家から電車で30分ほどの岩本町にある「TOKYO TUC」です。
丁度来日中の、私のお気に入り「ニッキ・パロット」カルテットのライブを聴きに行きました。
オーストラリア出身の正統派のジャズのウッドベース奏者で歌も歌うブロンド美女です。
やわらかなサウンドで決して上手くないかもしれませんが自然に歌い演奏するなど、素人っとぽさが彼女の魅力です。
ベースも歌っているときは柔らかな音で、他のメンバーの演奏中は太めの音でサポートしています。

当日のゲストのTOKUは初めて生演奏を聴いたのですが、ボーカルもフリューゲルホーンもとてもよかったです。
特に「ナイト・アンド・ディ」でのニッキとのデュオはサイコーでした。流石プロ、初共演とは思えない息の合った楽しい演奏でした。
ニッキも時折TOKUを見て笑顔でうなずいていましたし・・・
傍から見ても演奏者が乗っている様子が感じられ、結果予定時間オーバーの楽しいライブになりました。

前回の来日の際、彼女のLPレコードにサインをしてもらった時に写した彼女とのツーショットの写真にまたまたサインをしてもらい、ルンルンで帰路につきました。
私の密かな宝物が一つ増えました。

お洒落でくつろいだ演奏と歌を存分に楽しんだ二日間でした。

NO.271 知性と教養。

このところ空気が澄んでいて空もすっかり秋めいてきました。

ここ一か月前から早朝5時半頃から小一時間、家から墨田公園まで妻と娘と三人で散歩をしているので特に季節の変わり目を感じます。
墨田公園の台東区側の土手の上から対岸にスカイツリーを望むエリアで軽くストレッチをして浅草の我が家まで戻るコースがメインです。途中6時に浅草寺の鐘の音を背にして家に戻れば一日の始まりです。
最近身近で“人の知性とは教養とは何なのか”と感じることが有りました。
そんな時、たまたま朝日新聞に「知性と教養、どっちが大事?」という記事が目に付きました。(思っていると普段見過ごす記事が目につくものですね)

記事を少し抜粋させていただくと、定義として、「知性」=「物事を考え抜き、判断する力、理論的な能力」、「教養」=「学問や芸術など世界全般についての幅広い知識」との事でした。

私は、知性は、生まれつき持っている物もの、教養は、努力により身に付くものと思っています。やはり知的な人に憧れます。

ダンディと言われた白洲次郎は、政治的能力を持ち実業家でもあった方のようですが、晩年にはポルシェ911Sに乗り、三宅一生のショーでモデルもこなしマッカランのモルトウイスキーを愛飲するなど知性と教養を兼ね備えた人物だったようですが、その奥さんであった白洲正子さんは、まさに憧れの人で知性と教養が一体となった文化人でした。
晩年夫妻が住まわれた「武相荘」に一度お邪魔してその空間に身を置いてみたいと思っています。

ところで、どっちが大事?のアンケート調査の結果は、「知性」68% 「教養」32% だったそうです。

還暦を過ぎた私ですが、品性を持ち知識も豊富な方を見ると憧れてしまいます。
そのような方を見ると一歩でも近づきたいと思うのですがこれがなかなか大変で、私の晩年の大きな目標です。

NO.270 マナー違反あれこれ。

まだ蒸し暑い天気が有りますが、すっかり過ごし易くなってきた東京です。
連休は、部屋の片付けと大掃除で終わってしまいました。
少し疲れたので、どこにも出かけずに、一日中ぼけーっとしておりました。久しぶりのぐうたらです。

そんな折、先月の新聞記事で「最近イラッときたマナー違反。」と言う記事を思い出しました。
いつたい人は、どんな場面で他人のジコチューな行為にイラッと来るものでしょうか?興味が有ったのでメモしておきました。

全部紹介できませんのでベスト5のみお知らせいたします。

5位 「道路を横に並んで歩く。」 歩幅が違うためか少し早足で歩く私は良く遭遇し追い越しざま睨みつけております。

4位 「道にたばこを捨てる。」 車から手を伸ばしてポイする人や排水溝にポイする人は・・・たばこ吸う資格なしと思っております。

3位 「犬のフンを始末しない。」 私は、犬や猫を飼っていませんが、始末できない人は、飼う資格が当然ないと思います。
勿論私の知り合いの愛犬家にはそのような方は、誰もいません。

2位 「喫煙しながら歩く。」 朝の通勤時に良く遭遇いたします。通行人の迷惑をまったく感じていないのかプハーッとやっております。
私は追い越しざまにわざと咳をしながら歩き過ぎますが、あまり自分の行為をためらっている様子は感じません。たばこの先端の温度は800度になるとも言われています、特に子供さんには危険行為です。
そしてイラッときたマナー違反第1位は、「携帯・スマホを見ながら歩く。」 でした。
急速に普及した携帯電話、スマホ依存なる言葉が出来たくらいスマホ命の人が増えているようで、私も頻繁に出合います。
迷惑だし危険です。特に自転車に乗りながらのスマホ{自転車スマホ}など論外です。大事故につながりかねません。

この機会にご自身の振る舞いにも気御付けてみませんか。

NO.269 夏の終わりに。

ここ数日は、すっかり涼しくなり夏の終わり?を感じるようになりました。私も体調を崩したようで今一体が重いです。
今月は、少し連休をずらして裏磐梯に行ってきました。
昨年冬の「裏磐梯高原ホテル」でのXCスキー以来の裏磐梯です。
今回は、懐かしの「ホテル グランデコ」です。子供がまだ小さい頃に行った以来の宿泊です。
ホテル正面には雄大な磐梯山を望み、広い敷地では朝の散策やトレッキングを楽しめるリゾートホテルです。

いつものように朝早く目覚めたので、少し雨がちらついていたのですが、小野川不動滝まで遊歩道でてくてくと軽いトレッキングをしてきました。思いのほか立派な滝に感動!ホテルに帰り温泉風呂で汗を流して美味しい朝食を取り一日の始まりです。

幸い天気も晴れてきたので、軽くトレッキングをすることに、ゴンドラに乗り標高1390Mの山頂駅から出発してデコ平湿原の木道を一回りしてきました。
途中「アサギマダラ」と言うこの時期にしか見られない“旅する蝶”を観察しました。この蝶は、沖縄や台湾まで2,231Kを旅する神秘の蝶との事で珍しい蝶を観察出来ました。お勉強になりました。

ちょうどお腹もすいたので山頂にある眺望レストラン“ブナブナ”で新登場の「天空の石窯ピザ」をいただきました。ついでにご当地メニューの「山塩ソフトクリーム」もと思いましたが、お店の人があまり薦めなかったのでこれは断念しました。

裏磐梯はやはり秋の紅葉の頃(9月下旬~11月下旬頃)がベストなのでしょうが、今の季節ものんびり時間を過ごすには、特に不満はありません。
ホテルにはパークゴルフや屋内・屋外の温水プールもあり、今回は断念しましたが、カナディアンカヌーもあるようで次回はチャレンジするつもりです。

ホテル周辺は、それほど混雑もしてなく夕食も美味しく(特にシエフお勧めのシザーサラダが絶品でした。)満足のプチ旅行でした。

冬にはXCコースも出来るようなのでまた行きたいと思わせる裏磐梯でした。

NO.268 充実のお盆休み。

お盆休みも終わり皆様も仕事に復帰された方も多いのではないでしょうか。休み明けでのお仕事、お疲れ様です。
今年のお盆休みは、場所によっては天気がすぐれず折角の休みが雨ふりで台無しに・・・
私は、昨年と打って変わり家でのんびり~過ごせました。(昨年はこの時期、フロリダ~NY~ハワイでしたので・・・)
今年の休みは、家族で墓参り。(浅草の家から徒歩約40分で東向島のお墓です。)
いつものコースは、聖天様にお参りし桜橋を渡って友人の「言問い団子」屋さんを横目に見て墨田公園沿いに「じまん草餅」屋さんを通って地蔵坂通りを過ぎればお寺に着きます。
蝉の鳴き声が夏を感じます。
お墓が近いのでちょいちょい来ておりますが、お盆の御参りは特別何かを感じるものがありますね。

久しぶりに映画を見たりもしましたが、ハイライトは「すみだ・ストリートJAZZ・フェスティバル」でベーシストの“鈴木勲”さんのライブを聞きに行った事でしょうか。
第5回となるこのジャズ・フェスティバルは、墨田区のあちらこちらで演奏会があったようですが、私は錦糸公園内でのコンサートライブを愉しませていただきました。
会場は、フリーでボランティアの方々とスポンサーのカンパとで構成されており、立ち見客で満杯の盛況でした。

何年かぶりの鈴木勲さんのライブは、ゲストにギターの渡辺香津美さん(高校の後輩です。)とドラムスの本田珠也さんのトリオの演奏でした。演奏の途中ベースの弦が切れるハプニングも有りましたが、流石だったのは、香津美さんがアドリブソロで繋ぎ観衆の喝采を浴びておりました。
鈴木勲さんは、御年81歳の超ベテランジャズマンです。私の学生時代のアイドルです。
上野に“GH9”と言う今は無きライブハウスに出演の折には良く聴きに行きました。彼の廃版のLPレコードを借りたり、酒が飲めない甘党でしたので甘味を差し入れしたり、当時のミユージシャンの裏話を聞かせてもらったりと楽しい思い出が蘇ってきました。
これからも健康に気を付け演奏活動を続けて我々を楽しませてください。
でもあのステージ衣装は、昔からユニークで変わりませんね。
派手だし・・センスも・・でも私は勲さんらしくてそれも好きです。
次回はピッコロベースが聴きたいな~。

NO.267 隅田川花火大会!

今年も「隅田川花火大会」の季節になりました。
地元浅草では、サンバと並ぶ夏の風物詩です。
昨年は、おめかしして浴衣で出かけたのですが、開始15分ほどで荒天の為中止となり、全身ずぶ濡れの悪夢となりましたが、今年は行いが良かったせいか好天に恵まれ素晴らしい花火を堪能いたしました。
毎年息子の友人宅のビルの屋上にお邪魔してスカイツリーを右手に左手の花火との共演を楽しんでおります。
今年で37回目の隅田川花火大会ですが、開催されだした頃は我が家の屋上からも見えたものですが、いまは周りに高いビルが増えまったく見えません。37年の年の重みを感じます。

私が思うに花火は何といっても綺麗に花開く光の数秒後に、お腹に響く、あのズドンと言う重低音があってのそれです。
花火の醍醐味は、光と音の両方で目と耳それに体中を楽しませてくれる一瞬の味わいです。光と音が散った後は何も残しません。

毎年夜空に花開く大輪の花火を見ながら、この一年の間に天に散って行った知人友人を思い、この瞬間の大切さを噛み締めています。
今年は、天候に恵まれたせいか例年に比べて人出も多かったようで、96万5千人の人々で賑わったそうです。
会場2か所で2万発の花火が夜空に散って多くの人達を楽しませて、今年の隅田川花火大会も無事終了いたしました。

来年この花火をまた見る頃までに色んな出来事があるでしょうが、どうぞ皆様健康に留意して楽しい思い出を沢山お作りください。

NO.266 たまには、お仕事の話。

蒸暑い日が続き夏場が弱い私は、体調管理に気を使ってはいるものの今一調子が出ない日々が続いております。
先日弊社が参加させて頂いている、「一般社団法人 緑のまちづくり支援機構」(通称 GTS)の平成25年度の事業報告会が行われました。
弊社は、複数の会員企業と室内向け緑化システムを開発してきましたが、このほど試作品が完成し会場で初お披露目となりました。
商品名は「Lea-F-resh」(リーフレッシュ)です。室内におけるさまざまな用途に対応できるデザイン力と“ローメンテナンス”“高品質室内緑化”を武器に、このシリーズで室内緑化分野の新たな市場開拓を計画しています。
室内の緑化については、弊社はすでに「leaflax」(リーフラックス)を提案しておりますが、リーフレシュは、ベンチやプランター及びブックラック等を組み合わせることで統一されたデザインのイメージで室内空間を緑化することが出来、環境・緑化における新市場を開拓いたします。
弊社の緑化専用のスパイラルワイヤーや人工土壌・底面灌水機能の組み合わせによる緑化パーテーションのプランターが中心のこのシリーズ市場の反応が楽しみです。
複数の企業とのコラボは難しくもありますが、別の楽しさも味わえるので、私は個人的には楽しみながらなんとか試作まで持ち込めました。
現在進行中のプロジェクトも複数企業によるものですが、仕事を愉しみながら出来る幸せを大いに感じております。
これからも弊社のオリジナル商品で、少しでも社会に役立つものを提案し続けられるように努力いたします。
久々の仕事のお話で少し疲れました・・・

NO.265 サッカーW杯 ブラジル大会後に思うこと。

いよいよ梅雨本番で鬱陶しい日が続きます。
そんな中いよいよ4年に一度のサッカーファンが待ちに待ったW杯が始まりましたが、結果は、消極的になって初戦につまずき機能不全の3試合で最終的に一勝も出来ず、一次リーグ敗退となりました。
チームとしての実力はあったのに大変残念でした。
ここ一番の勝負所での決定力のなさが勝敗を分けました。
結果がすべての実力の世界です、世界の壁は、やはり厚かったですね。
W杯の戦いは、代表チームが国の威信を背負っての戦いの場であり、その国の国民に夢を与える場でもあることが各国のサポーターの熱気に良く表されていました。また日本のサポーターの試合後の“ゴミ拾い”が海外メディアに取り上げられ、その素養が称賛されました。
これなどは、以前から行なわれていたそうで「日本国民の民度」を改めて喜ぶことでもない気もしますが、日本人で良かったと思える記事でした。
それにしてもこれから4年後のロシア大会では、この経験を生かし日本チームをどう立て直すのか楽しみでもあります。
ニューヒーローの誕生を期待いたします。
W杯が終わり4年後私は、どのような事で社会の役に立ってゆけるのか自問自答する毎日です。

NO.264 タレント・・・

いよいよ梅雨の季節になりました。私も折り畳みの傘を鞄に忍ばせ汗を拭き拭きあちらこちら出かけております。
子供たちに“ぜひ見ると良いよ”と言われて週末にふらふら出かけた展示会が「上野の森美術館」で8日まで開催されていた「木梨憲武×20years」です。
「とんねるず」の木梨憲武さんの約20年間に渡って制作された絵画を中心に、ドローイング・オブジェ・映像など、200点を超える大変独創的な作品展でした。TVなどで取り上げられたせいか、会場は普段あまり美術館で見慣れない若者達で大混雑でした。
「INSPIRATION-瞬間の好奇心」と題されているだけあって、真さに描きたいものを自由に描くスタイルで作品制作を続けている「木梨ワールド」全開の展示会でした。
パンフにもありましたが、彼の自由な感性と鮮やかな色彩の作品群は、見るものに元気を与えると思いました。
しかし人の感性って本当に凄いものがありますね。私も感性を日ごろから磨く為に人に会ったり旅に行ったり芸術品を鑑賞したりとしていますが・・・なかなか。
人の隠れた才能って無限大ですね。たとえば高名なお医者さんがバイオリンの名手だったり、普段表に現れない裏の顔を持ってる人っているものです。実は私も・・・かな。
あまり表面だけで人を判断するのは、慎むべきと肝に命じた次第です。でも仕事でだるい人は、プライベートでもだるそうですよね。

NO.263 浅草 三社祭!

いよいよ「三社祭」の季節になりました。
一年で一番地元浅草が活気づく3日間(16~18日)、中でも18日の日曜日が、宮神輿(浅草神社の三基の神輿)が出るハイライト日です。
今年私が住む西地区の宮神輿は、鳳凰が付く「一之宮」でした。
今年は、娘が帰ってきたので我が家に集まる若者が大幅に増えました。私の友人を含め総勢約60名!家中人だらけ、あちこちの部屋に分散しての飲めや歌への大騒ぎでした。
我が家の袢纏を回し着しながら町内神輿(町内神輿は、町会指定の袢纏を着てないと担げません。)を担いては、休憩・・・で一杯して食べての繰り返し。
我が家準備の手料理とビール等の飲み物も足りず、各自参加者持参の食べ物・飲み物もほぼ平らげ、若者パワー全開の祭りでした。
中でも若いフランス娘達は、日本の祭りは初めてでしたので興奮気味に楽しんでいたようでした。
日本の祭りの思い出を持って帰ってくださいね。
三社祭は、この3日間で184万人の人出だったとか・・・

我お祭り大好き娘は、朝6時から神社境内で行われる「宮出」に初参加。(各町会5名しか参加できません。)日中は、町内神輿を午前・午後担いで、夕方7時頃からの宮神輿を担ぎ、最終の「宮入」の夜9時頃までず~と神輿漬けでした。
機動隊の厳重な警備の中、私も久々に「宮入」を楽しみました。
「宮入」のセレモニーの鳶の木遣り等も、江戸の祭りだな~を感じさせます。
住めば都と申しますが、浅草に生まれ育ってよかったなを心底感じます。親に感謝です。
大勢の方々に来て頂き、どなたも怪我なく楽しんで頂き、感謝・感謝の楽しい我が家の「三社祭」でした。

来年も宜しくです。皆様、お疲れ様でした・・・

NO.262 五月の連休の日々・・・

ゴールデンウイークも終わり、やっと調子が少しづつ出始めた今日この頃です。
今年は、暦通りでしたので遠出せずにいつになく静かな日々を過ごしました。お墓参りや美術館・庭園散策などでゆったりのんびりのゴールデンウイークでした。
なかでも六本木の森美術館で開催されていた「アンディ・ウォーホール展」は、見ごたえがありました。この展示会は、没後25周年の2012年から開始され最大規模の作品ラインナップで3年をかけ、アジア5都市の巡回展が最終地東京での開催でした。
よく知れた作品も多く展示され、20世紀を代表するアーティストの真髄に触れた思いでした。
また娘が14ヶ月ぶりにフロリダのディズニーワールドの仕事から帰ってきたので、お墓前りやちょうど庭園を公開していた浅草寺境内にある「伝法院」や今週までこの季節のみに公開されている南青山の根津美術館での「尾形光琳・丸山応挙の図屏風」と庭園の散策も一緒に楽しめました。
帰国する前に南米を3週間かけて旅行してきた我が娘の話を楽しく聞くことが出来たのも収穫でした。
いつか行きたいと思っているマチュピチなどの写真を見ながらの説明も参考になりました。改めて十分に刺激を受けたので、体力が有るうちにぜひ実現させたいとの思いが益々強くなりました。
ともかく無事に帰ってきて本当に良かったです。
今週18日の日曜日は、浅草が一番活気にあふれる「三社祭」です。お時間がある方は、ぜひお出かけください。お待ちしております。
娘が帰ってきたので今年の祭りは、賑やかになります。
娘が居るだけで我が家は、明るい雰囲気に満ち溢れます。

NO.261 友人達と楽しい会食と少しお仕事。

いよいよゴールデンウイークに入りました。
今年は、暦の収まりが悪く前半と後半に分れそうですね。
前半のお天気は雨模様で後半のお天気に期待が持てそうです。
今月は、たまたま中高時代の友人夫妻達と会食の機会を得ました。
S君夫妻・W君夫妻との会食は、以前より“機会を作ってぜひ一度”がやっと実現いたしました。
S夫人は、料理教室を自宅でされるほどの腕前です。
オリジナルの手料理は、おそらく数日前から準備されていたのでしょう。まさにフルコースで最後のデザートまで“本当に美味しい”の一言に尽きました。S君は、この際だからと秘蔵のワイン「オーパス・ワン」を供してくれました。それにお土産まで頂き感謝感激でした。
S君は、本当にシアワセ者です。
またA君ご夫妻とは、彼の古くからの友人で、スペイン料理のお店「ドスガトス」のオーナーシェフ、高森さんのおすすめ料理を堪能いたしました。彼は多趣味の方で特にバイクは、趣味の域を超えているようです。またスペイン料理の著書も多く出されています。
たまたまお店の場所が吉祥寺でしたので、今月オープンした「キラリナ京王吉祥寺」に弊社の壁面緑化システムが建物の東側・南側に採用されたのを見学に行きました。この建物は、環境対策として壁面・屋上緑化が施工されヒートアイランド現象の軽減に寄与しております。
また屋上のテラスでも弊社の緑化システムが設置されておりました。
少しでも環境対策としての緑化のお役にたてているのを見て嬉しく思いました。

歳を重ねてくると、古くからの友人達と家族ぐるみの御付き合いが出来るのが得難い財産と感じるようになりました。

これからも宜しく!です。

NO.260 夢は実現する・・・

ソメイヨシノもあっという間に満開になり、上野公園や墨田公園でお花見を楽しんだ人たちもまばらになった今日この頃ですが、朝の通勤コースである観音様境内は、八重桜がいい感じです。
つつじや藤の花も開花の準備を始めたようです。
先週NZミルフォード・トラックで出合ったお仲間のおひとりのU夫妻が山中湖で準備されていた、「山の家」がいよいよお披露目されました。
お仲間のYご夫妻とお祝いを兼ねて私の担当である、オーディオセットとお勧めウイスキー6種類をセッティングがてらお邪魔してきました。
彼のこだわりの「山の家」は、予想通りに完璧に寒冷地に適応した作りになっておりました。
暖房は完璧、サッシも木フレームの北欧製に確りしたものを使用しておりました。水は予想外に汲み上げの井戸水でした。
そして究極のこだわりは、薪ストーブです。
私の行きつけのリゾートホテルや宿で如何しても出来ない、“薪ストーブの揺らぐ炎を見ながら、好みの50年代のモダンジャズをアナログ装置で聞きながら、ウイスキーをチビリチビリ”がついに実現いたしました!
少し詳しく書きますと、持参の70年代初頭のJBLとアルテックのスピーカー、ジャズ向きの当時の山水の弩級アンプ、テクニクスのレコードプレイヤーとこれまたジャズ向きのシュアーのカートリッジ等が山の家の吹き抜けのリビングにドンピシャに収まりました。
お気に入りのジャズレコードをひっかへとっかへしながら薪ストーブの柔らかい炎を見ながらウイスキーのロックを片手に“夢は実現するものだな~”の気分に浸ってきました。
サプライズは、U夫人の来週から2年間のローマ赴任でした。
世界を飛び回っているU氏はあまり気にしている様子はなく、ロンドンでもどこででも会えますから・・・と。
おかげで、彼女のローマ滞在中にこのお仲間でローマに行く楽しみが増えました。
これからも大切にしたいお仲間達です。
本当に出会いとは、不思議なものです。
これからどんな出会いがあるのか、ますます楽しみになりました。

NO.259 弥生の候・クラシックホテル・古典芸能。


東京も桜が満開の季節になり、毎朝の駅までの散歩道である観音様の境内の桜も今週が見頃の季節になりました。
昨日は、生憎の雨でしたが散歩がてら、上野公園の東京国立博物館で開催中の「栄西と建仁寺」展に行ってきました。
やはり琳派の至宝「俵屋宗達」筆の国宝「風神雷神図屏風」が圧巻でした。(京都の建仁寺ではレプリカの展示です。)
本物は、5年ぶりの公開だそうです。
4月8日からは重文「尾形光琳」筆のそれとの6年ぶりの同時公開だそうで再会が楽しみです。
雨の為か上野の花見客は、まばらでした。
弥生三月は、たまたま予定が延期になったりして、日光の「金谷ホテル」と箱根宮ノ下の「富士屋ホテル」と立て続けに宿泊いたしました。
前者は、創業140周年であり後者も130余年余りと日本のクラッシックホテルを代表する歴史あるホテルです。どちらも我が家ではお馴染みのホテルですが、同月内に宿泊したことはなく楽しい一時を過ごせました。
金谷ホテルのバー「デイサイト」では、オリジナルカクテルを味わいました。部屋は、クラッシックホテル共通で天高が高く落ち着きます。設備は古いのですが、これも味があります。
また富士屋ホテルにある「菊華荘」では、旬の食材を使用した本格的な日本料理が味わえます。
特に朝食の梅粥は、絶品です。また建物は、元は皇室の御用邸として建てられた数寄屋風書院造りの純日本建築です。日本庭園もある歴史的な建物です。
昼食は、大正7年に藤田平太郎男爵の別邸であった「貴賓館」を改築した「箱根茶寮 椿山荘」の日本蕎麦がお勧めです。大正浪漫の雰囲気が楽しめます。桜エビの海老しんじょうは格別の美味しさです。
また今月は、久方ぶりに新開場となった「歌舞伎座」へ“鳳凰祭三月大歌舞伎”を鑑賞しに行ってきました。
お目当ては、夜の部の演目である「勧進帳」です。弁慶役に吉右衛門・富樫役に菊五郎・義経役に藤十郎、それに中高の同級生だった亀井六郎役に歌六が出演している歌舞伎十八番の中でも屈指の人気演目です。私の妹が主催している長唄の会でも必ず演奏される超有名な演目です。
同級生が業界が違っても活躍している姿をまじかに見ることが出来、大いに刺激を受けました。
コツコツとした積み重ねの大切さを改めて感じた次第です。
今月は、いつになく盛りだくさんの月となりました。

NO.258 最近つれづれと思うこと。

季節の変わり目か花粉性の私としては、目がかゆく、鼻はぐずぐず、くしゃみは出るはでつらい季節です。
今季は、結局XCスキーは2度で終了いたしました。
それに伴い温泉に2度浸かりうまいものを沢山食べ満足の冬季イベントも終了です。温泉に浸かりながら、人の幸せって何なのかな~を何気に思いました。
私の幸せとは・・・仲良しの家族がいて、良い友達に恵まれ、少しでも社会の役に立つ仕事を自分で見つけ、それを自由にさせてもらい、健康にも恵まれ、自分としての理想の趣味を見つけられ、20代からどうしても欲しかったモノも幸いなことに手に入り、日々のスケジュールも自分で組み立てられる日々を送らせてもらっている事。
還暦を過ぎてこれからの人生(シニアライフ)、どう過ごすのか周りの友人達を見聞きすると、腹は七分目ですまし、人はそれぞれの認識を持ち、羨むこともせず、他人に何か悪意を持たれても自分の信念さへ持てることなら、それがどうしたで済ませる自分に自信を持ち、年相応のパワー不足を認識し無理せずに事に当たり、これでいいかで締めくくる・・・と言うのが今のところの結論かな。
多分に漫画家の弘兼憲史さんの「競争はもう卒業 団塊世代よ、楽しもう」に共感しての私なりの答えです。
そろそろ春の気配が感じられる季節になりました。
娘も三社祭りの前には帰ってきそうなので、軽くランニングでも始めようと思っている今日この頃です。

NO.257 感動の日々でした。

ソチ五輪が無事終了いたしました。
生憎夜中にかかる放送は、リアルタイムでは見届けませんでしたが、翌朝のTV放送で結果を知るたびに、“あ~”とか“うそ~”とか“え~”で画面にくぎ付けになりました。
マイナー競技にもメダリストの誕生で脚光を浴びることになり、新たに興味をお持ちになった方々も多いと思います。
それにしても冬季五輪の選手たちは、数回にわたり出場されている方が多いのには驚きです。
4年に一度の五輪に複数回出場する間の努力と忍耐には敬服いたします。
今回の冬季五輪では改めて“夢を持ち続けること”の大切さを教えられました。
強い意志を持って目標に向かい、諦める事がなければ、夢はかなえられる事を・・・
意志が弱い私など目標を立てても高い壁にぶち当たるたびにヨナヨナとシャガミがちですが、チャレンジすることを忘れずネバーギブアップ精神で一歩づつでも歩続けることの大切さを確信いたしました。
それにしても浅田真央さんには感動を覚えました。
映像を見るたびに涙腺が緩みます。
願わくばリアルタイムで見たかったな~。
もっともドキドキで凝視できなかったかもね。娘の演技をハラハラな気持ちで見まもる父親の気持ちのようでした。
スポーツ競技ですので勝者はいますが、五輪精神からすると敗者はいません。
参加の全選手、ご苦労様でした。そして感動をありがとう!

NO.256 2月の大雪とソチ五輪。

今月に入って日本列島は、8日/15日と二度にわたり寒波に襲われ各所で雪による被害が多発しています。
たまたま8日には日光に今季二度目のXCスキーに行く予定でしたが、急遽キャンセルいたしました。結果は正解でしたが・・・
関東甲信越地方は、交通網が寸断されライフラインが断たれ孤立している箇所が多数あるようで、心配です。
15日の大雪では、我が家のベランダの排水溝に雪が凍ってつまりサッシの継ぎ目から水が回って階下に雨漏りし大騒ぎいたしました。
一方この時期にソチではオリンピックが行われています。
マスコミは、連日十代の若者から中年?の葛西選手までメダルを手にした選手達を紹介し続けております。メダルに手が届かなかった選手達も皆さん頑張っていたんですが・・・
4年に一度のオリンピックは、競技選手にとっては特別な意味があるのでしょう。日ごろの努力が実った選手も残念な結果になった選手も自信を持って次の目標に向かい御歩みください。
人生において大多数の方々が成し遂げられない貴重な経験をされたのですから。
私など五輪に代表選手として選ばれるなど到底想像もできません。
我々は、ただTV画面で頑張っている選手達をひたすら応援するのみです。競技終了まで、楽しみな時間がまだ続来ます。
天気予報では今月は、まだ大雪が降るようですので皆様くれぐれも足元など気御付けてください。

NO.255 アウトドアと美術鑑賞。

一月もあっという間に月末に成ってしまいました。
まだ朝晩の寒さは、身に沁みますが暦の上では、着実に春に近づいているようです。
今月は、今年初めてのXCスキーを楽しむ為、おなじみ日光の光徳に行ってきました。長年クロカンスキーをしていて今回初めて雪をかき分けて飛び跳ねて進む牡鹿をほんの10Mぐらいの所から目撃いたしました。本当に飛び跳ねるのですね。もっとも歩いて進めませんからね・・・
正味2時間あまりのXCスキーですが、コースの途中では、いつものごとくリンゴを丸かじりしたり、光徳沼付近で持参のカップ麺を食べたり、光徳牧場の売店でホットミルクを飲んで体を内側から温めたりして約5~6キロのXC無事終了です。
終了後、中禅寺金谷ホテルで100年カレーを食べ、ついでに温泉に浸かり、幸せを感じての盛りだくさんの一日でした。
今月はまた「江戸東京博物館」で開催中の“大浮世絵”展や「東京国立博物館 平成館」で開催されている「クリーブランド美術館」展 (名画でたどる日本の美)を鑑賞してきました。前者は、広重・北斎・歌麿・写楽等よく知る浮世絵師の著名な作のオンパレードでした。
また後者は、平安から明治に至る日本絵画約40件がお里帰りして目を楽しませてくれました。特に曽我蕭白や雪村周継の絵画は、素晴らしかったです。
ボストン美術館に行った際に感じたのですが、意外と海外美術館所蔵の有名な日本美術作品に会う機会は、ないですね。展示されてなかったり他の美術館に貸し出されていたり修復中だったりするので、お目当ての作品に出合えず、がっかりすることがあります。
6月に「世田谷美術館」で開催される予定の“ボストン美術館 ジャポニズム展”では「モネのラ・ジャポネーズ」や広重・歌麿の浮世絵が展示されるようですが、ボストン美術館ではどれも展示されていませんでした。おかしなことです。
私の日ごろの行いが悪いからなのでしょうかね・・・

NO.254 2013から2014へ その二。

寒かったボストンから温暖なフロリダのオーランドへは、3時間余りのフライトでした。(氷点下10~8度から摂氏24~25度の世界へ。)
昨年夏にも来たことがある「ウオルト・ディズニー ワールド・リゾート」は、少し勝手が分かっている分、気持ちに余裕がありのんびり5日間楽しめました。
リゾート全体では、山手線内側の約1.5倍の大きさがあり、4つのパーク(マジック・キングダム、エプコット、ハリウッド・スタジオ、アニマル・キングダム)に分かれていて、そのうちの「エプコット」のワールドショーケース内にニッポンを紹介する日本館があり、そこに現在娘は勤めています。
今回の目玉は、昨年息子が入籍したままで式を挙げていなかったので、兄思いの妹が?シークレットで式を挙げさせることになり、その結婚式でした。勿論お嫁さんは、まったくこの計画を知らされていなかったので、知らされたときは、感激の涙にくれていました。
式はシンプルに、貸切のようなビーチで牧師さん、カメラマンそれにバイオリンの演奏者と我々夫婦と介添え役の妹とその友人2名のみでした。
白浜のビーチでは少し風が吹いていてウエディングドレスの裾が少しなびき、バイオリンの音色(いつか王子様が・・・)が風と交わりながら響きわたり、遠方にシンデレラ城を望む大変心温まる良い結婚式でした。
無事に式も終了し、日本館の一番人気の鉄板コーナーで内輪の会食をしました。たまたま同席していた、カナダ・プエルトリコの皆さんにも若い夫婦の門出を祝福していただきました。
それになぜか店のキャスト達の三本締めもありました。
ちなみに私も少し遅れた誕生日でしたので、シェフの帽子をかぶせられ、ケーキのローソクを吹き消した際には、キャスト達に囲まれハッピーバスデーの唄で祝福していただきました。
パーク中は、クリスマスイベントで大きなクリスマスツリーが至る所に設置され夜間にはとても綺麗でした。
またニューイヤー花火は、とても大きく打ちあがり日本のそれとはかなり印象が違いましたが、大変良い思い出がまた一つ増えました。
年明けから大変良い思い出のスタートとなった今年、何か良いことが起こりそうな予感がいたします。楽しみです・・・

NO.253 2013から2014へ!その一。

あけまして、おめでとうございます!
皆様は、どのように年末年始を過ごされましたでしょうか。
新たな気持ちを持って過ごされた方も多かったと思います。
私は、少し早目に休みを取り、クリスマスは、ボストンで過ごしました。
空港に着いた日がなんと氷点下10度!外を歩くとXCスキーでも味わったことがないような、耳の痛みを感じました。
予想以上の寒さの為、早々にホテルに向かい、ようやく落ち着きました。(ホテルに向かう途中の店で食べた“クラムチャウダー”がとても体を内側から暖めてくれました。)
実は、昨年夏休暇で過ごした、娘が居るフロリダのオーランドに行く途中、まだ行った事がなかったボストンに立ち寄ったのですが、想定以上にこの時期の彼の地は、寒かったです。
ボストンでは、お目当ての「ボストン美術館」とたまたまホテルの近くで昨年、惨事があった「ボストンマラソン・フィニュシュ地点」に行きました。
全米でもトップクラスの美術館である「ボストン美術館」は、開館が1876年7月4日と古くそのうえ収蔵品も数多く、とても回りきれませんので、ヨーロッパ印象派・オランダ美術・日本国外では世界最高と言われる日本美術など特に興味がある展示品に絞り鑑賞してきました。しかし展示室間の導線が悪くただただ疲れました。
それに比べて、個人コレクションの殿堂「イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館」は、とても印象に残る美術館でした。
建物は、15世紀のベネチアの宮殿風に設計された邸宅で、建物の中央の庭に面したバルコニーから各展示室に太陽光がふりそそぎ、自然光で美術・工芸品などの芸術品を鑑賞するように成っており(正に彼女の思想が反映された展示法)美術館というよりも豪邸の美術品を鑑賞するといった雰囲気でした。
展示室は、全体的に薄暗くしかも作品に作者の名前も作品名も記載がなく展示室にある備え付けのカードで判別するようになっていて今までの美術館とは、かなり印象が違う思い出に残る美術館でした。
寒いボストンから今回の目的地フロリダのオーランドへは、3時間余りのフライトです。