BLOG BACK NUMBER 2012.05


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.210 浅草 「三社祭」

私の地元である浅草は、お江戸下町の観光地です。
お正月の初詣でも東京では例年二番目に多くの方々が訪れますが、なんと言っても最高の盛り上がりは「三社祭」です。
昨年は震災が有り、全国的な自粛で中止になりましたが、今年はその分もあってか例年以上の盛り上がりでした。
新聞記事に依ると開催3日間で184万人の人出だったそうです。
三社祭は、浅草四十四ヶ町の氏子中心の祭りですが、遠方からの担ぎ手が大勢加わり、今年は例年になくかなり荒れた三社でした。
その分警備も厳しく機動隊員の姿が大変目立ちました。
全身刺青のお兄さん方もこの日ばかりは周囲に気を使うことなく公道でおおぴらに素晴らしい?刺青を披露して観光客と記念写真に応じておりました。この日ばかりは恐持てのお兄さん方もスターです。でも中にはもう少し体を絞っていれば、もっと引き締まった龍に見えるのにな~の方も居りましたが。
三社祭は、我が家の一大イベントです。例年大勢の友人・知人が狭い我が家に所狭しと集まり足の踏み入れ場もありません。(出入りが多いのですが例年40~50名ぐらいの方々が来られます)
飲めや歌えの大騒ぎで初対面の方でもすぐに打ち解けます。
コレだから祭りは止められません。
町内神輿を我が家のハッピ(半纏)を代わる代わる羽折って友人達が威勢良く担ぎます。(町会のハッピでないと町内神輿は担げません。)私は、これを見るのがとても好きです。
ハイライトは、何と言っても浅草神社の神輿(宮神輿)を担ぐ事ですが、これが雰囲気と想いが重なり担ぐと肩に食い込みます。(一トンと言われていますがもっと重く感じられます。)
ちなみに今年は三基ある宮神輿の内の「二ノ宮」でした。
私は、最後の宮入までは行けませんでしたが、今年も無事我が家の「三社祭」は終了いたしました。
参加された皆様大変お疲れ様でした、来年も宜しく・・・
平成25年度の三社祭に備えて、体を鍛え宮神輿が担げるようにお互いに今から頑張りましょう。

NO.209 福島・会津・磐梯の旅。

ゴールデンウイークも終わり、今日からお仕事再開の方も多いのではないでしょうか。
私も連休中、混雑覚悟で福島へプチ旅行に行って来ました。
どうせ行くなら福島に行こう、との思いで会津・磐梯に二泊の旅行です。およそ15年ぶりの福島旅行です。
初日は、日本三大桜の一つで天然記念物にも指定されている「三春滝桜」を訪ねました。樹齢千年以上と言われている満開の滝桜の美しさは圧巻でした。滝のように枝を垂らすシダレザクラに観光客が二重三重と列を作りシャッターを押しておりました。ICからの大渋滞と臨時バスでの行列で少々くたびれましたが、「三春滝桜」は、スバラシイの一言でした。今年は満開になるのが遅れて丁度連休中に見頃となったようです。
喜多方では、「まるや」のラーメンを食べたり蔵めぐりをしたりして散策を楽しみました。
宿は初めての「裏磐梯高原ホテル」でしたが、開業30周年とかで新装オープンしたてで大変気持ちよく過ごせました。特に朝食のパンと夕食での和食がとても美味しかったです。夜の星空も最高でした。NZ旅行で見た星空を思い出し、日本でもこんなに沢山の星を見られる事に感激いたしました。沼と樹木とをライトアップしたのも幻想的でステキでした。ラウンジには約600冊の書籍がありコーヒー片手に普段読まない本をめくりながら、のんびり時間を過ごせました。
翌日は、まだ雪が残って足場が悪い「五色沼」を軽くトレッキングし、ダリのコレクションで有名な「諸橋近代美術館」でアンディ・ウオホールの作品を鑑賞しました。
帰りに重要文化財の恵隆寺「十一面千手観音立像」を拝観いたしました。8Mあまりの立木に直接彫り込んだ立木千手観音で、床下にその根が続いていると伝えられています。
二泊の割には結構盛り沢山の楽しめた福島プチ旅行でした。
楽しめた一方いたる所に仮設住宅が目に付き、一年経ったといえ東日本大震災の復興にはまだまだ時間を要するだろうと実感しました。
微力ながらこれからも少しでも復興の協力をして行きたいと思います。