Blog Back Number 【2020.5】 ブログ バックナンバー

President's Diary 社長日記

No.400 新型コロナウイルスの影響とテレワークのその後のその後。

 

相変わらずのコロナウイルスの影響とそれに伴う経済構造の変化の話です。

 

残念ながら不要不急の外出を避けているのでどうしても話題がコロナ関係になりがちです。

 

新型コロナウイルスの感染拡大により4月7日に7都府県に出され一時は全都道府県に拡大されていた「緊急事態宣言」が5月25日に全国で解除されました。

 

その間に企業では、約一か月半の間にリモートワークの拡大という働き方の変化がありました。

 

当たり前に存在した通勤時間の削減やそれに伴うストレスの低下・生産性の向上また企業においては事務所の賃料や通勤費の見直しなどのメリットがある一方、通勤時間がないとプライベートとの区別が難しいことや息抜きがしずらく疲労が伴うことまた社員間でのコミニケーションの欠如や運動不足等々のデメリットも指摘されています。

 

しかしこのテレワークの導入で世界的に遅れていた日本の生産性の低さの改善や働き方が変わろうとしています。

 

今後はテレワークにより人と話す事が少なくなる事による心のケアが必要となると思われます。

 

新型コロナウイルスの影響により生じたテレワークは、このようにビジネスでの変化をもたらしましたが、それに伴い物販や飲食の店舗の休業や観光関係の縮小など多くの産業にも多大の影響を与えました。

 

政府は、国民に対して物質的な金銭の保証は当然進めていますが、国民の精神的なダメージに対してのケアはどのように進めてゆくのか大変気にかかります。

 

「緊急事態宣言」が解除され心が緩み第二第三波の感染拡大がおこらないよう皆様もう暫くは気を敷きしめましょう!

 

 

  

 

No.399 新型コロナウイルスの影響とテレワークのその後。

 

前回の続きになりますが、相変わらず日本全国の観光地などは緊急事態宣言による外出自粛の影響で閑古鳥の様相です。

 

地元浅草周辺もシャッター街の街並みでまるでゴーストタウンです。

 

老舗が多い浅草でも休業するかもしくは開店しても客数が6割減とか1日に数客しか来ないなどと言われています。

 

7日の発表によると新型コロナウイルスによる全世界の感染者数は、186ヶ国・地域で370万人を数え、死者数は26万人超となった模様です。

 

1か月前に緊急事態宣言がなされた以降、産業界では多くの企業がテレワークでの業務を余技されその結果、仕事の無駄が排除されよりシステマティックな働き方に変更され、それにより社員の本当の能力を判断でき効率が良く働く社員の存在が判明するきっかけになってきているようです。

 

テレワークにより会社までの通勤も自粛されるなど日本人のライフスタイルが大きく変わろうとしています。

 

またコロナ禍が終息しても引き続きテレワーク中心で働きたいと考えるビジネスパーソンが4割に達することも判明しました。

 

今まで旧態依然としていた組織に阻まれていた個人の潜在的能力が目覚め、これからは「自分の能力を売る職能で働く時代」に代わる可能性があるようです。

 

TVドラマでおなじみの“フリーランスの時代”に突入でしょうか。

 

個人の能力をデジタル化された情報通信を操りながら企業に売り込む“クリエイティブワーカーの時代”に移行するとの有識者の見解も見受けられます。

 

産業のデジタル化は、新たな市場を生み出す可能性も高く日本の働き方を大きく変えることになりそうです。

 

まさに今日本は、新型コロナウイルスの影響により世界的にも遅れていた産業構造などを外圧でなく自らの手で根本的に変える新たな時代の入り口に立っているといえましょう。

 

絶好のこの機会を逃す手はないと思いませんか。