No.399 新型コロナウイルスの影響とテレワークのその後。

 

前回の続きになりますが、相変わらず日本全国の観光地などは緊急事態宣言による外出自粛の影響で閑古鳥の様相です。

 

地元浅草周辺もシャッター街の街並みでまるでゴーストタウンです。

 

老舗が多い浅草でも休業するかもしくは開店しても客数が6割減とか1日に数客しか来ないなどと言われています。

 

7日の発表によると新型コロナウイルスによる全世界の感染者数は、186ヶ国・地域で370万人を数え、死者数は26万人超となった模様です。

 

1か月前に緊急事態宣言がなされた以降、産業界では多くの企業がテレワークでの業務を余技されその結果、仕事の無駄が排除されよりシステマティックな働き方に変更され、それにより社員の本当の能力を判断でき効率が良く働く社員の存在が判明するきっかけになってきているようです。

 

テレワークにより会社までの通勤も自粛されるなど日本人のライフスタイルが大きく変わろうとしています。

 

またコロナ禍が終息しても引き続きテレワーク中心で働きたいと考えるビジネスパーソンが4割に達することも判明しました。

 

今まで旧態依然としていた組織に阻まれていた個人の潜在的能力が目覚め、これからは「自分の能力を売る職能で働く時代」に代わる可能性があるようです。

 

TVドラマでおなじみの“フリーランスの時代”に突入でしょうか。

 

個人の能力をデジタル化された情報通信を操りながら企業に売り込む“クリエイティブワーカーの時代”に移行するとの有識者の見解も見受けられます。

 

産業のデジタル化は、新たな市場を生み出す可能性も高く日本の働き方を大きく変えることになりそうです。

 

まさに今日本は、新型コロナウイルスの影響により世界的にも遅れていた産業構造などを外圧でなく自らの手で根本的に変える新たな時代の入り口に立っているといえましょう。

 

絶好のこの機会を逃す手はないと思いませんか。