BLOG BACK NUMBER 2016.10


PRESIDENT's DIARY -社長日記

No.320 秋の兆しでアナログJAZZ。

すっかり秋らしくなってきました。

私にとって一年で一番気持ち良い季節です。

 

なぜか最近レコードが見直されてきたようです。

昨年レコードの生産数が66万2千枚を記録し、一昨年よりも65%も増加したとのことです。

CDの売れ行きが低迷しているので音楽業界もチャンスととらえていると思います。

 

私は、根っからのアナログ人間ですから好きなJAZZを聞くときはもちろん昔から真空管アンプにアナログレコード派です。

レコードが見直されてきたということは、レコードに針を落とすという「面倒臭さを愛おしむ価値観」が若者層に生まれて来ているかもしれません。

 

昔から大人のバーのバックグランド音楽は、JAZZが似合います。

私が描くレコード=ジャズは、書斎のソファーでウイスキーを片手に素敵な大人がくつろぐイメージです。

 

最近㈱デアゴスティーニ・ジャパンが「レコードで聴くJAZZ。極上の音楽体験。」と銘打って“JAZZの名盤を厳選したコレクション!!LPレコードとライナーノーツがセットに!!”のサブタイトルで創刊号のマイルス・デイヴィスの「カインド・オブ・ブルー」を特別価格990円で本屋さんで販売いたしました。

今まで本屋さんでLPレコードを買ったことがなかったので少し驚きです。

今後全85枚のLPレコードを順次発売するそうですが、現在リストに15号までの予定が明記してありますが、持ってないものは一枚きりですのではたして購入するかどうかは分かりませんが、楽しみなことには違いありませんのでしばらくは静観です。

3号からは、通常価格2,769円+税ですから欲しいLPなら買いですね。

もっともレコードプレイヤーがなければ話になりませんが・・・

 

私は、なかなか気分が乗って自宅でJAZZを楽しむ気分にならないので、月に約一回のペースで訪れる四谷の「いーぐる」でJAZZの名盤の響きをコーヒー片手に至福のひと時を過ごしておりますが、これからは自宅でJAZZを聴く機会が増えそうな兆しです。

 

秋・ウイスキー・JAZZ、たまらない季節の訪れです。

No.319 映画「シン・ゴジラ」について。

すっかり秋めいてきた東京ですが、皆様はどのようにお過ごしですか。

私も毎日の通勤散歩で観音様の境内にも秋を感じております。

 

ところで巷で今、話題になっている邦画の「シン・ゴジラ」をご覧になった方も多いと思います、なにせ9月末時点で500万人を超える観客動員を記録したそうですから。

 

この映画は、「想定外」の危機に政治家や官僚達が立ち向かうプロ受けする映画で一種の政治ドラマです。

「ゴジラ」によって日本に降りかかる災害と社会の動きを描き出した映画です。

福島第一原発事故から5年半たった今、暴れる「ゴジラ」の姿に当時の記憶がよみがえります。

「東日本大震災」を彷彿とする大変リアリティある場面も展開されております。

 

原発事故をモチーフにして、危機管理意識の不足・政府官邸の役割に関する認識不足・官僚機構の縦割り意識による弊害など事前調査を十分された社会派の映画でした。

自然災害やサリン事件などが起きた時、政府や米国・国際社会はどのように動くかなどなど、災害や事件が多い今だからこそ他人事でなく自分たちの事として考えさせられる映画でした。

リピーターが多いそうですが、わたくしも一度目は単に「ゴジラ」映画として娯楽を期待したのですが、見終わってみるといろいろ考えさせられる社会派映画だったことに気が付きました。

 

上映の延長も決まったようなのでもう一度違う観点から鑑賞に行こうと思います。

興味がある方は是非お出かけください。