BLOG BACK NUMBER 2013.01


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.230 箱根・強羅のんびり旅。

1月も下旬になり今日の東京は、ポカポカ陽気です。
我が家の長女が約5年お世話になった会社を退職する事になったので、この際にと一度も利用しなかった箱根強羅にある会社の保養所に出かけました。宿泊費も安く温泉も楽しめました。
箱根は東京からも近く、我が家はたびたび出かけて行くのですが、家族が勤めている会社の保養所を利用させて貰うのは、初めてです。
当日は、久しぶりに「箱根・彫刻の森美術館」へも行きました。子供が小学校の頃は、何度も行っていたのですが本当に久々の再訪です。開催中の【井浦 新】展を見たり、「ピカソ館」や近・現代を代表する彫刻家の名作を庭園を巡りながらのんびり鑑賞いたしました。
「箱根ラリック美術館」では、弊社の手摺用ワイヤー「ワイヤー・テンド」が使われているので、職業がら“たわみ”等を確認して来ました。勿論“ルネ・ラリック”のガラス工芸作品は、何時見ても素晴らしいの一言です。
昼食は、美術館内にある“LYS”で旬の食材の持ち味を生かしたフレンチ料理を頂きました。このお店は何度も利用させて頂いていますが、お勧めです。
翌日は、「ポーラ美術館」でモネを中心とした「美へのまなざし展」を鑑賞致しました。印象派の作品は、なぜか心が安らぎます。
昼食は、事前に予約を入れておいた、宮ノ下にある「富士屋ホテル」内にある昭和5年に建てられた、メインダイニングルーム〈ザ・フジヤ〉で伝統のカレーを頂きました。社寺建築を思わせるこの部屋は、高山植物や花鳥が描かれた見ごたえがある格天井と彫刻が見事です。流石にサービスは、行き届いていました。
箱根は、四季折々色々な顔をもち飽きる事が有りません。
次回は、梅や桜の頃にまた訪問しようと思います。
再訪の際に、長女がいないのが、ちょっぴり寂しいのですが・・

NO.229 チャールズ&レイ・イームズ展。

先日まで新宿の「リビングデザインセンターOZONE」で開催されていた、チャールズ&レイ・イームズ展に行って来ました。
家具がお好きな方なら、ハーマンミラー社のラウンジチェアや成型合板の椅子のデザインをしたデザイナーとしてイームズの名前は知っていらっしゃると思います。
家具好きの私は、今から37年ほど前にハーマンミラーの家具を扱っていた「モダンファニチャーセールス社」に約3年ほど勤めていた事も有り、当時からイームズ大好き青年でした。
この展示会では、イームズ夫妻のデザイン哲学のエッセンスを改めて知る事が出来、大変興味深い催しでした。
有名な家具や建築・写真や映画、おもちゃづくり・展示デザインなどさまざまな分野にわたってふたりの哲学が貫かれています。
私個人的には日常何気に使用している成型合板の椅子の技術は、現代の家具デザインの基礎と成ったと言われています。
この「イームズプライウッドチェア」は、米「Time」誌より「20世紀最高のデザイン」と称されています。
また映画として「パワーオブテン」やコダックのインスタントカメラのカタログや広告等のグラフィックデザインの展示も懐かしかったです。
イームズとハーマンミラー社の哲学は、30数年後に現在弊社で提案しています室内緑化の「リーフラックス」にも強く影響しています。
このようにして時代を超えて彼らの哲学は、色々な分野で影響を及ぼし続けています。
イームズの「真剣に楽しむ、真剣に遊ぶ」と言う言葉が印象的でした。
やっぱりイームズ好きだな~。

NO.228 新年に想う事。

昨日より弊社も仕事始めとなりました。
昨年・一昨年と海外での正月を経験して来ましたが、やっぱり日本の正月は良いものですね~。
私が住む浅草で参賀日は、観音様(浅草寺)へのお参りが大変混み合いますので、日をずらして私は昨日7日の朝にお参りして来ました。(毎朝駅までの散歩を兼ねたお参りで初詣ではないのですが・・・)
私のお正月は、昨年春に泊まって居心地の良さにお気に入りとなった「裏磐梯高原ホテル」で、のんびり温泉に浸かったりXCスキーをしたり、美味しい日本食を頂いたり、のんびり談話室で読書をしたりしての日々を過させてもらいました。
例年に比べて今年の裏磐梯は大変寒く、そのせいなのか雪も多くて夜間は、一晩中小雪がちらつきその上強風で雪が空高く舞っておりました。
それでも日中は、好天に恵まれてXCスキー(最近はネイチャースキーとも呼ぶそうですが。)日和で連日思う存分楽しめました。
ホテルの温泉にも幾度となくのんびり浸かり、“あ~あ 日本人で良かったな~”を連発いたしました。
こちらの夕食は日本食か洋食かを選べるのですが、前回大変美味しかったので迷わず日本食に致しました。朝食は自家製の焼きたてのパンがありつける、洋食です。
正月のわりには、高速も大して混んでいなかったので、往復ともスムーズなドライブでした。
今年もどんな出会いがあり、どのような出来事があるのか楽しみです。
決して楽しい事ばかりではないと思いますが、今年も少しでも世の中のお役に立てるように、私らしく前向きに誠意を持って事に当たろうと思います。

と言う事で、本年も宜しくお願い致します。