ピクチャーハンガー

セイフティーフックシリーズ


 

 必ずご確認下さい

 

 

 ピクチャーレール取付について

 

レール取付は、しっかりとビスが効く下地に取り付けなければ意味がありません。

また、壁材・天井材にあったビスを選択する必要がございます。

一般的に下地を見つける事は難しいですので、専門業者もしくは工務店での取付を推奨致します。

 

安全荷重を保持出来ないレール取付によってレール落下等が発生した場合、弊社は責任を負う事が出来ませんので、予めご了承下さい。

 

どうしても個人で取り付ける場合、下記ページをご参考いただければと思います。

 


 

 ピクチャーハンガーセイフティーフックシリーズは一般的なハンガーフックと何が違うのか?

 

主に額やパネルを吊るすのに用いられる、ピクチャーハンガー。

世界中のメーカーがデザイン性 (もちろんコストも・・)を売りにし、美術館を中心に使用されています。

 

ピクチャーハンガー自体の差別化は、どうしてもデザイン性に直目されます。

弊社のピクチャーハンガーセイフティーフックシリーズと一般的なハンガーフックの一番の違い、それは、

 

より線径の細いワイヤーで、重量物を安全に吊る事が出来る。という事です。

 

何故なら、ハンガーフックのグリップ機構 (ワイヤーを挟んで、固定する機構)が一般的なハンガーフックと異なるからです。


 

 
  アルティマ製グリップ:シュー型 他社グリップ:ベアリング型
特徴

シュー型 (面接点)は、ワイヤーを面で挟む事で荷重を分散させ、

ワイヤーへの負担を軽減出来ます。ワイヤー本来の強度を維持出来ます。

シュー型グリップは、アルティマ独自の技術です。 

ベアリング型 (点接点)は、力が1点に集中する為に制動力が弱く、

ワイヤーが損傷しやすい 
安全

  • 強度が高く、安全率を高く取れる
  • 工業品で活用されている 

  • ディスプレイやインテリアに活用されることが多い 
強度  
  • 面接触
  • グリップ力が強く、特に振動に強い ※1

×

  • 点接触
  • グリップ力は低い。衝撃や振動にも弱い ※2

解除

 ×
  • グリップ力が強い
  • 手(指)での解除がしずらい ※3

  • グリップ力が低い
  • 手(指)での解除は容易

ワイヤー

への負担

 
  • 面固定
  • 分散荷重のため負担が少ない
  • 素線切れやささくれなどの破損・圧痕が少ない

×

  • 点固定
  • 集中荷重のため負担がかかる
  • 素線切れやささくれなどの破損・圧痕は避けられない
  • ワイヤーのメンテナンスが必要
生産  
  • 既製品では無いオリジナル設計
  • 他社は容易に製造出来ない (同等品を製造しにくい)

×

  • 既製品のベアリングを使用
  • 容易に製造出来る

※1 SUS304φ1.5mm(7*7)ワイヤー試験値によるJIS規格ワイヤー破断荷重170kgの90~100%

※2 SUS304φ1.5mm(7*7)ワイヤー試験値によるJIS規格ワイヤー破断荷重170kgの50~70%

※3 グリップ力が解除がしずらいという欠点を解消したハイブリット機構(pat.p)のご用意もありますのでご相談下さい

グリップ力の強いシュー型グリップだからこそ、細いワイヤーで重量物を吊るす事が出来ます。


 

 ワイヤー線径別 許容荷重の比較

 

ワイヤー径 当社 (シュー型) 一般的 (ベアリング型)
φ1.2 40kg ※1 10kg
φ1.5 50kg ~ 65kg ※2 30kg

※ 許容荷重は、最大静荷重値の約1/3の安全率で見ておりますが、使用状況によって安全率の考慮が必要です。

※1 ステンレスワイヤー仕様時の許容荷重になります。コーティングワイヤー仕様時は許容荷重:10kgになります。

※2 ハンガーフックの種類によって許容荷重が異なります。詳細は製品仕様をご確認下さい。


一般的なグリップでは、許容荷重:50kgに相当するワイヤー線径はφ2.0になります。

それに対して、アルティマ製グリップ (シュー型)は、展示物を吊るすのに最も使用されるφ1.5で使用出来ます。

 

実際、額を吊るすグリップ自体は額の後ろに隠れる事が多いので、本当に目立つのはワイヤー径になります。

より線径の細いワイヤーで、重量物をコンパクトなボディで、力強く、美しく、安全に吊る。

それがピクチャーハンガーセイフティーフックシリーズです。