No.352 旅するフランス風景画展。

 

スギ花粉の季節は過ぎたはずですが、スギ花粉症の私は先月の旅行中全く異常がなかったのに帰国後かえってひどくなりました。

とうとう嫌いな病院で精密検査を受けたところ、異常にアレルギー値が高いとの検査結果が出て現在治療薬のお世話になっています。

 

そんな体調状態ですが、先月の旅行中にタイミングが合わず訪問できなかったモスクワの「プーシキン美術館」のフランス絵画コレクションがなんと東京都美術館に65点もの作品が来日しています。

モスクワで観れなかった作品がここ東京で観れるなんて・・・。

 

なかでも今回の目玉は、やはり初来日となるクロード・モネの「草上の昼食」でしょうか。

印象派の誕生前、26歳の若きモネの魅力あふれる作品で同時代の人物たちと自然の風景が見事に調和したモネ初期の代表作です。

まさにフォンテーヌブローの森でのピクニックの情景が憧れのマネの同名の絵画に触発され若きモネらしいみずみずしい色彩で表現されています。

 

一方、もう一つの目玉であるアンリ・ルソーの「馬を襲うジャガー」は、パリに居ながら豊かな想像力で熱帯のジャングルでの情景をルソーらしく描いた作品です。

この両作品の前は案の定多くの人たちで溢れていて残念ながら作品をまじかでじっくり鑑賞出来ませんでした。

やはりモスクワでゆっくり鑑賞したかったな~と心底思わずにはいられませんでした。

しかし考えようによっては、現在プーシキン美術館には65点もの作品が日本に貸し出されているわけでモスクワには無いと言うことです。良かったような・・・複雑です。

 

生意気なようですがやはりお気に入りの作品は、収蔵されている現地の美術館で思う存分マイペースで鑑賞するのがやはり一番ですね。

しかしモスクワは寒かったので次回は温かいところが良いかな~。