NO.288 梅雨の足音・・・

六月に入り天気も良くて、初夏の訪れを感じ始めましたが、そろそろ関東地方も梅雨いりかと天気予報が伝えております。

そんな折、かみさんが“ホタル”を見に久しぶりに「椿山荘」に行きましょうとの一言で家族そろって「椿山荘」へディナーと相成りました。
子供の頃は、両親に連れられてちょいちょい「椿山荘」へホタル狩りに行っていたのですが、ここ数十年すっかり忘れておりました。
確か帰りに虫かごに入れられた、ほたる数匹をお土産にもらった記憶が有ります。

この目白の「椿山荘」の庭園は、江戸期には、歌川広重作の「名所江戸百景」にも取り上げられており、また明治の頃には、山縣有朋侯爵が購入し今日に見る自然主義の名園を作り上げたそうです。

その名の由来は、南北朝期の頃から「つばきやま」と呼ばれておりその名にちなんで「椿山荘」と命名されたようです。

現在の庭園は、山縣侯爵から譲り受けた藤田組二代目の当主・藤田平太郎男爵が文化財を随所に配置し風情を一段と高める今日に至っております。
夕食後は、ライトアップされた庭園内をしばし散策。
ほたる沢と呼ばれる清流付近にはホタルの光がちらほら・・・

また園内には、有形文化財の三重塔「圓通閣」や数回お邪魔した箱根小涌園の藤田男爵の別荘内にあった「残月亭」を移築した茶室なども有ります。
都会にいながら森のような庭園を散策するのは、この季節とても気持ち良い空間を味わいさせてもらいました。

気分を変えに庭園を見ながらお茶でもいかがですか。