NO.249 お伊勢参り。

いよいよ冬が駆け足でやってきました。
朝晩の冷え込みは、堪えますね~。コートとマフラー・手袋の季節です。毎朝駅までの通勤路?である浅草寺境内にもお酉様の案内が掲げてあり、もうすぐ年も終わりに近づいているのを実感いたします。
先週、私が参加させて頂いている、「一般社団法人 緑のまちづくり支援機構(GTS)」主催の“伊勢神宮 式年遷宮・建築技術視察・研修”に行って参りました。
最近TV等で先月二日と五日に、二十年に一度の「伊勢神宮 式年遷宮」が執り行われた事は、盛んに紹介されていましたので、皆様はご承知でしょう。私は、恥ずかしながら今年が式年遷宮の年であり、ましてや前回行われた二十年前の記憶は全くありませんでした。
今回は、第六十二回の神宮式年遷宮を記念して昨年春に開館した、伊勢神宮を知る、きっかけの場所である「せんぐう館」を設計管理された「栗生総合設計事務所」の栗生 明 先生がGTSの会長をされているご縁で先生に同行していただき、せんぐう館について解説していただく貴重な経験をいたしました。
館内には、参拝者は拝観できない、外宮正殿東側の4分のⅠ部分を原寸大で再現し、構造がよくわかるように忠実に作られていたり、外宮殿舎の配置模型があったり神宮の建築様式「神明造」の技を紹介したりと神宮と式年遷宮を大変わかりやすく展示されておりました。伊勢参りの折は、ぜひ「せんぐう館」に寄られる事をお勧めします。
伊勢神宮は、宇治の五十鈴の川上にある皇大神宮(内宮)と山田原にある豊受大神宮(外宮)を中心に125の宮社の総称で、お伊勢まいりは外宮からが正式な参拝だそうです。
内宮近くに江戸時代のおかげ参りの頃の伊勢の様子を再現した「おかげ横丁」があり、こちらで伊勢のご当地うどんや神都ビールそれに伊勢名物 赤福餅やぜんざい等などを堪能いたしました。
二日にわたり日本人のこころのふるさと伊勢の神宮に「お伊勢参り」をさせていただき、こころ洗われる思いでした。
皆様も一度、神宿る神宮の森の伊勢神宮に行かれることをお勧めいたします。
次回はぜひ家族で参拝したいと思いました。