No.455 いつもとちょっと違う「上高地」と「日光」。

 

相変わらず寒い日が続きインフルエンザも流行っておりますが、地元浅草界隈は、国内外の観光客で相変わらず賑わっております。

 

地元の混雑を避けて気分転換に我が家お馴染みの「上高地」と「日光」に家族で出かけてきました。

 

今回は、ちょっと違うプチ旅行です。

 

我が家お気に入りの「上高地」は、冬場を除いて今まで10回以上訪ねております。

 

「冬の上高地」は、11月中頃からから4月上旬まで上高地に続く車道が「釜トンネル」から先冬季は閉鎖され又宿泊できる宿もすべてクローズする為に今までこの時期に訪ねた試しがありませんでした。

 

毎回上高地までは、東京からバスか車で行くのですが、今回は松本までは「特急あずさ」で松本から先はバスで「釜トンネル」まで行きそこから徒歩で上高地に入り「大正池」と「田代池」まで行く日帰りの「スノーハイキングツアー」に参加してきました。

 

スノーハイキングは、八甲田などで数回経験済みですし、上高地では定宿の「上高地帝国ホテル」から「大正池」や「田代池」は少し歩けば行ける距離ですからあまり心配はしておりませんでした。

 

ところが上高地へ通ずる唯一の車道で全長1310m最大勾配10.9%トンネルの両端での標高差は約100mに及ぶ「釜トンネル」と続く全長約590mの「上高地トンネル」があり、通常バスでの通過は、あっという間に通りすぎる両トンネルですが、徒歩だとものすご~く長く感じるのです。

 

後で知ったのですが、「釜トンネル」の急勾配は、トレッキング業界ではつとに有名で通常「釜トン」と呼ばれているそうです!

 

スノーシューとストックを持ちながら急勾配のトンネル通過は、思いのほかくたびれました。

 

よくこのような両トンネルを工事した事に驚きます。

 

両トンネルを抜けるといよいよ「雪の上高地」です。

 

新雪に初めて足跡を付けながらの行進は、気持ちが良いものですね。

 

途中ウサギやキツネの足跡を見ながらなんとか目的の「大正池」「田代池」まで行き、記念に「冬の上高地」の記念写真を確り撮って帰途に就きました。

 

帰りは日帰り温泉で疲れを取り往復約12.5キロ約2万歩の「我が家のスノーハイキングツアー」は無事終了いたしました。

 

今回は、いつもとまた違った上高地を経験でき、想い出に残る良い一日を楽しませてもらいました。

 

 

また今月は、これまた我が家お馴染みの「日光」にもいつもと違うプチ旅行に行って来ました。

 

地元浅草からは、東武電車で日光・鬼怒川には行けるのですが、ほとんど車で行くことが多く電車で行くことはあまり経験がありません。

 

今回私は初めて東武鉄道新型特急「スペーシアX」で日光まで行き定宿の「日光金谷ホテル」や「中禅寺金谷ホテル」でなく英国の邸宅を思わせる「別邸 向日葵」に初めて宿泊いたしました。

 

日光駅から宿までクラッシックな「えんじ色のロンドンタクシー」で送迎してもらいました。

 

宿は、部屋食でインテリアは、木のぬくもりとウイリアム・モリスの壁紙とル・コルビュジェのソファーのある英国式のクラッシックな雰囲気で、日常から離れた特別なくつろぎが出来てまさに私好みのスタイルでした。

 

地元の食材を多用した和洋創作料理も温泉風呂の雰囲気も大変満足が出来る宿でまた機会を作り宿泊したいと思いました。

 

日光に来てもあまり訪ねることも無い「日光山輪王寺」の庭園も「日光田母沢御用邸」の建物や庭園も時間をかけてのんびり見学いたしました。

 

昼食は、久しぶりに御用邸の近くに在る日光そば処「たくみ庵」で鴨南蛮そばを食べました。

 

ここの鴨南蛮そばは、お勧めです。

 

「たくみ庵」から少し離れた場所ですが、ぶらぶら散策しながら「憾満ヶ淵」や「並び地蔵」にも久しぶりに立ち寄りました。

 

こちらは、あまり日本人の観光客は来ない穴場の場所ですが、なぜかほとんどは海外からの観光客で少し驚きました。

 

日光も海外の観光客に人気のある「東照宮陽明門」近辺だけでなく隅々まで今まで以上に海外からの観光客で賑わっているのですね。

 

帰りは電車でしたので、初めて「栃木駅」で降り「蔵の街」をのんびり散策してきました。

 

折角なので土蔵等が国の登録有形文化財に認定されている名店「油伝味噌」で一番人気の味噌田楽盛り合わせと冬場限定の味噌屋が作る本格的な味噌ラーメンを食べて充実のプチ旅行を楽しみました。

 

意外だったのは、「喜多川歌麿と栃木」とが「縁」があったことでした。

 

歌麿が「愛したまちとちぎ」で肉筆画の三幅の大作「雪」「月」「花」が市内の「常願寺」に展示された記録が残っているそうです。

 

今年は、NHKの大河ドラマ「べらぼう」の影響で栃木へ訪れる観光客を地元では少し期待している様子でした。

 

やはり健康でないとどこにも行けず、美味しいものも食べられず、楽しい時間を過ごせません。

 

「健康が一番、日々の体調管理を怠りなく」を改めて感じました。