No.416 最近色々と思い当たる事。

 

「東京2020オリンピック・パラリンピック」も何とか無事終了いたしました。

 

大会完遂は、「日本の総力の結集と試行錯誤の結果」と言われています。

 

大会には、コロナ感染対策費が政府809億、都400億の予算の追加があり終了後の巨額赤字が心配です。

 

コロナ禍の中で困難を乗り越えて行われたこの「東京2020オリンピック・パラリンピック」は、人々に勇気と感動を与えた大会として成功したと記憶されるだろうとIOCは記しているとか。

 

私個人としては、より感動したのはパラリンピックのパラアスリートの活躍した姿でした。

 

もし自分ならあそこまでの精神力があるだろうかと。 

 

人ってその気になれば不可能な事はない!と感激し又世界中の人々に勇気と感動を届けたと思います。

 

 

 

足掛け二年にわたるコロナ禍で戻るべき普通の世の中が見えなくなりつつありますが、仲間内では不自由なく食事してお酒が飲めるような時期が来るまで辛抱しましょう!とメールなどで慰め会っている状況です。

 

ほとんどの友人たちは既に高齢者に属しワクチンを二度打っているので意外とこの現状をラフに捉えているようで、自分達で経済を回さねばとマジで考えている模様で、すでに複数人で会食等を始めております。

あきれるばかりです。

 

そんな折、最近サントリーホールディングスの新浪社長が「45歳定年制」の導入についての提言したことが波紋を呼んでいます。

 

経済評論家が指摘しているように、これは、「定年」という言葉がビジネスパーソンにとっては、「期限を決められて職を失う時」と解釈されているからで「定年」という言葉の使い方が誤解を生じたようです。

 

新浪社長は、「45歳から準備をしなさい」とでなく、「ビジネスパーソンたる者は、45歳から新たなスタートが切れるように、20代、30代の頃からスキルアップの準備や勉強を重ねて備えておこう」との趣旨からの発言で「定年」の言葉が独り歩きしたとのことです。

 

確かに、45歳くらいで過去のビジネス経験を生かしつつ、起業したり、スタートアップ企業に身を投じる人達が現れるなら、欧米やアジアの中でも遅れを取っている日本経済界に一石を投じ刺激を与える素晴しい事ですし、またその結果本人にも幸せが来る場合があるかもしれません。

 

私個人の場合も35歳で起業し多くの方々の協力を得て今日まで何とか会社を継続させて頂いており心底感謝の念を持ちつつ、少しでも社会のお役に立てるモノをと考えオリジナル製品を市場に送り出しております。

 

しかし世の中の大半のビジネスパーソンが起業などの意欲や野心を持ってはいないだろうし、その機会に恵まれているわけではありません。

 

私も今日が来るまでは家族の協力や友人たちの紹介やアドバイスなしには到底ここまでとてもこられなかったと思います。

 

「成功の陰に努力有り」事を御成し遂げるためには目に見えない苦労を伴いますが信念を持ち努力を継続してゆけば「道は開ける」ものとの実感を持っております。

 

それにしてもコロナの先行きがどうなるのかとても心配です。

 

部屋ごもりから早く脱出して気兼ねなくトレッキング等に行きたいと念じております。