No.381 浅草の夏の風物詩三大!

 

 

東京はまだ梅雨明けとなりませんが、私の地元浅草周辺では夏の風物詩として「植木市」「朝顔市」「ほおずき市」と三か所にて「市」が続けて開催されています。

 

 

植木市は、浅草寺近くの浅間神社(せんげんじんじゃ)周辺で開催され「お富士さん」と呼ばれて親しまれています。

 

近郊の植木商が観音裏より浅間神社周辺に集まり、丁度入梅時期の開催と重なり植木を移植するのに良いタイミングで「お富士さんの植木市」で買った植木は良くつくと言われています。

 

私が子供のころと比べて植木商が減ってきたのが少しさびしいです。

 

 

朝顔市は、開催場所は浅草駅より入谷駅に近く「入谷朝顔まつり」と呼ばれ「入谷鬼子母神(真源寺)」境内周辺で開催されます。

 

江戸時代に生まれた狂歌ブームの立役者「太田南畝」が詠んだ、「恐れ入り屋の鬼子母神」で有名です。

 

私は例年開催される日の朝早目に訪れ、朝顔が咲きそろう朝の光景をを愉しんでおります。

 

市では例年朝顔の造花が付く「お札」を頂いてきます。

 

朝顔の造花は、三色あるので毎年違う色を頂くのも楽しみです。

 

 

ほおずき市は、浅草寺境内で開催され「浅草寺ほおずき市」と呼ばれており、この日一日お参りするだけで「四万六千日」日参したのと同じご利益があるとされています。

 

境内には、よしず張りの露店150軒以上のほおずきを売る屋台がずらりと立ち並び、例年開催二日間で全国からまた海外からの観光客などで58万人以上もの参拝客で大変な賑わいがあり、本堂内では「雷除け」のお守りが授けられ人気を呼んでいます。

 

朱色のほおずきの鉢に吊り下げられた江戸風鈴の涼やかな音色は、夏を感じるのに十分な光景です。

 

 

浅草の夏の三大風物詩いかがですか。

 

次は、28日の「隅田川花火大会」です!

 

すでに準備は整っているようです。

 

下町浅草に生まれてよかった!