No.374 新元号「令和」とは?

 

地元観音様の境内の桜もピークを過ぎて少しづつ風に吹かれて散り始めました。

その姿も何とも言えない心地よい風景です。

 

 

四月一日に新元号が発表されました。

「令和」がその名です、出展は国書の「万葉集」で今まですべての元号が中国の古典から由来されたので和書からは初めてです。

菅官房長官の元号発表は、NHKによると27%の視聴率を記録し、元号「令和」に好感を持った人は6割とのことです。

安倍総理は、「令和」について“人が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている”と説明しました。

元号を使用している国は日本だけで、645年の「大化」から数えて248番目だそうです。

「平成」は、1989年1月8日~2019年4月30日までの30年4か月で幕を引き「平成」は歴代4位の長期元号になるようです。

新元号「令和」は、皇太子様が天皇に即位される5月1日午前0時より「平成」から改元されます。

 

 

新元号の出展の元になった「万葉集」は、奈良時代に完成した日本最古の歌集で、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書と位置作られています。

その「万葉集」の歌人の一人の“大伴旅人”が730年春に大宰府の公邸で歌宴を催し“旅人”の書き残したとされる開宴の辞の「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」から採られたのが新元号「令和」だそうです。

“大伴旅人”も酒席で述べた挨拶がその1300年後に元号になるとは夢にも思わなかったでしょう。

外務省は海外メディア向けの英訳は、「ビューティフル・ハーモニー=美しい調和」としました。

 

 

「平成」に残された一か月、これまでを振り返り又これからを考える良い機会になるかもしれませんね。

弊社「アルティマ」も創立から34年いろいろあった出来事を振り返り多くの反省とこれからを検討する良い機会かもしれません。