No.359 真夏のアートの旅。

 

 

台風による西日本に災害があったこの夏、各地で連日猛暑が続いてます。

東京も連日36度以上の猛暑で私も夜間はクーラーをつけっぱなしにして夜中に枕元のペットボトルで水分補給してなんとか睡眠時間を確保していますが、それでも少し寝不足気味です。

この暑いさなかですが、以前より計画していた「直島」をメインに“アートの旅に”行って来ました。

 

東京から岡山空港経由でまず倉敷へ、

久しぶりの倉敷では三度目の“倉敷アイビースクエア”に宿泊して「大原美術館」と美観地区の倉敷川沿いのエリアを散策し、懐かしの“カフェ・エル・グレコ”のレモンスカッシュで一息、夜間は幻想的な「天領のあかり」を楽しみ「高田屋」では美味しい“焼き鳥”を満喫しました。

 

倉敷から宇野港~宮之浦港経由で期待の初「直島」に入りました。

直島では、「自然と・建築・アートの共生」をコンセプトに安藤忠雄設計で1992年に開館した「ベネッセハウスミュージアム」に行き、瀬戸内の自然の中でアートと思い切り触れ合ってきました。

直島内の本村エリアでは「家プロジェクト」として点在する古い家屋(はいしゃ・碁会所・角屋・南寺・石橋)などを改修し、人が昔住んでいたころの時間と記憶を織り込みながら、空間そのものを作品化していました。

特に外国からの旅行者の多さには驚きました。

特に「石橋」では“千住博”さんの“空の庭”が公開されていました。

宮浦港では、人気の「草間彌生作“赤かぼちゃ”」で記念写真を撮り、一路小豆島の土庄港へ。「小豆島」では、オリーブ園内にある“イサム・ノグチ”の遊具彫刻を見てきました。

 

最後に、土庄港から高松港へ渡り世界の名画を陶板画で再現した「大塚国際美術館」へ行きました。

今まで訪問したことのある、世界中の美術館に収蔵されている“おなじみの名画”たちが一堂に会し、しかも忠実に陶板で再現され美術好きにはたまらない美術館でした。

しかも直に手で触れることやツーショット写真が撮れるなど、現地の美術館ではなかなか味わえない事が、この美術館では普通にでき楽しい時間でした。

しかしやはり本物との“何か”が違い又本場で本物に会いに行きたい衝動に駆られました。

短時間に色々な美術とふれあい大変楽しい「アートの旅」でした。