No.351 桜と初ロシアの旅。

東京は桜が満開を迎え毎日家から会社までの通勤散歩では、観音様の境内から墨田公園の桜並木まで目を楽しませてもらっています。

またこの時期休日の散歩に上野公園内の国立博物館にある庭園が解放されゆっくり桜を鑑賞できるのでこれも楽しみです。

我が家では桜鑑賞の後の帰り道は、おなじみ「井泉」で特ロースかつを食べるのが毎度のお約束です。

 

日本で桜の開花ちょい前に以前から行きたかった、ロシアのサンクト・ぺテルブルクにある「エルミタージュ美術館」を訪問してきました。

世界三大美術館のひとつで輝かしいロマノフ王朝の栄華に包まれ、元は王朝の「冬の宮殿」と呼ばれた美術館です。

収蔵美術品数が約300万点と言われ全展示室を歩くと20km以上になる世界屈指の大美術館です。

本館のほか印象派を集めた新館と併せて約6時間ほどの見学でしたが今まで訪問した、メトロポリタン美術館やルーブル美術館とまた違った印象を受け良い思い出になりました。

鑑賞したい作品も身近でゆっくり・じっくり眺めてきました。

お気に入り絵画とのツーショット写真もばっちりです。

 

ロシア滞在中は、この季節では珍しい奇跡の快晴でしたが、ホテルからロシア・バロック様式の建築で世界遺産にもなっている「エカテリーナ夏の宮殿」に行く際の屋外は、東京では経験したことのないマイナス15度としびれるような寒さでした。

特にこの宮殿内では、壁一面が琥珀のパネルに覆われ琥珀芸術の最高峰と言われる「琥珀の間」の圧倒的な豪華さには言葉を失いました。

 

サンクト・ペテルブルクではネオ・ルネッサンス様式の外観で世界的に有名な「マリインスキー劇場」で本場のオペラを鑑賞しましたが、上映時間約4時間で途中旅の疲れか二度三度コックリいたしました。

でも最後にはブラボ~を観客一堂に混じり連呼いたしました。

 

帰りはモスクワに戻り世界遺産の「赤の広場」や「クレムリン」「国立百貨店」の意味を持つ「グム百貨店」などを散策いたしました。

丁度、大統領選挙期間とぶつかり普段よりセキュリティはかなり厳しいようでした。

(プーチン大統領がクレムリンからヘリコプターで出かけるところにも遭遇いたしました。)

 

この時期、やはりロシアも寒いので比較的観光客も少なくて、ゆっくりと美術館内の絵画を鑑賞出来、大変満足できる旅となりました。

今年は夏にもう一つの旅が控えていますので体調管理怠りなくです。