NO.312 人混みと癒しと怒涛の休日。

関東地方も梅雨入りとなったようです。皆さんも体調管理怠りなく。
先月上野の「東京都美術館」で開催されていた「若冲展」の混雑が連日TVのニュースで繰り返し放送されていましたが、最終日の一日前に一念発起して駆け込みで行ってきました。

 

長蛇の列にはウンザリしましたが、何とか80分待ちで入場できました。
どの作品も並んでも見る価値は確かにありましたが、それにしてももう少し何とかならないものでしょうかね~。

 

それに反して自然に接することの素敵さは、素晴らしい芸術作品を観るのとはまた違った趣があります。

 

奥日光の「千手ヶ浜」に丁度“クリンソウ”が咲き誇っている頃ですので久しぶりにこの時期ハイキングをしてきました。

 

低公害バスに揺られて「千手ヶ浜」まで行き〝クリンソウ”を堪能し我が家ではおなじみの「小田代ヶ原」の木道をてくてくしてきました。

 

そして日光から久しぶりに那須へ。

 

那須での目的は、以前宿泊してその“おもてなし”に感激した、「二期倶楽部」の“にき倶楽部1986(本館)”に泊まることでした。
ここの朝食に出される卵を使った“卵かけごはん”絶品です。
私は、必ずお代わりをいたします。

 

地元栃木で採れた選りすぐりの新鮮な食材で調理された朝食は、何を食べても美味いな~です。
ぜひ一度お試しください。

 

ここで私の感激の出来事を少し紹介。

 

知る人ぞ知る、神宮前にあった「バー・ラジオ」のオーナーバーテンダ―の尾崎浩司さんが年に一度「山のシューレ」というイベントの為に3日間限定でここ二期倶楽部のバーでシエイカ―を振るという偶然に遭遇したのです。

 

まったくの偶然でこれを目当てに毎年この時期に来る常連さんも大勢いらっしゃるそうです。

 

1972年にオープンしインテリアを確か当時すでに著名なデザイナーだったスパーポテトの杉本さんや彫刻家の若林奮さんが内装をデザインし、業界紙に盛んに紹介された有名店でした。

 

そして30年間神宮前で営業されていました。

 

初代のバー・ラジオで使用されていたバーカウンターなどをここ二期倶楽部に移設し再現していてこれも感激でした。

 

カウンターの中で私が所望?した“マティーニ”をシエイクする尾崎さんの優雅な姿はまさに涙がちょちょきれものでした。

 

また二期倶楽部オリジナルの滋養卵「純」を使用した“アイスブランデーエッグノック”は、トロリとして優しい甘さのエッグカクテルでした。

 

ほろ酔い気分で記念に家族と記念写真も撮ってもらいました。

 

まさに充実と怒涛の休日でした。

 

個人的な感激の出来事でしたが、ご理解ください。