NO.253 2013から2014へ!その一。

あけまして、おめでとうございます!
皆様は、どのように年末年始を過ごされましたでしょうか。
新たな気持ちを持って過ごされた方も多かったと思います。
私は、少し早目に休みを取り、クリスマスは、ボストンで過ごしました。
空港に着いた日がなんと氷点下10度!外を歩くとXCスキーでも味わったことがないような、耳の痛みを感じました。
予想以上の寒さの為、早々にホテルに向かい、ようやく落ち着きました。(ホテルに向かう途中の店で食べた“クラムチャウダー”がとても体を内側から暖めてくれました。)
実は、昨年夏休暇で過ごした、娘が居るフロリダのオーランドに行く途中、まだ行った事がなかったボストンに立ち寄ったのですが、想定以上にこの時期の彼の地は、寒かったです。
ボストンでは、お目当ての「ボストン美術館」とたまたまホテルの近くで昨年、惨事があった「ボストンマラソン・フィニュシュ地点」に行きました。
全米でもトップクラスの美術館である「ボストン美術館」は、開館が1876年7月4日と古くそのうえ収蔵品も数多く、とても回りきれませんので、ヨーロッパ印象派・オランダ美術・日本国外では世界最高と言われる日本美術など特に興味がある展示品に絞り鑑賞してきました。しかし展示室間の導線が悪くただただ疲れました。
それに比べて、個人コレクションの殿堂「イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館」は、とても印象に残る美術館でした。
建物は、15世紀のベネチアの宮殿風に設計された邸宅で、建物の中央の庭に面したバルコニーから各展示室に太陽光がふりそそぎ、自然光で美術・工芸品などの芸術品を鑑賞するように成っており(正に彼女の思想が反映された展示法)美術館というよりも豪邸の美術品を鑑賞するといった雰囲気でした。
展示室は、全体的に薄暗くしかも作品に作者の名前も作品名も記載がなく展示室にある備え付けのカードで判別するようになっていて今までの美術館とは、かなり印象が違う思い出に残る美術館でした。
寒いボストンから今回の目的地フロリダのオーランドへは、3時間余りのフライトです。