NO.215 中欧3都市の旅 その一

猛暑が続いていますが、皆様はどの様な夏休暇を過されましたか。
私は少し早めに休暇を取り、初めての中欧の旅に行ってきました。
ヘルシンキ経由でまずは、ハンガリーのブタペストへ。
「ドナウの真珠」と讃えられる美しい街です。ドナウ川が町の中央を南北に流れ西岸のブダは王宮を中心に歴史的建造物が多く、東岸のペストは、近代的な美しい街並みが広がっています。
宿泊したホテルが、「王宮」に隣接しており「漁夫の砦」とロマネスク様式~ゴシック様式~バロック様式と歳を経て改装された「マーチャシュ教会」に挟まれた立地でした。
夜間にはドナウ川をまたぐ「くさり橋」を渡り多くの観光客がライトアップされた王宮周辺に集いにぎわっておりました。高台にある王宮から眺める東岸のペストの街並みはきらきらと明かりが輝き、とても美しい景観でした。
名物のグヤーシュ(牛肉とジャガイモ、ニンジンなどの野菜をパプリカで煮込んだスープ)は雰囲気の良いレストランでこれまた有名なハンガリーワインのトカイ・アスーを飲みながらいただきました。
店でアコーデオンを弾いていたおじさんと思わずツーショットが良い思いでです。
ブダペストの印象は、メトロ(地下鉄)がえらく古くて車体のあちこちがボロボロだったのとヨーロッパでは共通ですが教会の立派さが特に印象的でした。ちなみにエレベーターは、関西流の左空けでした(3都とも同じでした。)。また英語表示がない為、ミネラル・ウォーターのボトルのラベルが「赤」にたどり着くまで「青」の多炭酸、「緑」の微炭酸と3種類試す羽目になり、いささか手こずりました。
のんびり二泊してからブタペスト東駅から鉄道列車RJ62に乗りオーストリア・ウイーンへ3時間の列車の旅です。
指定席の表示が座席の窓の上に何処から何処までと記載されておりその表示以外は勝手に座っても良いようでした。
車窓からは美しい田園風景が続いていました。