NO.208 日本美術の至宝。

いよいよゴールデンウイーク突入ですが、皆様はどんな計画をお持ちでしょうか。私は福島エリアにのんびり行こうと思っております。
話は変わりますが、先日先月から気になっていた、東京国立博物館 平成館で開催されている“ボストン美術館 日本美術の至宝展”に行って来ました。
副題にある「まぼろしの国宝、ニッポンに帰る。」と有るように最大最高の在外秘宝コレクシヨンの特別展です。
アメリカのボストン美術館は、“東洋美術の殿堂”と称されており100年以上にわたる日本美術の収集は、A・フェノロサや岡倉天心に始まり現在では世界随一の規模と質を誇っています。
収納作品は、日本にあれば当然国宝と呼ばれる作品も数多く含まれておりました。今回の展示では前評判通り、曽我蕭白の最高傑作である「雲龍図」や長谷川等伯の「龍虎図屏風」・尾形光琳の「松島図屏風」などは圧倒的な迫力でした。
スバラシイの一言です。
また狩野探幽や最近とみに人気な伊藤若冲などの作品も一堂に里帰り中です。その他「平治物語絵巻」や「吉備大臣入唐絵巻」の在外二大絵巻や仏教絵画・菩薩像など、日本美術に興味がある方必見です。6月10日まで開催されています。
散歩がてら綺麗になった上野公園へどうぞ・・・