NO.198 ありどおろコンサート。

12月に入り本格的な冬の到来かと思いきや、暖かい日が続くなど体調管理が大変な日々が続いていますが、皆様はいかがお過ごしですか。
先日寒い夜間に一人寂しく、30年来の友人が参加している混声合唱団「ありどおろ座」の演奏会に行って来ました。
彼T氏は、大学在学中から混声合唱団に所属しバスパートを勤め現在は、参加合唱団でバリトンパートを勤めています。
私は、数年前まで彼が声楽をしている事は知りませんでした。お嬢さんも東京芸大の声楽科を卒業し、声楽や合唱を指導しオペラ歌劇などに活動中との事です。
正直ジャズのライブには行きますが、クラシックのそれも歌劇のコンサートは、初めてでした。皆さん正装でピアノの伴奏のみで一曲づつお腹の底から声を絞り出すようにして歌います。
この日彼は、「道化師」のプロローグを歌いました。初めは緊張していましたが後半はかなり落ち着いてきて無事歌い終わりました。
会場は、東京の「サントリーホール ブルーローズ」とあって音響効果はバッグンで、程好い反響もあり美味く聞こえたかも知れませんが、上出来でした。
私は人前でスピーチはした事が何度かありますが、演奏や歌を歌った事は記憶にありません。ですからカラオケも苦手です。
人前で自分の芸をさらけ出す勇気?も時には必要でしょうが、自ら進んでは・・・私にとって、唄を感情込めて歌えるヒトや楽器を演奏するヒトは、尊敬に値します。
最近は、このまま“はにかみのシャイなオジサン”で良いのかなと内心思っております。