NO.181 sinnsaide。

今日から4月です。桜の開花宣言も有り、これから春のうららかな季節になります。
東日本大震災の発生から早いもので3週間が経とうとしております。この間次から次ぎへ被災地の被害が増大している現実を我々は受止めなくてはならず、悲しみが増してきます。
地震による津波の影響は、自然災害から東電の原発の人災?を引き起こし、今や日本だけの問題ではなくなり世界の英知を結集し放射能の影響をいかに最小に抑えるかの問題に移って来ております。
東電のような社会インフラを担う企業は、事業継続が重要なのは言うまでも有りません。日本国民一人一人が、多少の不便を我慢して節電に協力しておりますが、この事態によって経済活動を底辺で支えている中小零細企業では、計画停電により機械が動かせず受注分の製品の供給がストップする事態が発生しております。すでにこの状態は大企業を支えているこれら中小企業の死活問題ばかりではなく日本のいや世界中の大企業の経済活動に大変支障をきたし始めております。
このたび私はBCP(事業継続計画)と言う事を学びました。これは米国において1990年代から2001年の国際テロの経験からITやシステム系統の維持だけでなく中核ビジネスの事業そのものを継続させる為のプランだそうです。まさに企業の危機管理の基本計画をなすものと思います。
震災により我々も多くの事を学びました。
特に私は、国際支援の大切さを感じました。困ったときはお互い様の精神は、世界共通の気持です。後々の思惑もあるのでしょうが、この際は、純な気持として受止めたいと思います。
震災対応の支援の申し出は、134カ国・地域39国際機関に上ります。心から感謝の気持で一杯です。日本も国際社会において重要な一員であると言う自覚をより持ち、これからも、今まで以上に世界に貢献できる国にならねばと思います。