NO.173 今年も宜しくお願い致します

あけましておめでとうございます!
前回お知らせしました、NZのミルフォードトラックより無事生還いたしました。(少しオーバーですね。)
全行程約54キロを4泊5日でバックパックを背負いながらのトレッキングでした。
ナビゲイターによると、フィヨルドに代表されるニュージーランドの大自然を行く、ミルフォードトラックは長い間「世界で最も美しい散歩道」と称されてきたそうです。
ロッジを泊まりながらの4日間のトレッキングは、行程の半分が雨・雨・雨の連続でした。しかし事前に予想はしていたので、準備は万全です。頭から足元まで完全防水仕様のいでたちで、雨にも負けずに歩き続けられました。
初日は、足慣らし程度の散策でしたので余裕の塊、それよりか夕飯時の自己紹介の英語に四苦八苦。普段英語を使うことなく過ごしている為か思った事が口から出ない!しかし何とかパフォーマンスでクリヤー。
国籍は、さまざまでイスラエルの家族ずれやスコットランド・アメリカ・ネパール・オーストラリア・地元ニュージーランドのペアそれに我々日本人、総勢32名にガイド4名が共にしたオールメンバーです。
2日目16キロまだまだ余裕あり、緑濃いブナの原生林を歩き続けました。丁度以前行った屋久島に似ています。
そして魔の3日目15キロは、マッキンノンパスハットと言うこのトラックの最高地点までジグザグ道をひたすら登って行きます。ここはミルフォードトラックのハイライトでもあり、遠くに雪を頂くサザンアルプスが見え野生の高山植物やキアと言うNZの鳥の楽園でもあるのですが、雨・雨・雨での登りの歩行に加え、リックが肩に食い込みもう少しでメゲルところでした。
折角のハイライトでしたが、まったく周囲を楽しむ余裕もなく・・そのうち下り6キロの道のりの始まりです。この下りはトラック中で、一番きついところと言われますが、最も美しい景色が見られ所でもあります。しかし疲れが溜まってか楽しむ余裕なし。
最後の力を絞りきって見に行った「サザーランド滝」は、一見の価値がありました。世界で5番目の落差540mは、まさに圧巻でした。水しぶきとその風圧、もう少しでふっ飛ばされそうでした。
続きは次回に・・・