NO.169 長唄と落語。

最近たまたま長唄と落語を聴く機会に恵まれました。
長唄は、私の妹が会主をしている「美紀会」が、改装された「深川江戸資料館」の小劇場で杵屋 勝正雄・杵屋 利光さんらに賛助出演して頂き、とり行われました。
早いものでこの美紀会、今回で13回目を迎えます。
私の妹「杵屋 勝み紀」は、5歳から長唄・三味線を初め「杵屋 三十朗・杵屋 勝正雄」の両氏に師事し現在「杵勝会」の師範でこの「美紀会」を主宰しております。
私の生まれ育った下町「浅草」では私が幼い頃は、家ではよく三味線を弾いている祖母や母がおり、そのような環境で育った為か邦楽にまったく違和感がありません。当時私は、近所のお姉さん達(芸者さん達)に連れられてホテルのプールサイドでレモンスカッシュを飲む少しマセタ子供でした。
落語の会は、私の行きつけである蕎麦屋の「丹想庵」の二階で落語家の「金原亭伯楽」師匠とお弟子さんの「金原亭子駒」さんに依る観客30名の楽しいライブ!でした。
生落語は、私ばかりでなく、おおいに他の観客達を笑いに誘いました。何事もライブは、最高~ですね。
皆さんもたまには機会を作って、邦楽や落語を聞く事をお勧めいたします。
年齢や男女の違いを超えて、日本人でよかったなーと思える瞬間に出会えるかもしれませんよ。