NO.158 中小企業の知的財産について。

弊社もお陰様で設立から25年経ちました。
この間数々の出来事が有りましたが、各業界の方々や企業のご支援のおかげで何とか今日まで無事仕事を続けさせて頂いて降ります。
独自の企画技術で、世の中に少しでも役立つ製品を生み出し、信頼を裏切らず、決して逃げださずに誠心誠意仕事を積み重ねてきた結果だと思っており深く皆様に感謝しております。
この間独自の企画技術にこだわった結果、数多くの実案特許を出願して参りました。我々中小企業にとって知的財産権に関する費用負担は、決して少なく有りません。出願費用や審査請求料、権利取得・維持経費等などこの25年で大変な負担となっております。
節目のこの時期に、設立以来初めて特許庁の産業財産権専門官がお二人来社される機会を得ました。
これは、産業財産権専門官が、個別に中小企業を訪問し特許、商標等に関する制度、各種支援策等を紹介し知財に関する相談に応じる制度が平成17年から始まった事の一環での来社でした。
折角の機会です日頃からの特許に対する意見や要望をしっかりお伝え致しました。
なぜ五万とある中小企業の中で弊社に番が回ってきたかお尋ねした所、昨年弊社が受賞した〈元気なモノ作り中小企業300社〉の受賞企業を経済産業省のリストから選んだそうです。
今後も独自の企画技術にこだわる限り、差別化の一環として特許出願は続くと思われます
何せ資金に乏しい小規模・中小企業が精一杯生き残りをかけての知的財産活動なのですから、国にもぜひ応援してもらわねば・・
日本もモノ作りの原点である中小企業あっての技術大国ですよ。