NO.133 人間の可能性について。

6月に入り梅雨の季節になりました。
人にとっては、うっとうしい季節ですが、植栽にとっては大事な時期です。この季節新緑が目に心地よく緑に癒されます。
景気もあまり芳しくなく、今ひとつ元気が湧きにくい中に明るいニュースがありました。
盲目のピアニスト「辻井伸行」さんが国際ピアノコンクールで優勝した事です。
私はJAZZが好きでピアノではビル・エヴァンスやレッド・ガーランドなど良く聞きます、盲目のピアニストではアート・テイタムやレーニイ・トリスターノなどを思い浮かべます。
ポップス系では、レイ・チャーチルやスティビー・ワンダーなど多くの盲目のピアニストがいます。
私の知る限り盲目のピアニストは、心の目で音楽を奏でているように思えます。決して目が見えない事がハンデと感じず、あるがままを受け入れ自分の可能性を信じ努力で乗り越えて行く勇気に私は、感動します。人間の可能性を感じます。
自分の潜在的な能力が環境により開花するかどうかは、自分の持って生まれた何かに左右されるようです。
私もこの世の中で自分には何が出来るか、自分の可能性を信じ我慢強く頑張る勇気をもらった出来事でした。