NO.130 第十二回 長唄 「美紀会」

今年も私の妹が会主を務める「美紀会」が「深川江戸資料館」内の劇場で行われました。延べ200名近くの方々が来場され、唄と三味線を楽しまれました。会も今年で12回を重ね、年々盛会になって来ました。
唄や三味線の演奏も3歳から78歳までの幅広い方々で行われ、来場者も歳若から老齢の方々まで年代層も富んでおりました。
数日前に朝日新聞の記事に出ていた若手で有望株の「杵屋利光」さんも毎年賛助出演されております。
彼らが演奏者の脇を固めるせいか、思わず演奏に引き込まれる事もありました。それにしても彼の唄声は会場内に良い響きをもたらします。さすがですねー。
二回の休憩を挟み二十一曲の演奏会です。
曲目は、主に歌舞伎音楽いわゆる三味線音楽が中心です。
そもそも長唄とは、歌舞伎舞踊の伴奏音楽として発展し、幕末に歌舞伎から離れ純粋な演奏用として(お座敷長唄)が生まれ、明治になるとその長唄演奏が盛んになり、新しい趣向の曲も作曲され多種多様に表現の幅を広げて今日に至ってきている音楽だそうです。
回を重ねる事つまり継続する事の難しさ、でも大切さは、会社経営にも通じます。
毎年妹主催の「美紀会」で大いに刺激とパワーをもらう私です。
これからも立場は違いますが、オリジナルにこだわり大いに刺激し合う「会と会社」で有りたいものです。