NO.106 「夢の島熱帯植物館」の緑化

皆様は、東京都夢の島公園内に在る、熱帯植物館を知っていますか?
都内近郊にお住いの方は、お子さんが幼稚園ぐらいの頃、遠足や社会見学等で一度ぐらいは行かれた事が在るかも知れませんね。
植物館の大温室は、一年を通じて気温が高く雨の多い熱帯雨林の環境をモデルとして造られているそうです。私も約20年ぶりに植物館に行ってきました。仕事と見学を兼ねた訪問です。
弊社の緑化システムを壁面緑化として使用するのではなく、パーゴラ用としての施工立会いの為です。今回は、建物の天井にワイヤーを縦横に張る藤棚のイメージです。当然スパイラルワイヤーを使用したのですが、吹き抜けの天井面に縦横に張ったワイヤーを下から仰ぎ見るのは、初めての経験です。天気も良く真っ青な空に縦横に張ったスパイラルワイヤーがとても絵になりました。
植物館では、それ以外に初めての試みとして、事務棟の壁面にすでに設置されている“ブーゲンビリア”をスパイラルワイヤーで壁面に押さえて固定するのにも使用いたしました。
以前は、麻ロープで固定していたのですが、風でなびきストレスがかかった為、思うように成長していなかったようです。
スパイラルワイヤーは、ブーゲンビリアの枝をやさしく押さえ風にも揺れず、これからはストレスを感じずに安心して成長することでしょう。
温暖化対策として、緑化は有効な手段です。これからもヒートアイランド現象や景観対策などに弊社の壁面緑化システムを提案して行きます。新たな使用法のご提案、宜しくお願いいたします。
都立「夢の島熱帯植物館」は、新木場駅より徒歩15分です。