NO.93 久々の日本画展。

趣味の一つが絵画鑑賞なので、興味がある美術品や名画を鑑賞しにお気に入りの美術館に行くのですが、ほとんどが西洋の作品でした。
たまたま日本を代表する近代日本画の展覧会が、最近新装オープンした大丸東京店で開催されているのを知って早速行って来ました。「近代日本画 美の系譜」と言う展覧会です。
展示作品約60点は、長野市にある「水野美術館」の所蔵コレクションから選ばれた逸品ばかりです。
中でも横山大観作の「無我」や上村松園作の「かんざし」などの美人画の前では、思わず立ち止まり息を止めて見入りました。
なかなか日本画だけの展覧会に行くことが少ない為か、改めて日本の先人の凄さを知る大変良い機会でした。
やはり私には、美人画が印象に残りました。
前記した上村松園、鏑木清方、伊藤深水の美人画は、とても上品で何ともいえない品があります。
その中でも、鏑木清方の「花ふぶき」「落葉時雨」の六曲一双屏風は、展覧会の最後の作品を見終わった後に再度見直した作品でした。
このような美人画、僕は好きだなー。
気分が良くなったので、帰りがけに思い切って浅草の“小柳”の松の蒲焼を食してから、秘密の酒屋で「キヤンベルタンロッホ21年」のシングルモルトウイスキーを買って帰りました。
晩は、大好きなJAZZを聞きながら珍しく展覧会で買ったパンフレットをちら見して、21年モノのウイスキーをチビリチビリやりました。
私の幸せは、こんなひと時です。