Blog Back Number 【2024】 ブログ バックナンバー
President's Diary 社長日記
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三月に入っても地元浅草では相変わらず観光客で賑わっています。
毎朝の通勤散歩に通る観音様境内も早朝から海外からの観光客の姿が多く目につきます。
特に雷門での記念写真は、日中に比べまだ観光客が少ない為かポーズを取り皆さんニコリと微笑んで、はいパチリ!
一生に一度のことかも知りませんから気持ちは良くわかります。
実は、妻の左足首の古傷が悪化して手術を先月末にいたしました。
若い時に階段から落ち足首を痛めたのですが、年月が経ち昨年の北アルプス登山の頃から下山時に痛さを訴えておりました。
整形外科を複数訪ねたのですが、年齢の為とかで薬を処方されて終わりとなり痛さは少しも軽減されなかったようです。
膝の専門医は、比較的多いようですが、足首の専門医はまだあまりいないようです。
それでも知り合いのお医者さんから紹介された足首の専門医に見てもらい早急に手当てするように勧められ手術となりました。
幸いの事に私達夫婦は比較的健康ですが、もし身体に問題が有れば当然早急に対処すべきと考えておりました。
私はあまり具体的に考えた事がなかったのですが、今の医学はかなり専門分野が細分化されているようで身体の部位ごとに専門医がいることを改めて知りました。
具体的な手術内容はわかりませんでしたが、患部に穴をあけ管を通して骨を削ったりもしたようです。
結果4週間のリハビリ入院をしたので、私は必要なものを週2回持参しに病院に行きましたが、具合が悪い人達が大勢いることに驚くと共に今更ですが医療従事者、特に看護師さんの大変さを肌で感じました。
本当に大変な職業です。
職業は、どの分野でも多かれ少なかれ大変なことは多々ありますが、今回は看護師さんの大変さをとても感じました。
妻は、無事に予定より少し早く退院出来、現在はリハビリをしながら杖を突き少しずつ歩くことが出来る様になりましたが、暫くは通勤時の送り迎えは、私の役目になります。
妻の手術と入院は、家族の健康の大切さを改めて感じた出来事でした。やはり健康が何よりも一番ですね。
健康でなければ、やりたい事も出来ず、行きたい所にも行けず、美味しいものも食べられません。
皆様もくれぐれもお気御付けください。
二月に入って予想外の天気模様で、春先の気温になったかと思うとまた真冬の気温に戻ったりして体調管理も大変です。
それに加えスギ花粉も伴い日々の生活にも何かと支障をきたしております。
そんな中混雑の地元浅草を離れ、この時期我が家では慣例行事となっている奥日光へのクロスカントリースキーをしに戦場ヶ原周辺に出向きましたが、今年は雪が少なくXCスキーを断念して定宿の「中禅寺金谷ホテル」で温泉と美味しい食事でのんびり過ごしました。
翌日は、以前に宿泊してすっかりお気に入りになった「鬼怒川金谷ホテル」で美味しい和食と温泉を堪能しプチ贅沢をいたしました。
また前回鬼怒川で訪問できなかった「東武ワールドスクウェア」に初めて行って来ました。
こちらでは、世界の有名な建築物や遺跡などを25分の1の縮尺で22ヶ国102点が精巧に再現されており短時間で世界一周の旅を楽しめました。
特に新婚旅行で訪問したエジプトゾーンでは、懐かしい想い出がよみがえってきました。
また以前「明治村」でフランク・ロイド・ライト設計の「帝国ホテル二代目本館」は見学しましたが、図面でしか見たことが無かったホテルの全景を精巧な姿で見ることができとても感激しました。
また日を改めて向かった裏磐梯では、家族お気に入りの高原のリゾートホテル「裏磐梯高原ホテル」に宿泊いたしました。
ホテルの部屋や源泉の露天風呂からは、日本100名山の一つで会津富士とも呼ばれている「磐梯山」が眺められます。
ホテル館内には彫刻家・造形作家として活躍された「多田美波」氏のガラス照明や有名アーティストのアート作品が随所にありゆっくり鑑賞出来ます。
またプライベートラウンジとして自然やアートなど約1600冊のライブラリーもあり、コーヒー片手にゆったり贅沢なリゾート時間を過ごせました。
こちらでの食事は、絶対に地元の食材を生かした和食に限ります。
温泉よし食事よしアートよしの三拍子がそろった素敵なホテルです。
途中初めて寄った「大内宿」の山本屋では胡桃蕎麦を頂きました。
会津産の天然くるみをすり鉢で擦ってペースト状にして蕎麦に付けて食します。
地元では祝い事に振舞われる御馳走メニューだそうでとても美味しかったです。
今回は、そのほかに会津「鶴ヶ城」を見学したり、茶室「麟閣」でお抹茶を頂いたりもして「裏磐梯のんびり旅行」を愉しんできました。
また新緑の頃の裏磐梯も好さそうです。
健康一番をあらためて感じたプチ旅行の日々でした。感謝!
皆様は、どのようなお正月を迎えられましたか。
正月でもあり地元浅草では、観音様周辺の名のある店舗は相変わらず観光客でどの店も長蛇の列をなしており、特に雷門での記念写真撮りは、大変な混雑です。
また最近は、着物に着替えて人力車に乗り浅草周辺を回る外国の観光客が頻繁に目に付くようになりました。
昨年の11月から開催されている、「世田谷美術館」の「倉俣史朗のデザイン 記憶のなかの小宇宙」にやっと行くことが出来ました。
案内のパンフレットにもありましたが、没後30年を過ぎて開催されたこの展覧会は、家具やインテリアの仕事に加え創作の源泉を垣間見せるかのようなイメージスケッチや夢日記も紹介され、一風変わった家具や特色のあるインテリアデザインの背景を理解できました。
1965年の独立後に同時代の美術家達とも交流し独自の作品を発表しつつ1980年代にはイタリアのデザイン運動「メンフィス」に参加しその名は、一躍世界中に浸透していきました。
作品は、各国の美術館に収蔵され今なお高い評価を受けています。
残念ながら1991年に57歳という早過ぎる若さで亡くなりました。
展覧会では、代表作の造花の薔薇を透明アクリル樹脂に封じ込めた椅子「ミス・ブランチ」・板ガラスを組み合わせただけの「硝子の椅子」やエキスパンドメタルの椅子「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」などの実物を見たり座ったり(特に後者は)できました。
個人的には、40年ほど前に商品説明に伺った際にお会いして頂いた名刺は、貴重な「記念の名刺」となっています。
今月から開館20周年記念展として「パナソニック汐留美術館」で開催されている「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」にも行くことが出来ました。
会場のパンフレットにもある様に、今回は特に「帝国ホテル二代目本館100周年」ともなり帝国ホテルを基軸に、多様な文化と交流し常に先駆的な活動を展開したライトの姿を明らかにした展示内容となっていました。
フランク・ロイド・ライトと言えば、「落水荘」や以前訪問した事のある「グンゲンハイム美術館」で知られるアメリカ近代建築の巨匠ですが、日本でも現在明治村に一部移築保存されている「帝国ホテル二代目本館」や「自由学園」(両建築も行きました)を手掛け、それに初めて知ったのですが、熱烈な浮世絵の愛好家の顔も持つ、日本とも縁のある建築家だったそうです。
勉強になりました。
今年も色々な展覧会にお邪魔できそうで今から楽しみです。