BLOG BACK NUMBER 2013


PRESIDENT's DIARY -社長日記

NO.252 2013年もあとわずかです。

平成25年も残すとこ後一週間になりました。
皆様にとって2013年は、どんな一年でしたでしょうか。
楽しかった事、つらかった事など様々な出来事があった一年だったと思います。
最近一日・一週間・一か月そして一年がほんとに早いな~と感じるように成りました。これも年齢を重ねてきたせいなのでしょうか。
同年輩の友人たちも以前よりも、体のあちらこちらが痛いのなどの話が増えてきていると思われます。
景気が上向きとの事ですが、我々中小企業にとってはあまりそのような感じはいたしません。
年末になって、弊社を含め4社の共同提案の技術開発計画が、国土交通省に依り認定されました。
来年から国より補助金を頂き、試作・試行がスタートする予定です。
世の中にないオリジナルにこだわったモノ作りを、複数の企業のノウハウを結集して一つの物を作り上げる事は、大変ではありますが楽しいことでもあります。
来年は今年よりもハードルを高くして事に当たりたいと思います。
まだまだモノ作りの種は尽きそうもありません。
大変ありがたいことです。
感謝の気持ちを持ってまた来年も一歩づつ地道に歩みたいと思います。
来年もよろしくお願いいたします。

皆様にとって来年は、より良い年になりますように・・・

NO.251 下町の師走、長唄の美紀会。

12月に入りすっかり空気も秋から冬を感じるようになってきました。
先日、私の妹が主催する「第15回 長唄 美紀会(みのりかい)」が「深川江戸資料館 小劇場」で行われました。
十九の番組が行われました。出演者の方々は日ごろの御稽古の成果を披露する場ですので毎回皆さん出番前は、緊張しっぱなしです。
賛助出演の唄・箏・囃子の方々も日ごろは、歌舞伎座等に出演されているので一年ぐらい前から予定に入れて頂き、会場の手配なども含め裏方は、なかなか大変です。もっとも私は会場でうろうろしているだけですが・・・
緞帳が上がると舞台には、演奏者の方々がずらりと並びライトをあびて緊張もピークの様子が手に取る様に客席にも伝わります。
流石に脇を固めるプロの方々は、きりりとした黒の和服に身を固めさすがの雰囲気を醸し出しておりますが、中心に座るお弟子さんはそうもゆきません。多少の間違いなどは、ご愛嬌です。
演奏が終わると観客の方々のほっとした拍手が共感させられます。
無事に会も盛況のうちに終了いたしました。皆様お疲れ様でしたね。
長唄の会ですから、演奏される方々は、みなさん男女とも和服で出演されます。やはり和服は日本人には似合いますね。
私も最近旅行には、出来るだけカミサンには和服で行くようにリクエストしております。
京都・箱根・奈良など最近行った旅行にはすべて和服を所望いたしました。また和風旅館にはとても馴染みます。日本人を感じます。
来年計画中の国内旅行には、出来る限り和服でとお願いしています。
そのうち私も羽織・袴でお茶会に・・・

NO.250 秋の八ヶ岳・箱根のプチ旅行。

すっかり秋の気配を感じる今日この頃ですが、皆様はどの様にこの秋を満喫されていますか?
今月は、伊勢神宮に続き八ヶ岳と箱根の秋を感じに、ぶらりとプチ旅行に行ってきました。
八ヶ岳では、久しぶりにペンション「モロアの森 バーネットヒル」にお邪魔してきました。こちらは、28年も前からお世話になっている我が家では、おなじみのお気に入りのペンションです。
オーナーの入江ご夫妻と家族の五郎達ワンコ4匹とニャンコ一匹とでリビングでのんびりと楽しい雑談。これが何とも言えず実に心地よい時間でした。次回は家族全員で来たいと思いました。
また紅葉には少し早かったのですが、尾白川渓谷を散策したり、「白州蒸留所」や「八ヶ岳高原ロッジ」に立ち寄ったり「草五庵」で美味しい日本蕎麦を堪能したり、「清泉寮」や「おいしい学校」で食事をしたりと、正にフルコースの八ヶ岳の秋にどっぷり浸かってきました。
箱根では紅葉が正に見頃でした。去年の京都とはまた違った味わいでした。宮ノ下の「富士屋ホテル」は昼食でよくビーフカレーを食べに寄るのですが、ついぞ宿泊したことがなかったので、今回はまさしくクラシックホテルの味わいを堪能いたしました。特に夕食前の「バー ヴィクトリア」でのカクテル二杯が効いたのか、美味しいディナー中もずうっとふわふわして気持ち良かったです。
朝食は、和食にしたので「別館 菊華荘」で食事をしました。こちらでは特に“梅かゆ”がシンプルなのに実に味わい深かったです。
また昼食に寄った箱根小涌園貴賓館の「箱根茶寮 椿山荘」での蕎麦も絶品でした。
紅葉と美味しい食事の食べ歩きのプチ旅行でした。
今月は、伊勢神宮・八ヶ岳・箱根と秋の日本を巡ってきましたが、やっぱり紅葉の頃の秋が一番好きかな~。
体調もジムで褒められたりして気分よく過ごさせて頂いております。

NO.249 お伊勢参り。

いよいよ冬が駆け足でやってきました。
朝晩の冷え込みは、堪えますね~。コートとマフラー・手袋の季節です。毎朝駅までの通勤路?である浅草寺境内にもお酉様の案内が掲げてあり、もうすぐ年も終わりに近づいているのを実感いたします。
先週、私が参加させて頂いている、「一般社団法人 緑のまちづくり支援機構(GTS)」主催の“伊勢神宮 式年遷宮・建築技術視察・研修”に行って参りました。
最近TV等で先月二日と五日に、二十年に一度の「伊勢神宮 式年遷宮」が執り行われた事は、盛んに紹介されていましたので、皆様はご承知でしょう。私は、恥ずかしながら今年が式年遷宮の年であり、ましてや前回行われた二十年前の記憶は全くありませんでした。
今回は、第六十二回の神宮式年遷宮を記念して昨年春に開館した、伊勢神宮を知る、きっかけの場所である「せんぐう館」を設計管理された「栗生総合設計事務所」の栗生 明 先生がGTSの会長をされているご縁で先生に同行していただき、せんぐう館について解説していただく貴重な経験をいたしました。
館内には、参拝者は拝観できない、外宮正殿東側の4分のⅠ部分を原寸大で再現し、構造がよくわかるように忠実に作られていたり、外宮殿舎の配置模型があったり神宮の建築様式「神明造」の技を紹介したりと神宮と式年遷宮を大変わかりやすく展示されておりました。伊勢参りの折は、ぜひ「せんぐう館」に寄られる事をお勧めします。
伊勢神宮は、宇治の五十鈴の川上にある皇大神宮(内宮)と山田原にある豊受大神宮(外宮)を中心に125の宮社の総称で、お伊勢まいりは外宮からが正式な参拝だそうです。
内宮近くに江戸時代のおかげ参りの頃の伊勢の様子を再現した「おかげ横丁」があり、こちらで伊勢のご当地うどんや神都ビールそれに伊勢名物 赤福餅やぜんざい等などを堪能いたしました。
二日にわたり日本人のこころのふるさと伊勢の神宮に「お伊勢参り」をさせていただき、こころ洗われる思いでした。
皆様も一度、神宿る神宮の森の伊勢神宮に行かれることをお勧めいたします。
次回はぜひ家族で参拝したいと思いました。

NO.248 秋の夜長のテスティング!

十月も末になり朝晩の秋風が身に沁みるようになりました。
我が家では、おなじみの日光の中禅寺湖畔も今が紅葉の見頃のようです。
秋の夜長に、のんびりと好きなJAZZを聴きながら、お気に入りのモルトウイスキーを一杯やるには絶好の季節です。
そんな季節に、先日たまたま仕事仲間のN氏に連れられて初訪問しその雰囲気がえらく私の感性にピットくるものがあったのが、赤坂のお店「ルチアーノショー」です。
ここのバーテンダーの方々とモルトウイスキーについて語り合ううちに、ひょんなことから我が隠れ家のプライベートバーでウイスキーのテスティングをすることになりました。
先日、お店を休んで遠路浅草まで来られた、プロのバーテンダー御三方とN氏とでいよいよレアモルトウイスキーのテスティングが開始されました。
マスターとしては、プロ相手に気合が入りました。
テスティングノートと教材を片手に、マスターの講釈を聞きながら次々と色・香・のど越し等をノートに書き込んでおりました。
たまたま今月20日にウイスキーについてのテストがあるとかで皆さんえらく熱心でした。
少しでも参考になれば良いのですが・・・
どんなことでも興味を持って奥を深めてゆくことは、とても大切なことだと思います。
仕事でも遊びでも・・・
年を重ねると好奇心を持つことのパワーが欠けてきがちですが、まだまだ今まで経験したことのない世界はあるものです。
私もパワーを持って若い方に交じり、新たな未知の世界に入れてもらえるようにしていかないと・・・

NO.247 慣例の日光「てくてくハイク」!

10月に入り、いよいよ秋も深まりつつありますが、如何お過ごしですか。
この紅葉の時期、我が家では日光周辺の「てくてくハイキング」に行くことが多いです。
「竜頭の滝」辺りは、ラフな格好の観光客も多くいますが、「戦場ヶ原」周辺の木道には、ハイキング姿の中高年のおじさん・おばさんが目につきます。
皆さん、おそろいの様に高級一眼レフのカメラを首からぶら下げています。
特に「小田代ヶ原」沿いの木道をすれ違う時は、どうしても目がカメラに行きますのでなおさら印象に残ります。
ビユーポイントでは三脚を使って皆さん一斉に身構えてカメラの放列をなしています。
特に湿原の真ん中あたりに一本ある「白樺の貴公子」の美しい立ち姿をカメラに収めようと皆さん真剣な面持ちでカメラを向けていました。
3時間ほどの「てくてくハイク」の途中、お決まりのお休みポイントで持参の熱々のコーヒーとリンゴの丸かじりを済ませ、昼は中禅寺湖金谷ホテルで「百年カレー」で締めくくります。
今回は日帰り温泉の「空ぶろ」は、パスいたしました。
我が家から高速で2時間で四季折々にこの自然が味わえるなんて、日光周辺のてくてくハイクは、これからもず~と続きそうです。
次回は、冬のXCスキーでまたお邪魔いたします。宜しくです。

NO.246 秋のきざし・・・

ここ数日、夏日から少しずつですが、秋が近づく風を感じます。
先日は、中秋の名月とかで帰宅途中にスカイツリーと満月のお月様が夜空に浮かんでとても絵になる風景を見ました。また浅草寺の境内からは、観音様の本殿とスカイツリーとお月様のスリーショットもバッチリカメラに収めました。
今月は、美味しい魚介類を食べたくなって、久しぶりに伊豆高原のオーベルジュ「チェリーテラス」にアワビをメインにしたフランス料理を食べに行ってきました。
食べて美味しい魚の料理が売りのオーベルジュ、いつ来ても期待を裏切らないのは、流石です。
東京だったらあの料理では、勘定が心配ですが・・・
帰り芦ノ湖畔にある「成川美術館」に寄り日本画を堪能してきました。
今月は、月初めから「世田谷美術館」で開催されていた、“榮久庵憲司とGKの世界”展に始まり、おなじみ「川村美術館」での現代美術、それに現在開催中の「国立西洋美術館」での“ル・コルビュジェと20世紀美術”展など美味しい絵画や展示作品を堪能してきました。
仕事柄感性を磨くのに通じる「美味しい芸術作品と食事と音楽」との出会いは、私の内面の楽しみです。ちなみに私の外面的な楽しみは、「感動する旅とアウトドアスポーツ」かな。
自分なりに満足できる良い仕事をするには、自分なりに内面と外面を磨くことによりなし得られる感性からとの思いから、これからも精神的な活動と肉体的な活動は、続けてゆきます。
人まねでなく、オリジナルに拘ることは、精神的にも肉体的にもタフさを要求されることですね。
アタリマエの事ですね。

NO.245 久々のアメリカ旅行 その三。

NYからハワイまでえらく時間がかかりました。改めてアメリカはでかいなーを思い知らされました。その上時差もしっかりあるし。
私は、ハワイは初訪問です。周囲の友人達は何度もハワイに行っているようで、まだハワイに行ったことないんだ~と良く言われます。
リピーターが多いと言うことは、きっと何か魅力があるのだろー。
今回宿泊したのは、ワイキキビーチを眼下に一望できる立地の少し古いコンドミニアム「ワイキキ・ショアー」で5泊です。
ベランダの椅子に腰かけて心地よい風に身を任せると、イメージ通りのハワイです。
隣に低層のアーミイ・ミユージアムがあるせいか、邪魔な建物が何もなく、ワイキキビーチがヤシの木越しに一望できます。
初日こそディナーは、隣にあるホテルで自前で焼くステーキを食べましたが、ディナーのほとんどはマーケットで食材を買ってきて、ベランダ(ラナイ)で夕陽が沈むのを見ながら、ビールでぷは~が一日の締めくくりでした。
日中は、さすがにひざ日が強いので何もせずに昼寝の日々です。
何もしない贅沢を堪能いたしました。
折角来たので、ダイアモンドヘッド(カイマナヒラ)は、登ってみようと思い5時半集合のツアーに参加しました。
6時開門でいざ頂上へ。約20分で山頂に着きました。
ハワイのシンボルでかつパワーポイントのダイアモンドヘッド、良い記念になりました。
観光といえば半日のノースショアーとサークルアイランドと滝のツアーだけでしたが、オアフ島をほぼ一周できて面白かったです。
日本人は、我々だけで後は、カナダ・NZそれにアメリカンで今一コミュニケーションに欠けましたが、楽しかったです。
それにつけても夏休みで家族連れが多くて、日本人で溢れかえっていました。まさにホノルルはリトルトーキョーでした。
帰りは、期せずしてジャンボジェットでした。
さすがに装備が古く、しかも子供は泣くしで、すっかり疲れはて帰宅時には、バタングー状態でした。
少し長い夏季休暇、オーランド~NY~ハワイとそれぞれの楽しみを充分に堪能させていただきました。
感謝です。
オーランドには、また年末に行く予定です。

NO.244 久々のアメリカ旅行 その二。

オーランドからNYにひとっ飛びで3度目8年ぶりのNYです。
目的は同行のわが娘のリクエストで、「NYパレスホテル」の宿泊と美術館めぐり、それとかみさんの要望で「NYエンパイヤービル」の夜間訪問です。
かみさんとは個別にNYには来ていたのですが、親子三人連れは、初めてです。
5番街にあるこのパレスホテルは、少しだけ工事をしておりましたが、高級ホテルの風格と雰囲気はさすが~と思わせるものがありました。3泊しての美術館めぐりです。
初日は、映画の「ナイトミュージアム」で有名な「自然史博物館」のモアイ像前で記念写真を撮ったり「MOMA」で昼食をして沢山の有名絵画を堪能したり、翌日は、「ホイットニー美術館」でE・ホッパーの“ナイト・フォーク”を鑑賞して美味しい昼食を食べたり、その翌日は「セントラル・パーク」をのんびり散歩しながら「メトロポリタン美術館」でNYの目的の一つであった、サージェントの“マダムX”をじっくり鑑賞いたしました。それにつけてもこの絵画はとても魅了的です、しつこく見ていたので警備員ににらまれました。
それにしてもこの絵の前を通過する人がなんと多いことか、もったいないな~。私なんかこの絵を見にはるばる日本から来たのに・・・
「グウゲンハイム美術館」は、以前来た時は工事中でしたが今回は独特の構造がいかんなく発揮され、さすがF.ライト作でした。
ここのレストランも美味しかったです。
最終日は、かみさんリクエストの「エンパイヤービル」夜間訪問でした。
今回3度目のエンパイヤービル再訪でしたが、夜間は初めてでNYの街並みがとても綺麗でした。
娘に「ティファニー」本店で記念のプレゼント、前回も記念のプレゼントをしたのを覚えての事でした。記念がいつもあります。
娘と別れて、次は「初はハワイ」です。

NO.243 久々のアメリカ旅行 その一。

毎日酷暑の東京を離れ、少し早目の夏季休暇を取りました。
目的地は、フロリダのオーランド、そうディズニーワールドです。
娘がその日本館で働いている姿を一目見たい、の親心です。
8年ぶりのアメリカ訪問です。
事前に聞いてはいたのですが、広大な敷地にキングダムが数か所、その周辺に宿泊施設がまた数か所、テーマ別に景観が異なっています。私たちはそのうちの「フレンチ・クゥオーター」に宿泊いたしました。敷地内に川が流れており緑に囲まれたとても落ち着く環境でした。朝晩の散歩が実に気持ち良く、空気がとても美味しかったです。
ここは、東京ディズニーランド・ロサンゼルスのディズニーランドとも違った広大な一大リゾート施設です。各キングダム間を専用バスで移動します。4泊したのですが三か所のキングダムに行くのが精一杯でした。
目的の日本館は連日大賑わいです。
三越が経営している施設は、日本食中心の鉄板やすし等の飲食館と日本のお土産販売の物販館とで構成されており一日千人以上のお客さんで賑わっていました。
五重塔がひときわ目を引いておりました。
娘は飲食の案内や予約を浴衣や着物姿で生き生き、てきぱき行っていて、東京での仕事と違い人と接する仕事が性に合っているようで安心いたしました。
連夜の花火がとても綺麗で東京の隅田川花火の中止を補っても御釣りがくる思いでした。
あまりテーマパークの印象は残っておりませんですが、アニマル・キングダムのバスツアーが印象に残りました。
しかし日中は暑い・・・その分夜間は涼しくて気持ち良かったです。
次の訪問地は、NYです。

NO.242 軽井沢散策。

梅雨が明けたと思ったら、地域によっては、水不足だったり大雨が降ったりと落ち着かない日々が続いていますが、皆様はどの様にお過ごしですか。
先日の大雨で隅田川の花火大会は中止となりました。
折角この日の為にと浴衣を新調にしたのにずぶぬれと相成りました。(かみさんのお手製でした。)
今月初めに以前より宿泊したかった、軽井沢の“ザ・プリンス”に泊まり美術館めぐりに行ってきました。
お目当ては「軽井沢千住博美術館」です。
軽井沢千住博美術館は、世界で活躍する日本画家の「千住 博」さんの作品を美しい木々や草花とともに楽しめる美術館です。
パンフレットにもありますが、建築家の「西沢 立衛」さんによるやわらかなフォルムのガラスにより構成された光溢れる斬新な建築と、四季折々の表情を見せるカラーリーフガーデンが一体となり、森の中を散策するように作品を鑑賞できます。
建物と作品のコラボは、いままでの美術館とは明らかに違い、大変刺激を受けました。圧巻は、現在開催されている「Waterfall×Waterfall Exhibition」ですが、そのなかでも特に6月5日にオープンした「The Fall room」です。「地下宮殿」のイメージの空間に身置くと観る人がさまざまなイマジネーションを働かせ、想いを回らせ不思議に落ち着く場でした。
久しぶりに「セゾン現代美術館」に寄り、お気に入りの「ジャン・ティンゲリー」の動く彫刻「地獄の首都 No1]を鑑賞しました。
ここの庭園は、本当に私好みの場所です。いつ来ても清々しい気分に浸れます。
近くにある「せせらぎの道」もお勧めです。
帰りに「万平ホテル」のレストランでカレーライスを食べて満足の軽井沢でした。
次回はこの「万平ホテル」に宿泊しようと思います。

NO.241 17年ぶりの恩師との再会。

梅雨明けをしたせいか、ここ数日の猛暑には元々汗っかきの私としては、ハンドタオルが手放せません。
それにしても暑い!次から次ぎへと汗が噴出します、特に昼食時が最悪です。此処だけの話、先日ラーメンのスープに汗が・・・
ところで先日ひょんな事で、恩師のT先生から連絡があり、なんと17年ぶりに再会と相成りました。
私が中学3年時の担任の先生です。
私は中高とミッションスクールでしたので、当時先生はおよそ9歳違いのとても若い神父さんでした。(私どもが最初の担任でした。)
先生とは学校を離れて、スキーやハイキングに連れて行って頂いたり、我が家に料理を作りに来て頂いたりしました。
先生手作りの美味しいシチュウやスパゲッティーは今でも思い出に残っています。また母や妹とも大変親しくして頂きました。
結婚式は母校のお御堂で挙げましたが、その際は勿論先生にお願いいたしました。お金が無かったので大変小額で式を挙げて頂き今でも感謝しております。(教会が大変寒かったのも良い思いでです。)
当時から熱血漢の先生は、よく学校側と生徒第一の精神を貫き衝突?していた記憶があります。
現在は、関西の姉妹校に赴任され、理事長・学園長をされる傍ら、大阪私立中学校高等学校連合会の会長等を勤められ大変多忙な方のようです。
当日は、17年のブランクを全く感じさせない大変楽しく愉快なあっという間の数時間でした。
先生のあの頃の情熱と教育に対する姿勢は全く変わりがなかったのでホッと致しました。
立場が変わると人は、変わりがちですから・・・
少しふくよかに成ったかなー程度で、御多忙にも拘らず、本当にお元気で安心致しました。(ストレス発散がお上手のようです。)
次回お会いするのが、また17年後だとどちらかが天に召されるかもしれませんので、また時間が有るときにお声をお掛け下さいまし。
立場が違っても情熱と信念を持ち事に当たる事の大切さを改めて感じた大変貴重な時間でした。
出会いを作ってくれた親に感謝です。

NO.240 日光・千手ヶ浜・クリンソウ。

六月も下旬になったのに、なぜか暑かったり涼しかったりで、私は気分が今一パットしません。
気分転換にと日光に“クリンソウ”を観に行ってきました。
新聞やNHKでも紹介されたのですが、丁度今が見頃です。
日光には四季折々に行くのですが、タイミングが合わず、この可憐な花クリンソウを見る機会が今までありませんでした。
クリンソウの群生は、中禅寺湖西側の「千手ヶ浜」が特に有名です。
千手ヶ浜に行くには、赤沼車庫から“低公害バス”に乗って行きます。
平成5年春からその自然を守る為、一般車の乗り入れを禁止し、その代替交通手段としてこの低公害バスが運行されています。
私は、このバスに乗り「戦場ヶ原、小田代原」を通り「西ノ湖入口」で下車し軽くトレッキングと洒落込みました。
西ノ湖は、今までに何度も行っているのですが、今年の西ノ湖は水量が本当に少なくかなりみすぼらしい感じに思えました。
雨が少ないのか・・・今年の夏が心配です。
西ノ湖から千手ヶ原を通って千手ヶ浜へ。
千手ヶ浜周辺に近づくと、お目当てのクリンソウのピンクや白が目に飛び込んできました。
マスコミに紹介されたせいも有り、大変な人出でした。
特に中高年のカメラ小僧?が、クリンソウの周囲を右往左往して、あちらこちらで高価そうな一眼レフカメラのシャッターを押して「ハイチーズ」をしていました。
そういう私もTVと新聞で今が見頃のクリンソウを見に来たのですから、負けずに皆さんに混じって「ハイチーズ」をして参りました。
欲を言えば、もう少し人が少ないとゆっくり鑑賞できたのですがね~

NO.239 熊本・阿蘇・小田温泉。

6月に入り本格的な“梅雨入り”か、と思われたのに、ここ数日は晴天続きで私は、外出する事が多い日が続いたので日焼けしてしまいました。
先日熊本に用事があって行ってきたのですが、連日雨模様で梅雨だな~を実感してきました。
ついでに以前から訪ねてみたかった、阿蘇の“黒川温泉”へ行こうと計画したのですが、イメージとちょいと違っていたのでこの近くでまだマイナーな“小田温泉(おたおんせん)”に宿泊する事にいたしました。
熊本市内から「やまなみハイウエイ」経由で約62Kの小田温泉へ。
宿泊した、四季の里「はなむら」は約4000坪の敷地に16の離れ家が点在し、全室に檜作りの内風呂と露天風呂が付き、和室の客室は、専用の庭を望め、大変のんびりさせてくれます。
食事は各部屋ごとに、掘りごたつ形式の個室で美味しい食事を堪能させてもらいました。
もう一つ気に入ったのが、ロフト式の談話室です。
大きなソファーが二つある暖炉を囲み、備え付けのコーヒーを飲みながら持参の本でゆったりとした時間を過ごせました。
熊本一泊のプチ旅行でしたが、次回は小田温泉周辺をのんびり散策しようと思いました。
少し遠いのですが、私にとって良い“隠れが温泉”が見つかりました。
願わくばメジャーに成りすぎずに、このままでいてほしいものです。
決してお宿の営業マンではありませんので、お間違いなく・・・

NO.238 浅草「三社祭」。

このところ寒暖の差が激しく、体調が今一の私ですが、そんな事を言っていられない、地元浅草で一番活気がある「三社祭」が昨日行われました。
今年の「三社祭」は、天候に恵まれたせいか新聞によると、全国から担ぎ手が約1万集まり、祭り3日間で史上最大の187万人の人出だったそうです。
特に円安の影響か外国人が多かったようです。
私の住む浅草3丁目は、地元44町会の内西部地区に属し今年は、宮神輿三基の内の「三之宮」でした。
例年我が家にも大勢のお客さんが来られ一緒に祭りを楽しむのですが、今年は我が家の“祭り女”の長女がいないので少し寂しかったのですが、皆さん良く飲み・良く食べ・良く担ぎで皆さん怪我も無く、今年の我が家の三社を無事終了いたしました。
皆さん大変お疲れさまでした。
来年も宜しく!
平成26年度の浅草神社例大祭「三社祭」は、我が町会は「一之宮」です。

NO.237 山口・津和野の旅。

ゴールデン・ウイークも終わりましたが、皆様はどのようにお過ごしに成りましたか。
私は縁あって、山口に行って来ました。山口市内は、初めての訪問です、特に「瑠璃光寺の国宝 五重塔」は、高さが32M近くある割に安定感があり大変立派な五重塔でした。
当日宿泊した、湯田温泉の「松田屋ホテル」は、明治維新の志士たちが集い語り合った場所としても知られており、回遊式の日本庭園内には、1867年薩摩の西郷隆盛・大久保利通等が薩長同盟の協議に訪れた際、長州の木戸孝允・伊藤博文等と会見した「南州亭」が残されていました。また1860年に建造された「維新の湯」は、志士達が密談した際に、西郷・伊藤それに坂本龍馬が入浴したと言われています。ちなみに私も志士に成った気分で、この維新の湯に浸かりました。
宿の雰囲気も食事もなかなかで、仲居さんも良く気がきいていて、機会があればまた訪れたいお宿でした。
翌日は、およそ40年ぶりの津和野へ行きました。
たまたま連休中とあってSLの「C571山口号」が走行していてシャッターチャンスを逃すまいとSLマニアにまじりカメラの場所取りが結構大変でした。
「山陰の小京都」津和野は、歴史のまちと言われており、津和野藩の城下町として栄えたまちです。狭い町には、美術館も多く「芸術と掘割の路」を散歩するのがお決りのようです。また「森鴎外」が幼年期に過した為、旧宅や記念館もありすべて散歩コースになっていますが、少し物足りない私は、千本余りも連なる朱の鳥居を通り日本五大稲荷の一つ「太鼓谷稲成神社」から津和野のまちを一望できる「津和野城跡」まで軽い山登りを致しました。
また夜間に行われた「津和野夜神楽」も初めての経験でした。
90分間お囃子の音と舞いに、ただただ圧倒され、郷土芸能保存の大切さを感じた次第です。特に地元の若者達が頑張っていました。
翌日訪れた「杜塾美術館」は、津和野藩で百十数年経た庄屋屋敷を修復した小さなミュージアムでした。
画家の「中尾 彰と吉浦麻耶」両画伯の大作を含め多くの美しい作品を展示していました。開館後二十数年経つそうですが、弊社のピクチャーレールとハンガー(吊り金具)が当初から使用されていたようで、素朴な学芸員の方にこの出会いを大変感激されました。
額の裏方で確り働いているハンガーを、嫁がせたムスメを観る想いでした。
旅先での良い思い出の一つになりました。

日本のどこかで私達の製品がお役に立っているのですね。
嬉しい事です、大いに励みになります。
だからモノ作りは、止められません。

NO.236 写実絵画とホキ美術館。

4月に入り春めいた陽気になると思ったら、また冬に戻ったような天気が続いていますが皆さんは、体調を崩したりしていませんか
私は、冬服をクリーニングに出したばかりなのに又冬服を引っ張り出したりしています。
先日、天気が良い日に以前より行きたかった、「ホキ美術館」に行って来ました。
千葉市最大の公園である「昭和の森」に面した世界初の写実絵画専門美術館です。
建物自体も大変特長がありユニークです。自然光を取り入れた地上一階、地下二階の回廊型ギャラリーで先端30Mは宙に浮いています。揺れが気にならないように、制震構造に成っているそうです。
長い回廊の両脇に写実絵画が展示されています。
ここは、我々にはお馴染みのピクチャーレールを無くしまた天井に埋め込まれたLEDとハロゲンの照明などで絵画鑑賞に最高の設備を備えて2010年11月に開館した最新鋭の美術館です。ちなみに2011年の日本建築大賞や千葉県・市の都市文化賞も受賞しています。
最適な環境で写実絵画界の巨匠で人気作家の“森本草介”氏のコレクション32点を鑑賞できます。
それにしても森本画伯の女性像は、リアルで何ともいえぬ、色気がありますな~。
ほかには、“生島 浩”“島村信之”両画伯も私好みの作品でした。
最近の美術館の楽しみは、絵画鑑賞だけでなく館内にあるレストランでの食事も楽しめます。ご多分に漏れずこちらにもイタリアンレストラン「はなう」があり美味しいイタリアンカレーを頂きました。
普段あまり見る機会がない「写実絵画」ぜひ一度足をお運び下さい。
ホキ美術館のコマーシャルに成ってしまいましたが別に何も頂いてはおりませんので・・・

NO.235 京都の桜と老舗旅館の旅。

東京では桜も満開を過ぎて、雨が降れば花びらも落ち、葉桜も目立ち始めましたが、先週この時期を見計らい以前から計画していた、京都に花見に行ってきました。
京都はこの時期宿を取るのに苦労しますので前もって予約を入れておくのですが、桜の満開に当たるかは運次第です。
今年は、例年より早く咲いてくれたお陰で満開のタイミングに上手く合いました。
昨年は満開には少し早くて残念な思いをしましたが・・・
今までなぜか「東寺」と「醍醐寺」に行く機会がなかったので今回この二寺院に絞っての“お花見”です。
「東寺」は、“弘法大師空海”所縁の寺院ですが、広い境内には多くの国宝の御堂や国宝の五重塔が有り、堂内には、国宝・重文の仏像が安置されています。
境内は桜が満開で天気も良く絶好のお花見日和でした。
また「醍醐寺」もやはり真言宗の寺院で、広い境内には、多くの御堂が有り寺宝類の多くは国宝・重文の指定を受けているそうで平成六年にはユネスコの「世界文化遺産」に登録されました。
大変広い境内のあちこちで満開の桜を楽しむ多くの観光客で大賑わいでした。当然桜の下での宴会等はありませんので、ゆっくり桜を鑑賞できます。両寺院のお庭で桜を満喫いたしました。
今回の目玉は、京都でまだ宿泊した事がなかった老舗和風旅館の「柊屋」に泊まる事でした。
文豪 川端康成の定宿でもあり、玄関に入ると「来者如帰」の額がお出迎えしてくれます。
近代的なホテルにはない、くつろげる和室と女中さんの“おもてなし”や良質の京懐石料理などなど全てが期待通りでした。
全ての和風空間が、なぜか落ち着けるのです。
風呂上りの一保堂のおばん茶も普段頂くお茶と違う気がします。
暫くは和風旅館にはまりそうです、次回は「俵屋」かな。
桜は、満喫したので翌日は「京都国立博物館」で開催されている“狩野山楽・山雪”の特別展覧会に行きました。
徳川幕府絵師となり軽淡な画風の狩野家本流「江戸狩野」とは別に、狩野永徳の画風を受け継ぎ濃厚な画風の「京狩野」の山楽・山雪の見事な襖図や屏風図・絵巻を堪能して来ました。
京都は、何度行っても奥が深い、そして裏切らない何かを持っています。
還暦を越してから改めて日本の良さ・味わい方が以前より、すこ~し解かってきた様な気が致します。

NO.234 房総とお花見。

先日ポカポカ陽気に誘われて、久しぶりに房総へ美味しい魚介類とスイーツを食べに行って来ました。勿論房総の季節のフラワーもですが。
「アクアライン」が5月まで試験的に通行料を800円にするのも魅力です。ちなみに通常は3000円とか。往復6000円は、う~ん高い!
「海ほたる」も初めてです。少し駐車場まで渋滞はしましたが、程なく無事駐車出来、東京湾を一望、海風は少し強かったのですが気持よい一時でした。房総に渡ってからの路は、比較的空いており気持ちよいドライブができました。
途中「道の駅」で昼食をし、新鮮な魚を堪能しました。
またお目当ての“びわのパフエ”と“いちごのパフエ”は甲乙付け難く、5月までにもう一度再食を約し帰途に着きました。
我が家から思ったより短時間で行ける房総に暫くハマリソウデス。
昨日は、桜が満開との事だったので、花見客で混む上野公園や墨田公園を回避して地元浅草寺の「伝法院」の庭園に“プチお花見”と洒落て見ました。5月7日まで「浅草寺特別展示館・庭園」として普段は一般公開されていない伝法院のお庭と浅草寺の寺宝・大絵馬を見る事が出来ます。(入場料300円は、東日本大震災の義援金となります。)
この庭園は、寛永年間に幕府の作事奉行を務め、茶人としても有名な「小堀遠州」によって築庭されたと言われているそうです。(回遊式庭園で近年国の名勝に指定されています。)
庭園からは、桜越しに浅草寺の五重塔とスカイツリーが絶妙な景観を見せていました。
帰り道にある「千葉屋」の“大学いも”をお茶菓子に、散り行く桜を偲びました。
今週末に行く京都の桜は、まだ少し早いようですがこれも楽しみです。

NO.233 「かんだやぶそば」で思うこと。

三月に入って次第に厚着のコートからスプリングコートを羽織る程度の気持良い季節になりました。
花粉症の私としては、マスクと目薬が手放せない季節です。中国からの黄砂等の舞い散る季節でもあるのですが、梅や桃に続いていよいよ桜の季節でもあります。
今月末に京都に行くのですが、桜にはまだ早いかもしれませんね。宿の予約の関係で開花のタイミングが難しいです。
それでも、うららかな陽気は、なぜか心うきうきの気分に成ります。
ところで先日「かんだやぶそば」が火事になったニュースには、いささか惜しいお店がなくなり寂しさを覚えました。
日本蕎麦は、私の好きな食べ物のトップグループです。
創業130年の老舗であり、地元浅草生まれの“池波正太郎”さん曰く「東京が誇り得る数少ない名店の一つ」の蕎麦屋さんでした。
「藪蕎麦」は、「砂場」「更級」と並ぶ江戸三大そば店です。
「かんだやぶそば」「池之端藪蕎麦」「並木藪蕎麦」が藪蕎麦御三家と言われています。
私は子供の頃から、向島にある「お墓参り」の帰りには決って家族で「並木の藪蕎麦」に寄って“温かい天麩羅そば”を食べるのが、お決まりでした。満腹になって座敷でひっくり返り天井を仰いでいたのを良く覚えています。今ではチョット考えられないのですが・・・
勿論「かんだやぶそば」にも「池之端藪蕎麦」にも行くのですが、地元浅草の「並木藪蕎麦」が私にとってはヤッパシ一番かな。
お銚子一本、蕎麦味噌を肴にチビリチビリやってる内に、温かい天麩羅蕎麦の登場です。ふうふう言いながらつるつるすすって、のど越しの食感を楽しみつつ、そばつゆをすすって“あ~あ美味い”がいつものパターンです。途中ころあいを見計らって、“おねえさん”にかけそばを頼みます。
“天麩羅そば”と“かけそば”の出汁の違いを味わいつつ幸せの時間は、あっという間に終りです。ずうーと続いたら次回の楽しみがなくなります。コレでイイのです。
しかし気が付くと、昔から御帳場にドンと座っていた頑固な親父さんの掛け声も聞かれなくなり、そばつゆも昔から比べると随分薄口になりました。
そんな事を「かんだやぶそば」の火事のニュースを聞いて、色々思い出した次第です。
私もそれだけ年を重ねてきたと言う事ですね。
今日の帰りにちょいと寄り道して、並木に行くとしましょう。

NO.232 “横浜 ブラス・ジャンボリー”

花粉の季節です。花粉症の私は、このところ花粉が舞う日々の為か目が痒かったり鼻がむずむずの日々が続いています。
今年は花粉の量が多いそうですが、その割には、まだ大した事はないようです。
先週末、横浜港大さん橋の国際旅客ターミナル「大さん橋ホール」で開催された“みんなで楽しむ大合奏 ブラス・ジャンボリー 2013”に行って来ました。
当日楽譜が渡され、一度のリハーサルだけの、ほぼぶっつけ本番の大合奏会で総勢なんと600名のプレイヤーによる一大イベントでした。
私の奥さんがアルトサックスで長女がフルートでの参加でした。
中心は、ブラスサウンドですが打楽器も加わり今まで経験した事のない大音量・大迫力でした。
合奏指導・指揮の曽我 大介氏とゲストの俳優 斉藤 暁さんのトークも面白く楽しい大合奏会でした。
特に「ラデツキー行進曲」は圧巻で、終了後も余韻が残り口ずさんでおりました。
お疲れさんの夕食は、中華街の「HEICHINROU」で中華料理を美味しく頂きました。
一度泊まって見たかったので、宿は、「ホテル ニューグランド」にしました。宿泊は、新館の高層階で見晴らしは良かったです。
本館の階段付近では数組が、結婚式の記念写真を撮っていました。
先日行った箱根「富士屋ホテル」などのクラッシックなホテルは、重厚な雰囲気がなんとも堪りませんね~。
翌朝は、港の見える丘公園や元町付近を散策してお昼にホテルでアフタヌーンティーを頂いて帰宅しました。
東京から近くて異国情緒にもチョビット浸れ、本場の中華料理も食べられ、その上軽く買い物も出来る「横浜」には、これからもチョクチョク出かけそうな気がして来ました。

NO.231 リクルートと江副氏と私。

2月に入り寒さが一段と厳しくなりました。
雪が降った日には雪に弱い東京では、交通が大幅に乱れ通勤時には混乱をきたしています。
雪の日、皆様は無事会社や自宅に着かれましたか。
私は幸い何の支障もなく過せました。
先週、リクルート社の創業者であった江副浩正氏の訃報が伝えられました。
私が学生の時には江副さんは、風雲児と呼ばれた起業家であり、リクルート社は、今で言うベンチャー企業の雄でした。
私は、就職時に試しにとクラスメート十人ほどで、リクルート社を受けた事が有りました。
当時は、話題の会社だったので就職希望者で溢れかえり、新橋にあった本社の就職試験会場は、午前と午後の部で数日の筆記テストを行っていました。この中で何人が入社出来るのかと目を疑いました。
最終的に人事面接までたどり着いたのは私ともう1人の二名のみでした。
数日後に人事面接を受け、面接終了時に2~3名だけが声をかけられ、別室に通され、驚く事にそのまま役員面接となりました。
実はその日別の会社の筆記試験日であり、その事は人事の方に伝えてあったのですが、有無を言わせぬ雰囲気でそのまま1人づつ名前を呼ばれエレベーターで最上階の役員フロアに通されました。
エレベーターのドアが開くと薄明かりに役員と思しき5~6名が腰掛けており中央に社長の江副さんが座っていました。
役員から2~3質問され最後に江副さんから、自分が経験した人とのかかわりについて質問されたのですが、結局江副さんとは意見が合わず、最後に一言“そんな人は、僕は信じられない”で面接は終了いたしました。
結局私は落とされ、友人のみが採用されました。
昭和63年にリクルート事件が発覚し、江副さんは贈賄容疑で逮捕されました。翌年昭和から平成に変わり、バブルがはじけて〈失われた20年〉に入って行きました。
事件が公になった後、リクルートにまだ在籍していた友人から、“江副さんは、本当はオマエみたいに自分の意見を平気で言う奴が好きだったんだよ、入社していたら気に入られて未公開株の運び屋になって事件に巻き込まれたかも知れなかったよ、良かったな。”と言われたのを今でも良く覚えています。
人生とは本当に解からないものです。リクルートに入社したり、他の業界に行ったりしたら、きっとアルティマを創業したりせず、かなり違った人生を歩んだかもしれません。
結果として私は、江副さんのおかげで良い選択をしたのかも知れません。
人生って解からないものですね。

NO.230 箱根・強羅のんびり旅。

1月も下旬になり今日の東京は、ポカポカ陽気です。
我が家の長女が約5年お世話になった会社を退職する事になったので、この際にと一度も利用しなかった箱根強羅にある会社の保養所に出かけました。宿泊費も安く温泉も楽しめました。
箱根は東京からも近く、我が家はたびたび出かけて行くのですが、家族が勤めている会社の保養所を利用させて貰うのは、初めてです。
当日は、久しぶりに「箱根・彫刻の森美術館」へも行きました。子供が小学校の頃は、何度も行っていたのですが本当に久々の再訪です。開催中の【井浦 新】展を見たり、「ピカソ館」や近・現代を代表する彫刻家の名作を庭園を巡りながらのんびり鑑賞いたしました。
「箱根ラリック美術館」では、弊社の手摺用ワイヤー「ワイヤー・テンド」が使われているので、職業がら“たわみ”等を確認して来ました。勿論“ルネ・ラリック”のガラス工芸作品は、何時見ても素晴らしいの一言です。
昼食は、美術館内にある“LYS”で旬の食材の持ち味を生かしたフレンチ料理を頂きました。このお店は何度も利用させて頂いていますが、お勧めです。
翌日は、「ポーラ美術館」でモネを中心とした「美へのまなざし展」を鑑賞致しました。印象派の作品は、なぜか心が安らぎます。
昼食は、事前に予約を入れておいた、宮ノ下にある「富士屋ホテル」内にある昭和5年に建てられた、メインダイニングルーム〈ザ・フジヤ〉で伝統のカレーを頂きました。社寺建築を思わせるこの部屋は、高山植物や花鳥が描かれた見ごたえがある格天井と彫刻が見事です。流石にサービスは、行き届いていました。
箱根は、四季折々色々な顔をもち飽きる事が有りません。
次回は、梅や桜の頃にまた訪問しようと思います。
再訪の際に、長女がいないのが、ちょっぴり寂しいのですが・・

NO.229 チャールズ&レイ・イームズ展。

先日まで新宿の「リビングデザインセンターOZONE」で開催されていた、チャールズ&レイ・イームズ展に行って来ました。
家具がお好きな方なら、ハーマンミラー社のラウンジチェアや成型合板の椅子のデザインをしたデザイナーとしてイームズの名前は知っていらっしゃると思います。
家具好きの私は、今から37年ほど前にハーマンミラーの家具を扱っていた「モダンファニチャーセールス社」に約3年ほど勤めていた事も有り、当時からイームズ大好き青年でした。
この展示会では、イームズ夫妻のデザイン哲学のエッセンスを改めて知る事が出来、大変興味深い催しでした。
有名な家具や建築・写真や映画、おもちゃづくり・展示デザインなどさまざまな分野にわたってふたりの哲学が貫かれています。
私個人的には日常何気に使用している成型合板の椅子の技術は、現代の家具デザインの基礎と成ったと言われています。
この「イームズプライウッドチェア」は、米「Time」誌より「20世紀最高のデザイン」と称されています。
また映画として「パワーオブテン」やコダックのインスタントカメラのカタログや広告等のグラフィックデザインの展示も懐かしかったです。
イームズとハーマンミラー社の哲学は、30数年後に現在弊社で提案しています室内緑化の「リーフラックス」にも強く影響しています。
このようにして時代を超えて彼らの哲学は、色々な分野で影響を及ぼし続けています。
イームズの「真剣に楽しむ、真剣に遊ぶ」と言う言葉が印象的でした。
やっぱりイームズ好きだな~。

NO.228 新年に想う事。

昨日より弊社も仕事始めとなりました。
昨年・一昨年と海外での正月を経験して来ましたが、やっぱり日本の正月は良いものですね~。
私が住む浅草で参賀日は、観音様(浅草寺)へのお参りが大変混み合いますので、日をずらして私は昨日7日の朝にお参りして来ました。(毎朝駅までの散歩を兼ねたお参りで初詣ではないのですが・・・)
私のお正月は、昨年春に泊まって居心地の良さにお気に入りとなった「裏磐梯高原ホテル」で、のんびり温泉に浸かったりXCスキーをしたり、美味しい日本食を頂いたり、のんびり談話室で読書をしたりしての日々を過させてもらいました。
例年に比べて今年の裏磐梯は大変寒く、そのせいなのか雪も多くて夜間は、一晩中小雪がちらつきその上強風で雪が空高く舞っておりました。
それでも日中は、好天に恵まれてXCスキー(最近はネイチャースキーとも呼ぶそうですが。)日和で連日思う存分楽しめました。
ホテルの温泉にも幾度となくのんびり浸かり、“あ~あ 日本人で良かったな~”を連発いたしました。
こちらの夕食は日本食か洋食かを選べるのですが、前回大変美味しかったので迷わず日本食に致しました。朝食は自家製の焼きたてのパンがありつける、洋食です。
正月のわりには、高速も大して混んでいなかったので、往復ともスムーズなドライブでした。
今年もどんな出会いがあり、どのような出来事があるのか楽しみです。
決して楽しい事ばかりではないと思いますが、今年も少しでも世の中のお役に立てるように、私らしく前向きに誠意を持って事に当たろうと思います。

と言う事で、本年も宜しくお願い致します。