NO.255 アウトドアと美術鑑賞。

一月もあっという間に月末に成ってしまいました。
まだ朝晩の寒さは、身に沁みますが暦の上では、着実に春に近づいているようです。
今月は、今年初めてのXCスキーを楽しむ為、おなじみ日光の光徳に行ってきました。長年クロカンスキーをしていて今回初めて雪をかき分けて飛び跳ねて進む牡鹿をほんの10Mぐらいの所から目撃いたしました。本当に飛び跳ねるのですね。もっとも歩いて進めませんからね・・・
正味2時間あまりのXCスキーですが、コースの途中では、いつものごとくリンゴを丸かじりしたり、光徳沼付近で持参のカップ麺を食べたり、光徳牧場の売店でホットミルクを飲んで体を内側から温めたりして約5~6キロのXC無事終了です。
終了後、中禅寺金谷ホテルで100年カレーを食べ、ついでに温泉に浸かり、幸せを感じての盛りだくさんの一日でした。
今月はまた「江戸東京博物館」で開催中の“大浮世絵”展や「東京国立博物館 平成館」で開催されている「クリーブランド美術館」展 (名画でたどる日本の美)を鑑賞してきました。前者は、広重・北斎・歌麿・写楽等よく知る浮世絵師の著名な作のオンパレードでした。
また後者は、平安から明治に至る日本絵画約40件がお里帰りして目を楽しませてくれました。特に曽我蕭白や雪村周継の絵画は、素晴らしかったです。
ボストン美術館に行った際に感じたのですが、意外と海外美術館所蔵の有名な日本美術作品に会う機会は、ないですね。展示されてなかったり他の美術館に貸し出されていたり修復中だったりするので、お目当ての作品に出合えず、がっかりすることがあります。
6月に「世田谷美術館」で開催される予定の“ボストン美術館 ジャポニズム展”では「モネのラ・ジャポネーズ」や広重・歌麿の浮世絵が展示されるようですが、ボストン美術館ではどれも展示されていませんでした。おかしなことです。
私の日ごろの行いが悪いからなのでしょうかね・・・