NO.229 チャールズ&レイ・イームズ展。

先日まで新宿の「リビングデザインセンターOZONE」で開催されていた、チャールズ&レイ・イームズ展に行って来ました。
家具がお好きな方なら、ハーマンミラー社のラウンジチェアや成型合板の椅子のデザインをしたデザイナーとしてイームズの名前は知っていらっしゃると思います。
家具好きの私は、今から37年ほど前にハーマンミラーの家具を扱っていた「モダンファニチャーセールス社」に約3年ほど勤めていた事も有り、当時からイームズ大好き青年でした。
この展示会では、イームズ夫妻のデザイン哲学のエッセンスを改めて知る事が出来、大変興味深い催しでした。
有名な家具や建築・写真や映画、おもちゃづくり・展示デザインなどさまざまな分野にわたってふたりの哲学が貫かれています。
私個人的には日常何気に使用している成型合板の椅子の技術は、現代の家具デザインの基礎と成ったと言われています。
この「イームズプライウッドチェア」は、米「Time」誌より「20世紀最高のデザイン」と称されています。
また映画として「パワーオブテン」やコダックのインスタントカメラのカタログや広告等のグラフィックデザインの展示も懐かしかったです。
イームズとハーマンミラー社の哲学は、30数年後に現在弊社で提案しています室内緑化の「リーフラックス」にも強く影響しています。
このようにして時代を超えて彼らの哲学は、色々な分野で影響を及ぼし続けています。
イームズの「真剣に楽しむ、真剣に遊ぶ」と言う言葉が印象的でした。
やっぱりイームズ好きだな~。