NO.205 浅草三社祭「船渡御」

ここ数日天気も気まぐれで、雨が降ったり晴れたりの日々が続きますが皆様体調管理は万全でしょうか。
私は杉の花粉症で毎年この時期に成るとマスクが手放せん。
そんな時期に私が住んでいる地元浅草で昨日18日に、54年ぶりの「船渡御」が行われました。
ガイドブックに依ると、例年五月に行われる「三社祭」は、正和元年(1312年)に三社の神話に基づき行われた「舟祭」がその起源と言われており、今年平成24年は、三社祭斎行七百年という記念すべき年で、これを慶賀して「舟祭」を「船渡御」として54年ぶりに再現・斎行する運びとなったそうです。
これに先立ち前日の17日に浅草寺本尊示現会の行事として古式に則り浅草神社の本社神輿三体を浅草寺本堂内にお上げし(堂上げ)一夜奉安しました。三体の御神体はご本尊の御前で一晩お宿まりし、翌日浅草神社宮司が祝詞し、浅草寺一山式衆読経の後、本堂より「堂下げ」した後に神輿三体を船に乗せ隅田川を進む「船渡御」と成りました。昨日は東京都の無形文化財にもなっている「びんざさら舞」や「金龍の舞」・「白鷺の舞」・「宝の舞」などの舞のオンパレードでした。小雨がぱらつく天気でしたが、浅草界隈は終日賑わいを見せておりました。
昨年震災の為「三社祭」は自粛し開催されませんでしたが、今年の五月の「三社祭」は、勿論開催されます。
日本を元気にすべく、皆様ぜひこぞって浅草においで下さい。
久しぶりの祭り、今から楽しみです。
還暦を過ぎたこの身で「宮神輿」を担げる体力は・・・